釣書とは??
釣書はお見合いなどの縁談があった場合に、お互いを知るために書くプロフィールのようなものです。
相手のバックグラウンドが見えるため、信頼と安心感を持つことができますね。
内容には会ってもらえないこともあります。
釣書の捉え方は様々*
釣書を用意する家庭は少なくなってきましたが、地域によっては多い場合もあります。
■縁談による結婚
縁談による結婚の場合に釣書を用意することが多いため、抵抗のある人は少ないです。
お互いに何も知らずに会うより、プロフィールを知ってから会う方が話しやすい、理解が深まるなどプラスの面が大きいです*
■恋愛結婚
恋愛結婚の場合は基本的に必要ありません。
しかし、必要とする家庭もあります。
この場合は、必要とする家庭に合わせることが一般的ですが、恋愛結婚なのに釣書を用意するなんて不快だと感じる人もいます。
両家でのすり合わせが必要です。
釣書の正しい書き方*
■用意するもの
用紙(上質紙か和紙の無地がおすすめ)
封筒(白無地)・・・封筒は釣書を入れる用と釣書を入れた封筒を入れる用の2枚を用意する必要があります。
筆ペン・・・ボールペンでもOKですが、筆ペンが好印象です*
■手書きかPCか
上記で筆ペンと記していますが、最近は手軽さや字の見やすさからPCで用意するケースも増えています。
しかし、相手方が手書きの場合がありますから、相談すると良いでしょう。
PCで書く場合は明朝体にして、A4またはB5で印刷しましょう。
■書く内容
書く内容はシンプルにするパターンと詳細を書くパターンとあります。
〈シンプルにするパターン〉
・氏名
・生年月日
・住所
・現在の仕事
・趣味
恋愛結婚で釣書が必要な場合はこのようなシンプルなものが多いです。
趣味はなくても構いませんが、書いておくと挨拶に行く際に会話が弾みます◎
〈詳細を書くパターン〉
・氏名
・生年月日
・住所
・学歴
・職歴
・現在の勤務先
・資格や趣味
・宗教(あれば)
・病歴(あれば)
宗教や病歴は必ず必要ではありませんが、伝えておくのがマナーです。
また借金などがある場合も、口頭で良いので伝えるようにしましょう。
家族書が必要な場合も*
家族書は顔合わせをする場合に、お互いの紹介を兼ねて用意することが多いです。
最近はこの家族書に変わって「顔合わせのしおり」を用意する新郎新婦が増えています。
書く内容は、氏名・住所・勤務先とシンプルでOKです◎
学歴などを書く人もいますが、基本的には不要です。
また、親族書を用意する場合は、祖父母、兄妹、伯父や叔母などの3親等まで氏名と住所を記載します。
釣書のマナー*
書き方のマナーとして大切なのは、書く内容、書き方などを両家で擦り合わせておくことです。
情報量が違えばどちらかが不快な思いをするかもしれません。
お互いが同じような釣書を用意できるように話し合っておきましょう。
家族書や親族書も同様にどこまでの情報を乗せるのか話し合っておくと良いでしょう。
また、書き損じた場合は一から書き直すようにしましょう。
縦書きで書くのがマナーです。
封筒の書き方*
釣書は3つ折りにして、封筒に入れます。
表書きは「釣書」でOK。
のり付けはしないようにしましょう。
ここまでできたら、もうひと回り大きい封筒に入れます。
これは汚れないようにするためです。
この封筒には表書きは必要ありません。
釣書はいつ渡す??
縁談の場合、仲人や世話人に渡すのが一般的です。
恋愛結婚の場合は、挨拶に伺った際に渡すことが多いです。
また家族書や親族書はその場で渡すのではなく、結納を行うときに渡すのが一般的です。
結納をしない場合は顔合わせの際に渡しましょう。
おわりに*
釣書を用意することが少なくなってきていますが、相手を知るのにとても便利なものです。
会話の取っ掛かりにもなるので、挨拶に行く際や顔合わせの際には良い話のネタになるでしょう。
しかし釣書の捉え方は家庭によって様々であることを念頭においておきましょう。
特に恋愛結婚の場合は、相手が不快に思わないように言葉を選ぶようにしましょう。
また釣書を用意する場合は、情報量を同じにすることがとても大切です。
手書きかPCかということも両家で揃えておくと良いですね。
参考になれば幸いです・・・♡
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