「結婚式の準備、すっごく楽しみ!」そんなワクワクいっぱいの毎日を過ごしているプレ花嫁さんも多いと思います*でも、誰だって思ってもみないことが起こるもの!体調のこと、家族の事情、お仕事の都合、天候や災害…。「延期」や「キャンセル」なんて言葉自体、できれば聞きたくないですが、そうせざる得ないときもあるかもしれません…。いざという時にどう対応したらいいかを知っているかどうかで、心の余裕がぜんぜん違ってくるんです!そこで今回の記事では、「キャンセルや延期なんて関係ない!」という人にも、知っておくと安心できる基本ポイントを解説していきます**
まず知っておこう!「延期」と「キャンセル」は全然ちがうもの
よく混同されがちな「延期」と「キャンセル」。
この2つって、実は意味も契約上の扱いも全然違うんです!
■延期ってなに?
結婚式を別の日に変更して開催すること*
つまり、“会場との契約自体は続行していて、日程をずらすだけ”というものなんです。
ただ、ここで注意したいのは「延期=無料ではない」ということ。
たくさんの式場では、日程変更のタイミングによって延期料が発生することが…。
挙式予定日が近い場合や繁忙期は、追加費用が発生するケースがほとんど。
提携している衣装や装花、写真業者なども同じようにスケジュールを押さえているので、それぞれにキャンセル・変更料が発生することも。
■キャンセルってなに?
結婚式自体を取りやめること*
つまり“契約を解除する行為”ということです。
この場合は、「契約書に記載されたキャンセル規定」に沿って、キャンセル料が発生してきます。
キャンセル料はその会場や契約時期によって違ってきますが、大体次のとおりが多いみたい!
契約〜半年以上前:10〜20%
半年前〜3ヶ月前:30〜50%
1ヶ月以内:70〜100%
日程が近づくにつれて高額になるのが一般的!
契約書をチェック!絶対に確認しておきたいポイント
結婚式場を決めたときに交わす申込書や契約書って、正直ちょっと読みにくいもの…。
でも、トラブルを防ぐために大事なことが、たくさん書かれているんです!
ここでは、チェックしておくべきポイントを簡単にまとめてみました**
■キャンセル料の発生タイミング
キャンセル料の規定については、実は式場ごとに基準日や割合がバラバラなんです!
基本的には、申込金を払った日からキャンセル料のカウントが始まるみたい。
たとえば、
契約日から半年以上前なら10%程度、3ヶ月前で30〜50%、1ヶ月を切ると70〜100%など。
結婚式に向けての準備が進むほどキャンセル料は高くなる仕組みになっています*
キャンセルをする・しないに関わらず、契約書の「キャンセル規定」のところは線を引いておくと良いかも◎!
■延期扱いの期限
「キャンセルではなく延期ならOK」と言われていても、どのくらい先まで延期できるのかは契約によって違ってくるもの。
一般的には「3ヶ月以内」「6ヶ月以内」など、事前に新しい日程を決めることが条件になっていることがほとんど。その時期を過ぎてしまうと、キャンセル扱いになってしまうこともあるので注意が必要です*
延期扱いになってしまう期間や条件、手数料を、事前にプランナーに確認しておくと良いかも◎!延期理由によっては柔軟に対応してもらえることもあるので、早めに相談しておいてくださいね♪
■自然災害などによる中止の扱い
地震や台風、感染症など、自分たちの意思ではどうにもできない事情で結婚式を中止せざるを得ない場合。
このときにどう対応されるかも契約書にしっかり明記されているので、チェックしておきましょう!
「自然災害時は日程変更を無料で対応」や「主催者側の判断で中止になった場合は全額返金」など、式場によって対応は違ってくるので、まずは内容を確認することが大事◎
■提携業者の契約条件
意外と見落としがちなのが、衣装やヘアメイク、カメラマンなどの提携業者!
こうしたものって式場のプランに含まれているように見えて、実は別契約扱いになっているケースもあるんです。
それぞれの提携会社には、独自の契約やルールが設定されていることもあるので、式場だけでなく提携業者すべての契約内容を確認しておくと◎
ゲストへの対応も大切!失礼のない基本マナー
延期やキャンセルが決まったとき、次に大切なのがゲストへの連絡!ここでの対応が、今後の人間関係にも関わってくることがあるので、マナーを守って対応するようにしましょう*
■延期する場合
新しい日程が決まり次第、できるだけ早く連絡をするようにしましょう。ゲスト数が多いとSNSなどでまとめて報告してしまいたくなりますが、できるだけ個別に連絡するようにしてくださいね*
すでに招待状を送っている場合は、「延期のご案内」のハガキを出すと◎
■キャンセルする場合
感謝の気持ちをしっかり伝えることが1番大切。
ご祝儀をいただいていた場合は、なるべく早く返金するのがマナー!返金する時は、お礼の言葉を添えると◎
事前に知っておくと安心!“もしも”のことを考えておこう◎
結婚式に向けて準備を進めていても、なにがあるか分からないもの。トラブルなどの“もしも”のことを考えて、中止・延期になったときの対応方法を知っておくと安心♪
いつなにが起こるか分からないからこそ、契約書類を確認したり、プランナーに質問したりして、安心材料を備えておきましょう**


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