*花嫁行列って?
花嫁行列は、神社で結婚式をする時に神職や巫女さんが先導してくれて、新郎新婦さん、仲人、両親、親族らが行列作って神殿まで進んでいく儀式のことです♡キリスト挙式でいうバージンロードを歩くことの代わりとも言えます。また【参進(さんしん)の儀】ともいいます。
*花嫁行列の意味は?
花嫁行列は神様の下まで参るまでに心を落ち着けるために行なう儀式で、参列者の足並みと気持ちをひとつにするという意味もあります。また楽人(楽器を演奏する人)も加わり、雅楽の美しい調べが厳かな雰囲気を作り上げてくれます♡花嫁行列は気持ちを厳粛に整えるためにとても大事な儀式で、ホテルや式場の神殿ではなく、主に広い境内を持つ神社でのみ行ないます。神社やその地方によって形式はさまざまだそうですよ。
*花嫁行列の魅力①
キリスト教式の新郎新婦入場と言えば、入場するのをゲストが見守るというパターンですが、花嫁行列は仲人や両親、親族の方たちなどお世話になった方々と一緒にみんなで歩く参加型なんです*神社での挙式は親族のみでの参列イメージもあるかと思いますが、神社によってはご友人にも一緒に参列することができるので、ぜひ花嫁行列にも加わってもらいましょう♡♡一体感もありますよ◎
*花嫁行列の魅力②
花嫁行列の様子は、とっても厳かな雰囲気です。キリスト教式のバージンロードよりも歩く時間も距離も長いのでドキドキ感をたっぷり味わうことができます◎また煌びやかな境内へ向かって歩くという非日常さもあって魅力的なんです♡
*花嫁行列の魅力③
花嫁行列は外を歩くので親しいゲストだけではなく、一般の神社にお参りにきた方にもお祝いの言葉を掛けてもらえることもあります◎少し恥ずかしいけれどもせっかくの花嫁姿をたくさんの人にお披露目できるのは嬉しいですよね♡♡ぜひたくさんの方にも祝福してもらいましょう**
*花嫁行列には縁起が込められている!!
バージンロードと同じように花嫁行列はおふたりの人生を表しているとも言われています。神様がいる神殿はこれからのおふたりの将来安泰をお願いする【未来】、夫婦となるおふたりが【現在】、これまでを支えてきた後ろを歩く親族、ご友人が【過去】を表しています。その三つが一体となることで新郎新婦さんの幸せな人生を祝福するという意味が込められているんですよ♡
またおふたりがさす大きな朱色の和傘にも意味があるんです◎朱色は魔除けや神聖さを表していて、新郎新婦さんを厄災から守るとされているそうですよ**見た目にもはっきりとした鮮やかな上に魔除けの力もあるなんてとってもステキですよね♪キリスト教式においてフラワーガールが花びらをまく意味合いと似ている気がします◎
*まとめ
神前式はステキな色合いの色打掛や真っ白な白無垢の和装を着ることができるということだけじゃなく、日本の文化が込められた儀式にふれることができます◎最近では和婚が人気になりつつあるので、日本人だからこそぜひひとつの選択肢として挙げてみるのも良いですね。また、神社は特に四季を感じられる場所です。四季折々の風情ある景色の中、厳かな雰囲気で一歩、また一歩と進める度に溢れてくる幸せと結婚という実感をぜひ味わってみませんか?♡
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