海外では結婚をする女性が結婚式で取り入れると幸せになるという≪サムシングフォー≫というジンクスがあります。日本ではほとんどチャペルにてキリスト教式で行なうスタイルが主流のため≪サムシングフォー≫のジンクスはぴったりです!
そもそも≪サムシングフォー≫って!?と思う花嫁さんもいらっしゃると思うので、結婚式での取り入れ方と合わせてご紹介します♪
【サムシングフォーの由来とは!?】
サムシングフォーは「なにかひとつ古いもの、なにかひとつ新しいもの、なにかひとつ借りたもの、なにかひとつ青いもの、そして靴の中には6ペンス銀貨を・・・」というマザー・グースの歌が由来となっています。
ヨーロッパでは200年以上前から花嫁さんの幸せを願うおまじないとして結婚式に取り入れられてきました。
サムシングオールド(なにか古いもの)には、
「祖先から受け継がれてきた財産」
サムシングニュー(なにか新しいもの)には、
「これから始まる新たな生活への一歩を踏み出す」
サムシングボロー(なにか借りたもの)には、
「幸せな結婚生活を送っている人の幸せにあやかる」
サムシングブルー(なにか青いもの)には、
「花嫁の清らかさと誠実な愛情」
を表していて、それらを結婚式当日に身につけた花嫁さんは生涯幸せな結婚生活を送ることができるとされています。
ヨーロッパはもちろんのことアメリカで取り入れる花嫁さんが多く、日本でもこだわって取り入れる花嫁さんも◎
【サムシングオールド(なにか古いもの)】
これから始まる新生活が素敵な物となるように、先祖代々その家に伝わる物を受け継ぎます。
ヨーロッパでは祖母や母が使用したジュエリーが一般的ですが、ウェディングドレスの場合もあります。結婚式で取り入れるのであれば、ネックレスやイヤリングなど身に付けるアクセサリーがおすすめですね。
【サムシングニュー(なにか新しいもの)】
新しくスタートする生活が幸せなものになりますように、と願いを込めて汚れがない新品のものを身につけます。結婚式当日に新調するものならウェディングドレスから下着やグローブ、シューズまでなんでも良いとされていますが、一般的に白いものが多いようです。
カラーウェディングシューズはやっぱりホワイトで!
憧れのハイブランドをウェディングシューズとして用意する花嫁さんも♪足元ショットはもちろんカメラマンさんへの指示書に追加したいですよね!見えないからと思っていてもこだわりを忘れずに・・・*
挙式当日の為に用意したウェディングブーケです。
ホワイトベースですが、差し色でブルーを!ウェディングドレスにも合う色合いですね。
【サムシングボロー(なにか借りたもの)】
既に結婚をしている友人など幸せな結婚生活を送っている人から幸運をわけてもらい、その幸せにあやかるためにその友人からベールやハンカチなどを借ります。ちなみに、アメリカでは友人からベールを借りるのが主流となっています。
【サムシングブルー(なにか青いもの)】
「青い鳥」に代表されるように青は幸せを呼ぶ色、そして忠実・信頼を象徴する色と言われており、聖母マリアのシンボルカラーとされています。
また、花嫁の純潔や清らかさを表すことからサムシングブルーは目立たない場所につけるのが良いとされており、ヨーロッパではガーターベルトに青のリボンを装飾するのが一般的です。例えばブーケに青い花を混ぜたり、指輪の宝石などに使用したり・・・リングピローに青色の花を取り入れるのもおすすめです。
青色を装飾に使用した高砂席のコーディネートです。
装花はもちろんのこと横に置いたBOXやリボンがかわいいですね♪
ブルーのプリザーブドフラワーを使用したリングピローです。ホワイトと合わせて色味が爽やかさを感じさせます♪
ヘアアレンジに使用したプリザーブドフラワーを青色で♪
ホワイトの小花とよく合うので、青色が映えますね!ヘアアレンジに使う装花を青色のグラデーションにするのもおすすめです。
素敵な言い伝えがあるサムシングフォーのジンクス*
簡単に取り入れることができるのでぜひやってみてください♪
現役プランナーやドレスショップ店員・カメラマンなど
ウエディングのプロが可愛い花嫁さんのための情報を発信します!