挨拶回りの有無について
■両家で確認を取り、話し合うこと
挨拶回りが必要かどうかを確認しましょう。
両家ともに必要ないということもあるかもしれません。また上司を呼ばず、親しい友人だけを招待する小さい結婚式であれば、挨拶回りをしない場合もあるようです。二人の意向も含め、よく話し合って決めましょう。
■挨拶回りをしない場合に
挨拶回りをしない場合、新郎新婦さんで確認しておくべきことがあります。
それは受付やスピーチ、主賓や乾杯をしてくれた方々への挨拶も必要がないのか、ということです。挨拶回りをしない場合でも、主賓や乾杯だけには挨拶をする、何か役割をしてくれた人には挨拶をするなど、限定して挨拶回りをすることも多いようです。
挨拶回りのタイミングや順番について
■挨拶回りのタイミング
タイミングや地域柄、会場によって対応が変わります。
食事中に立ち上がることがNGとなっていることもありますし、地域柄挨拶回りのタイミングが決まっていることもあります。タイミングはプランナーや当日のスタッフに確認するようにしましょう。
ほとんどの場合は、中座の時間や歓談中に回ることが多いです。またプランナーやスタッフから「挨拶回りにどうぞ」と指示が入ることが多いので、それに従うようにしましょう。
■順番について
マナーとして気をつけたいのが、挨拶回りの順番です。
両親が2人で一緒に回るのが基本となります。自分側のゲストのみ挨拶をするのか、相手方のゲストの方にも挨拶に行くのかは事前に両家で話し合っておく必要があります。自分側のゲストから回るのが基本で、主賓→同僚や友人の順に回ります。相手方に挨拶をする場合も同じですが、最後に親族にも挨拶に行きましょう。ゲストの人数が多い場合や、挨拶に回る時間がない場合は、主賓のに挨拶をするなどして〈必ず挨拶に行く人〉を決めておくと良いでしょう。
■お酌は必要??
挨拶回りはお酌とセットになっていることが多いですよね。
しかしこれもマナーではなく、ただ交流を深めるためにやっていることが多いです。またゲストによってはお酌を必要としない人もいるため、無理に勧めないようにしましょう。基本的にお酒は式場のスタッフがサーブするため、そこまで考える必要はありません。地域によって、「お酌は当たり前」としているところと「お酌は非常識」としているところもあるので、前もって両家で確認をしておくとトラブルがないでしょう。
挨拶の際の言葉がけ
挨拶回りの際の言葉がけはどうするのが良いのか悩む親御さんは多いはず。
事前に子どもからゲストとの関係性を聞いておき、席次表でも確認をしておくと良いでしょう。
■上司への言葉がけ
「〇〇の父でございます。いつもお世話になっております。本日はご列席ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。」
■友人、同僚への言葉がけ
「〇〇の父です。今日は来てくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」
挨拶はシンプルでOKです*プラス一言付け加れば、より良いでしょう*
挨拶回りをどうするか悩んだときは・・・
親にとって初めての結婚式となると、挨拶回りについて分からないことが多いと思います。そんな時は、相談をしましょう。
・式場スタッフに相談する
・相手の両親に相談する
・子どもに相談する
式場スタッフは多くの親御さんを見てきていますし、一般的なマナーも心得ています。マナー違反になること、一般的な親御さんの動きについて相談すると良いでしょう。また、地域柄でマナーが異なる場合もあります。
両家でどのような挨拶回りをするのか確認しておくことも大切です。どちらも、ご両親が直接確認しても結構ですが、子どもに聞いてもOKです。また子どもにも誰に挨拶すべきなのか、どのような関係の人が来るのかを確認しておきましょう。顔なじみのあるゲストがいる場合、昔のエピソードを一つ用意しておくと、話が弾みますよ◎
おわりに*
挨拶回りは一般的に行うことが多いですが、必須ではありません。
また大人数の結婚式となると、全員回るのは難しくなります。誰に挨拶するのか、どのように挨拶していくのか、両親や両家でよく話し合っておきましょう*慣れないこともあると思いますが、スタッフもサポートしてくれるので、困ったときはすぐに聞いてくださいね。参考になれば幸いです・・・*
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