*海外の結婚式の習慣*
まず、海外の結婚式の習慣について*海外では、お祝儀はどうしているのでしょうか?
欧米では一般的に、自分たちの欲しいものや必要なものをデパートなどで登録しておきます。そして、新郎新婦さんからゲストへ招待状を送る時に、欲しいものを登録したデパートの名前を記載しておきます。招待状を受け取ったゲストは、その招待状を見てデパートに行き、登録している商品の中から結婚祝いを購入します*このスタイルを【ギフト・レジストリー】といいます*日本人からしてみると、「え、そんな図々しいことしていいの?!」と驚くかたも多いはず…。
ですが、ゲスト目線で考えてみても何が欲しいか迷う手間が省けるので、このスタイルはとても好評で、結婚式だけではなく子供の誕生日や記念日などでも用いられるようになってきているそうです♡
その他の国に関しては、日本のようにお祝儀は3万円という風に決まってはおらず、披露宴パーティーで自分の飲食にかかる金額を予想して、その金額分のギフトやお金を贈ることが多いようです*それぞれの国でもっと細かい習慣があるとは思いますが、日本との違いにびっくりしますよね。
*海外ゲストのお祝儀*
先ほどご説明したように、海外と日本の習慣というのはかなり違っていることはお分かりいただけましたか?*そこで、海外のゲストを結婚式に呼ぶ場合、お祝儀はどうしたらいいのか?飛行機代は?ホテル代は?どこまで新郎新婦が負担すべきなのか…わからないことが沢山でてきます。
一般的に、海外から友人を呼ぶ場合の多くはお祝儀を辞退し、その代わり飛行機代やホテル代、前後の滞在費用はゲスト本人に負担をしてもらう形をとる方が多いようです*ホテルで結婚式を挙げる場合は、そのホテルに特別料金で宿泊できる場合があるので、日本語の分からないゲストの代わりにホテルをとってあげると、ゲストにも喜んでもらえると思います♡
前後の滞在費用の一部として、また来ていただいたお礼として1万円程を渡す新郎新婦もいるようです*結婚式で初めて日本に来たという友人もいると思います。知らない土地での結婚式に出席するというのは、やはり緊張するもの。。。こまめに連絡を取り合い、安心して日本に来てもらえるようにしっかりと手配しておきましょう♪
*披露宴内での言語*
せっかくだから海外から来てもらったゲストにも披露宴を楽しんでもらいたい*
そうすると、やはり言語が重要になってきます◎まずは、プランナーさんに英語の話せるスタッフは用意してもらえるのかを確認してください。
もし、サービスのスタッフで話せる人がいるのであれば、一つのテーブルに海外からのゲストを集めて座ってもらい、そのテーブルの担当についてもらいましょう♪そうすることでゲストは「あの人に聞けば英語で話せるんだな」と分かり、安心して過ごしてもらえるはずです◎
またサービススタッフが話せるだけでは披露宴中何をしているのか?何でみんなが笑っているのか?などが分かりません…そこで英語を話すことができる司会者もしくは通訳をつけてもらうことをおすすめします♡ちなみに金額は、会場によっても様々で5~10万ほどプラスでかかってくる場合が多いようです。
*海外ゲストへの引き出物*
お祝儀をもらわないけど、引き出物は用意した方がいいのか、そんな疑問を持つ方も多いはずです。基本的に、他のゲストの方と同じ引き出物を用意する必要はありません。もちろん、カタログギフトは読めませんし引き出物で荷物が多すぎると持って帰るのに負担がかかったり、食べ物が税関に引っかかってしまう心配があります。。。
ですが、遠い中わざわざ長い休みを取ってきてくれているので、お礼を込めて日本の滞在中に食べきれるサイズの日本のお菓子を用意したり、持って帰りやすい物をなにかひとつ贈るのがおすすめです◎
例えば、滞在中に食べられる伝統菓子の紅白まんじゅうや女性には日本製の化粧品、日本製の風呂敷や扇子、日本の桜や富士山の柄が入ったタンブラーなど日本らしさがある物がゲストには喜ばれます♡♡ただし、グラスや割れ物は避けるようにしてくださいね。
いかがでしたでしょうか?♡
海外からゲストを招く場合、外国の方は時間にルーズな部分があるので披露宴のスタートが遅れたり、ゲストが到着していない、連絡をしてもつながらない、というトラブルがよく起こります。。。全く習慣の違う海外からゲストを呼ぶ場合は少しでもゲストの不安を減らしてあげられるように、またトラブルを極力避けるためにもこまめに連絡を取ってしっかりと場所や時間などを伝えてあげるようにしましょう♪おふたりもゲストも楽しめる最高の1日にしてください♡
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