『結婚新生活支援事業』ってどんな制度なの？？

ＴｗｉｔｔｅｒなどのＳＮＳで『６０万円補助』『結婚新生活　補助金』がトレンドワードにもなった『結婚新生活支援事業』。
内閣府によると、この『結婚新生活支援事業』は実は平成３０年から地域少子化対策重点推進交付金の一事業として実施していたんだとか！！
『結婚新生活支援事業』の内容が拡大されたことによって、最近耳にすることが増え再注目されるようになりましたが、すでに入籍している人の中には『え、そんな制度あったの！？』『全然知らなかった！！』という人が圧倒的に多いようです。

『結婚新生活支援事業』というのは、入籍して新生活を始めるにあたって発生する費用を最大６０万円まで補助するという制度のこと。
これまでは年齢３４歳以下、世帯年収が４８０万円未満の世帯に最大３０万円補助するという内容でしたが、２０２１年からは年齢３９歳まで、世帯年収５４０万円未満の新婚さんに最大６０万円まで補助することに変更になりました。
これまでの倍のあたる６０万円という金額。
『やったー！！』と思う人も多いはずですが、実は全員が貰えるわけではないみたい・・・。
どんな人がこの『結婚新生活支援事業』を受け取れるのかは、次の項目でお伝えしていきますね♪

最大６０万円の補助を受けるには次の条件があります。自分たちがその条件に当てはまるかチェックしてみてくださいね＊
・『結婚新生活支援事業』を実施している市区町村に住んでいるか。
・対象となる市区町村が定めている期間中に婚姻届を出したか。
・婚姻日における年齢が、夫婦とも３９歳以下あるか。
・世帯年収が５４０万円未満であるか。
全員が貰えるというわけではないので、確かな情報を得るためにもまずはお住まいの市町村のホームページを確認するようにしたほうがいいかもしれませんね＊

実はもらえるかどうかはどこに住んでいるかによるみたい。内閣府の発表によると、全国の市区町村のうち実施しているのはたった２８１市町村だけなんだとか・・・。というのも、国が全額負担すると思いきや、自治体も費用の半分を負担しなければいけないことから実施しない市町村のほうが多いよう。
『結婚新生活支援事業』がある市町村は次の項目でまとめましたので、あてはまるかどうかチェックしてみてくださいね＊

では、さっそく現時点（平成３０年度版の資料）で実施している市町村一覧を見ていきましょう＊*あなたが住んでいる市町村はどうか確認してみてくださいね！！
■北海道
夕張市 三笠市 深川市 石狩市 今金町 真狩村 神恵内村 妹背牛町 秩父別町 雨竜町
北竜町 沼田町 当麻町 愛別町 天塩町 幌延町 西興部村 厚真町 むかわ町 音更町
■青森県
板柳町
■岩手県
宮古市 一関市 釜石市 八幡平市 矢巾町 金ヶ崎町 平泉町 大槌町 山田町 軽米町
宮城県 気仙沼市 東松島市 涌谷町
■秋田県
大館市 湯沢市 上小阿仁村 八峰町 五城目町
■山形県
寒河江市 上山市 長井市 天童市 尾花沢市 中山町 西川町 大江町 真室川町 小国町
白鷹町 飯豊町 内町
■福島県
いわき市 須賀川市 相馬市 二本松市 田村市 本宮市 国見町 川俣町 大玉村 只見町
南会津町 泉崎村 中島村 棚倉町 三春町 楢葉町 飯館村
■茨城県
水戸市 日立市 土浦市 常陸太田市 高萩市 那珂市 坂東市 行方市 鉾田市 つくばみらい市 大洗町 城里町 大子町 境町
■栃木県
栃木市 鹿沼市 日光市 小山市 大田原市 益子町 那珂川町
■群馬県
沼田市 安中市 下仁田町 甘楽町 中之条町 みなかみ町
■埼玉県
鴻巣市 幸手市 吉見町 鳩山町 美里町
■千葉県
千葉市 銚子市 野田市 佐倉市 山武市 いすみ市 栄町 横芝光町 長生村 白子町
■東京都
なし
■神奈川県
湯河原町 愛川町 清川村
■新潟県
新潟市 十日町市 佐渡市
■富山県
小矢部市 射水市 入善町
■石川県
七尾市 小松市 羽咋市 津幡町 内灘町 中能登町
■福井県
なし
■山梨県
韮崎市
■長野県
上田市 岡谷市 諏訪市 須坂市 東御市 小海町 立科町 下諏訪町 飯島町 松川町
高森町 喬木村 木祖村 池田町 松川村 坂城町 高山村 信濃町 小川村
■岐阜県
中津川市 美濃市 山県市 本巣市 海津市 神戸町
■静岡県
静岡市 島田市 焼津市 藤枝市 下田市 御前崎市 牧之原市 東伊豆町 小山町 吉田町
■愛知県
弥富市
■三重県
熊野市 いなべ市 紀北町 紀宝町
■滋賀県
彦根市 草津市 湖南市 高島市 豊郷町
■京都府
南山城村
■大阪府
枚方市 泉佐野市 寝屋川市 和泉市 藤井寺市 岬町 太子町
■兵庫県
神戸市 三木市 高砂市 川西市 養父市 加東市 稲美町 佐用町
■奈良県
五條市 下市町 川上村
■和歌山県
和歌山市 紀の川市 由良町
■鳥取県
北栄町
■島根県
飯南町 川本町 吉賀町
■岡山県
井原市 真庭市 和気町 矢掛町
■広島県
尾道市
■山口県
長門市 美祢市 平生町
■徳島県
美馬市
■香川県
善通寺市 観音寺市 琴平町
■愛媛県
八幡浜市 大洲市 上島町 久万高原町 愛南町
■高知県
室戸市 安芸市 南国市 香南市 香美市 奈半利町 田野町 佐川町 日高村 津野町
■福岡県
うきは市 嘉麻市 朝倉市 岡垣町 遠賀町 鞍手町 糸田町 川崎町 大任町 吉富町
■佐賀県
基山町
■長崎県
佐世保市 東彼杵町 川棚町 波佐見町
■熊本県
荒尾市 玉名市 玉東町 高森町 水上村
■大分県
日田市 竹田市 豊後高田市 宇佐市 九重町 玖珠町
■宮崎県
綾町
■鹿児島県
垂水市 薩摩川内市 いちき串木野市 姶良市 東串良町 瀬戸内町
■沖縄県
南城市 恩納村

以上、今話題の『結婚新生活支援事業』についてご紹介してきました＊平成３０年度版の資料しかまだ発表されていないので、まずは自分の住んでいる市町村に『結婚新生活支援事業』を実施しているか確認したほうが確実かもしれません。
コロナの影響で収入が減ったり、経済的に心配があったりするとどうしても結婚を踏みとどまってしまうもの。『結婚新生活支援事業』は結婚への一歩にもなるかもしれないので、自分たちが当てはまるのかどうかお住まいの地域を是非チェックしてみてくださいね♡