まずは、ご祝儀の金額確認と整理を!
結婚式が終わったらまずしておきたいことは、ゲストから頂いたご祝儀の中身を確認・整理すること!基本的には、受付で預かったご祝儀は、結婚式が終わったら袋にまとめて渡してくれます。それを一つずつ確認していくところからスタートしていきましょう*確認するときは、次のことをチェックしながらしていくと◎
・ご祝儀袋に記載されている名前と金額が、実際に一致しているか
・袋に名前や金額の記載がない場合は、中身や他のゲスト一覧などと照らし合わせて誰のものかを確認する
※袋に名前が書いていないこともあるので、記憶が鮮明なうちに確認しておくことがポイントです!
次は、Excelなどを活用して記録しよう
確認・整理が終わった後は、誰から・いくら頂いたのかを記録していきます。この記録は、内祝いなどのお返しや今後のお付き合いにも関わってくる大事な部分でもあるので、きちんと記録しておくようにしてくださいね**
■記録しておきたい内容
・ゲストの名前(漢字と読み仮名をメモしておくと◎)
・頂いたご祝儀の金額
・新郎新婦さんとの関係性(親族、会社関係、友人など)
・ご祝儀以外で頂いたものがあれば、その内容も記録しておくと◎
記録は手書きでもスマホのメモでも問題ないですが、Excelやスプレッドシートならあとから見返す時も便利!特に、結婚式ラッシュの時期だと「誰にいくら貰ったかな?」と忘れてしまうこともあるので、できるだけ早めに整理しておくのがポイント。同じゲストから何かを頂いた場合もデータにまとめておくと便利ですよ♪
■内祝いの手配のためにも記録は超大事!
ご祝儀の整理は、お礼を贈るためにも重要になってきます。一般的には、頂いたご祝儀の3分の1程度の品を贈るのが基本ですが、相場以上のご祝儀を頂いた場合は個別にお礼の品を贈るのがマナーです**
ご祝儀の保管方法にも注意!
大金を取り扱うことになるので「保管方法」にも気を付けるようにしましょう。
結婚式が終わって一息つきたい気持ちも分かりますが、封筒のまま数日放置…というのは絶対NG!頂いたご祝儀はなるべく早く銀行に入金しておくと安心♪共同の結婚資金用口座を開設している場合は、そこにまとめて入金すると◎新居に置く家具やハネムーン費用に充てる場合であっても、銀行口座を経由してから使うことで記録にも残るので◎封筒(ご祝儀袋)や芳名帳は記念として保管しておく人も多いですが、きちんと整理・記録ができていれば処理して大丈夫!ただ、中袋にはゲストの名前などの個人情報が記載されているので、捨てる前はシュレッダー等で細かく切ってから処理してくださいね*
ご祝儀の使い道はどうするのが正解なの?
ご祝儀は「お祝い」としていただいた大切なお金。新郎新婦さんが自由に使って構いませんが、後々後悔しないように【優先順位】を付けておくといいかも♪*。
■おすすめの優先順位
① 結婚式費用に充てる
結婚式にかかった費用で立て替えていた分がある場合は、まずはそこに充てておきましょう。赤字を出さずに済むことが最優先◎!
② ハネムーン費用に充てる
② ハネムーン費用に充てる(太文字)
一旦貯金しておいて、ハネムーン費用に充てたという声も♪後日“思い出”として残すのも素敵ですよね♡
③ 家具や家電、引っ越し費用などの新生活の準備
結婚後の新生活をより快適にするためのアイテム購入も、有意義な使い道♪お掃除ロボットや便利機能が搭載された電子レンジなど、二人の生活が充実するような家具・家電を購入するのもおすすめですよ♡
④ 貯金
これからお金がかかることを想定して、貯金をしておくのも◎子どもが生まれたり、ペットを迎えたり…色々な環境の変化に備えて貯金をしておくというカップルも多いですよ。
⑤ 結婚内祝い
多めにご祝儀を包んでくれたゲストや、別で結婚祝いをしていただいた方へのお礼を贈ったというケースも。
頂いたご祝儀はゲストからの思いが詰まっている♡
ご祝儀の整理は、「確認」「記録」「保管」「使い道の検討」の4ステップがポイント!結婚式が終わったばかりだと“もう少し余韻に浸りたい…♡”という気持ちも分かりますが、記憶が新しいうちに進めるのがおすすめ◎結婚内祝いの手配や今後のお付き合いにも繋がるものなので、「結婚式後すぐにしておいて良かった~!」ときっと感じられるはずですよ。ご祝儀の管理や整理は小さなことのように感じますが、大切な節目のひとつ!二人らしい使い道を考えながら、協力しあって進めてくださいね。
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