『今まで育ててくれてありがとう』*両親へ贈る花嫁の手紙の書き方

『今まで育ててくれてありがとう』*両親へ贈る花嫁の手紙の書き方

結婚式のクライマックスの演出といえば、花嫁の手紙♡両親への感謝の思いを伝える大切なシーンです。なかなか口にだして言えない、これまでの感謝の気持ちを伝えることができる機会でもあります**手紙の内容には明確な決まりはないですが、ゲスト全員の前で読むので分かりやすく、短すぎず長すぎないようになるようにすることが大切なポイントです◎今回の記事では、『花嫁の手紙』の書き方やポイント、文例をご紹介していきます♪*。


『花嫁の手紙』の基本的なポイント◎

『花嫁の手紙』とは披露宴のクライマックスで、両親にこれまでの感謝の思いを手紙にして贈る感動するシーン。聞いているゲストが分かりやすく、聞きやすくなっているかが大切です。ここでは『花嫁の手紙』のポイントをお伝えしていきます♪*。

短すぎず、長すぎない

『花嫁の手紙』は3~5分におさまるようにすると良いです。便箋だと3枚程度が目安◎どれだけ長くても5分以内にするようにしましょう。

ゲスト全員が分かりやすい内容にする

披露宴には親族だけでなく、友人や上司、また新郎側のゲストも出席しています。そのため、花嫁さんがどんな生き方をしてきたのか、そんな人柄なのかが分かるような内容にすることがポイントです。

マイナスな言葉は言わない

結婚式というおめでたい場では、誰かの文句や傷つけるような発言は避けましょう。

新郎側の両親にも感謝の気持ちを伝える

『花嫁の手紙』は、両親への感謝の気持ちを伝えることが多いですが、両親だけでなく新郎側の両親へも伝えるようにしましょう。

『花嫁の手紙』の書き方①前置き(ゲストへのお断り)

最初の書き始めは、より丁寧な印象を与えるためにも“ゲストへの断り”からはじめます。

文例

・本日はご多用のところ 披露宴にご列席いただきありがとうございます
私事ではございますが両親へ感謝の手紙を読ませていただくことをお許しください
・皆さま 本日は私たちのために 結婚式にお越しいただきありがとうございます
この場をお借りして 私を育ててくれた両親へ感謝の手紙を読むことをお許しください

『花嫁の手紙』の書き方②書き出し(呼びかけ)

『お父さん、お母さん』と呼びかけの言葉から入るのが一般的。

文例

・お父さん、お母さん
〇年間 大切に育ててくれて、本当にありがとう。たくさんの方々に祝福され、今日という日を無事に迎えることができました。
・お父さん、お母さん、そしてお姉ちゃん。
〇年間、本当にお世話になりました。
お嫁にいくという嬉しさと、離れて暮らすという寂しさの気持ちで胸がいっぱいです。

『花嫁の手紙』の書き方③エピソード

ここでは具体的なエピソードを交えて書きます。両親との思い出がありすぎて、何をどう書いたらいいのかが分からない人は、『なにを伝えたいのか』『どうしてそう思ったのか』を意識すると書きやすいですよ◎

文例

・お母さんは、いつも自分のことを後回しにして、私や家族のことを優先してくれていたね。いつも私たち兄妹のことを考えてくれてありがとう。そして、私の帰りを、いつも優しい笑顔と、あたたかいご飯で待っていてくれてありがとう。
・『感謝の気持ちを持つということを忘れるな。』
社会人になる日に、お父さんが私に言った言葉です。わたしも働き始めて〇年経つけれど、今になってこの言葉の本当に意味が分かった気がします。

『花嫁の手紙』の書き方④これからの決意

“エピソード”で両親に感謝の気持ちを伝えたあとは、『彼と幸せになるね』といったこれからの決意の言葉で、両親を安心させてあげましょう。

文例

・これからは、〇〇さんと、お父さんとお母さんのような夫婦を目指して頑張っていきます。思いやりと感謝の気持ちを忘れずに、ふたりで力を合わせて幸せになるから、どうか見守っていてください。
・前みたいに頻繁に会える距離ではないけれど、〇〇さんと新しい場所で頑張っていきます。前向きに頑張る姿をどうか応援してください。
・〇〇さんと結婚しても、これからもお父さん、お母さんの娘であることに変わりはありません。お父さん、お母さん、だいすきだよ!

『花嫁の手紙』の書き方⑤結びの言葉

前置きや呼び掛けと同じように、ゲストに向けて締めくくりの言葉で終えます。『これからもよろしくお願いします』といったフレーズでまとめると良いですよ。また、ここで新郎の両親への挨拶を伝えると良い印象をあたえることができます◎

文例

・今日という日を無事に迎えつことができたのは、ここにいる皆さまのおかげです。
本当にありがとうございました。
これからも、私たちふたりをどうぞ見守ってください。
・わたしたちの門出を多くの方々に祝福していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
この気持ちを忘れずに、これからも2人で助け合っていこうと思います。
これからもご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
・そして、○○さんのお父さん、お母さん。
私を温かく迎えてくださってありがとうございます。
未熟者の私ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

こういう時はどうしたらいい?

花嫁が号泣しすぎて、手紙を読めない!

『花嫁の手紙』では、これまでの思い出をおもいだしたり、感極まって号泣してしまったりで、手紙が読めなくなってしまうことも。そんな時は、隣にいる新郎が『申し訳ありませんが、私が妻に代わって代読させていただきます』『皆様、申し訳ありません。妻は感激のあまり、これ以上手紙を読むことが難しいので、かわりに私が心をこめて代読させていただきます』と続きを読んであげましょう。新郎が難しければ司会者でも大丈夫ですよ◎

緊張のあまり手紙を読めない!

人前で話すことが苦手な人や、あがり症の花嫁さんの場合は、あらかじめ新郎や司会者にお願いする人もいます。新郎や司会者の方が代読する場合は、手紙を読む前に一言付け加えましょう。『本来であれば妻が手紙を読み上げるのですが、色々な感情が込み上げてきて読むことが難しいので、私が代読させていただきます』

ステキな手紙を読もう♡*。

いかがでしょうか**お伝えしてきたこと以外にも、『忌み言葉』『重ね言葉』は使わないようにするなど、気を付けなければいけないポイントもありますが、ありのままの言葉で伝えるのがベスト◎1番大切なことは、あなたの言葉で感謝の気持ちを伝えることです。ここで紹介してきたことを参考にして、自分らしい『花嫁の手紙』にしてくださいね♪*。

この記事のeditor

卒花エディター*経験者だから分かるプレ花嫁さんのお悩み解決のお手伝い!
節約術やDIYなど結婚式準備に関する情報配信をします。

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