知っておきたい基本的なポイント
ゲストから出欠のハガキが返ってきたら、ゲストテーブルの配置や席次を決めていきますよね。ある程度決まっていくと、つぎに新郎新婦との関係性や、ゲストの肩書きを確認していきます。席次表を決めるときには、これから紹介していくポイントに気をつけておきましょう◎
■ゲストの名前(漢字など)に誤字がないか
絶対にしてはいけないのが、ゲストの名前(漢字表記など)の誤字です。結婚式に出席して席次表に記載してある漢字が間違っていた場合、たとえお祝いの場とはいえ気持ちいいものではありませんよね。相手に失礼にあたるので、誤字がないかどうか、何度も確認しておくようにしましょう。
■社名や部署名などは省略しない
会社名や部署名などが長い場合、つい省略してしまいがちです。しかし、これはしないようにしましょう。(株)や(有)と省略せずに、「株式会社~」「有限会社~」と、きちんと表記するようにしてくださいね。ただし、友達だけを呼んだパーティーなど、あえて会社名などを記載しないこともあるようです。結婚式のイメージによって変わってくるので、その表記で相手に失礼がないかを、念入りに確認するようにしましょう。
■ゲストの肩書き、間柄
肩書きとはゲストの職種名・役職のことを指します。間柄とは新郎新婦とどういった関係性なのかを表します。席次表に記載する肩書きは、ゲストに気持ちよく過ごしてもらえるためにも必ず間違えないようにしてくださいね。
\ゲスト別/結婚式席次表の*肩書き*の書き方
では、さっそくゲスト別の正しい表記を知っていきましょう♪*。
(※〇〇〇〇に名前が入ります。)
■家族・親族
・新郎(or新婦)父 〇〇〇〇
・新郎(or新婦)母 〇〇〇〇
・新郎(or新婦)兄 〇〇〇〇
・新郎(or新婦)弟 〇〇〇〇
・新郎(or新婦)姉 〇〇〇〇
・新郎(or新婦)妹 〇〇〇〇
新郎新婦の身内でもある家族には、敬称(様)をつけないのが一般的なルール。ですが例えば、すでに結婚をしている兄弟姉妹の場合には「様」をつけるのが基本です。兄弟姉妹の配偶者でもある義兄・義姉・義弟・義妹はそのまま「義兄」「義姉」と表記し、敬称(様)もつけます。もちろん、祖父母や叔父、叔母、いとこの場合にも敬称はつけます。
・新郎(or新婦)甥 〇〇くん
・新郎(or新婦)姪 〇〇ちゃん
甥っ子・姪っ子にも敬称をつけますが、小学生以下の場合などまだ小さい子の場合は「くん」「ちゃん」を使用するケースが多いです。ただし「様」でも間違いではないので、臨機応変に変更してくださいね。
■会社関係
・株式会社□□□ 代表取締役 〇〇〇〇/□□□株式会社 代表取締役 〇〇〇〇
・株式会社□□□ △△部 部長 〇〇〇〇/新郎会社上司 〇〇〇〇
・新郎(or新婦)先輩 〇〇〇〇
・新郎同僚 〇〇〇〇
ゲストの中には上司の方も多く出席されることもあるので、失礼のないよう細心の注意が必要です。肩書きには、企業名、役職、職位まで表記するのが一般的です。
「△△部 部長~」など、正確な名称で表記するのが丁寧ではありますが、退職されていたりなどなにかしらの理由によって表記するのが難しい場合には「新郎(or新婦)会社上司」と記載しても大丈夫です◎
■恩師
・新郎(or新婦)□□大学△△学部教授 〇〇〇〇/新郎(or新婦)恩師 〇〇〇〇
・新郎(or新婦)□□師匠 〇〇〇〇
・新郎(or新婦)□□先生 〇〇〇〇
お世話になった方や恩師をゲストとして招待するときは「大学名+学部(学科)」を記載します。こちらの上司のときと同様で、退職されているなどやむを得ない理由で学校名を表記したくない場合は「恩師」だけでも大丈夫です。
■友達
・新郎(or新婦)友人 〇〇〇〇
・新郎(or新婦)大学先輩 〇〇〇〇
基本的には「新郎(または新婦)友人」と書くことが多いです。ですが、高校時代なのか大学時代なのかなど、いつの友達なのか、すこし細かく表記するのも素敵なアイディアですよ。ここで注意したいのが、「後輩」の方を招待するとき。後輩の場合は、「後輩」と表記せずに「友人」と記載するようにしましょう。
結婚式席次表の*肩書き*にも細心の注意を!
いかがでしたか??席次表は、どの席に座ったらいいのかをゲスト自身が知るためのものだけでなく、ゲストの方々にほかのゲストの紹介をする、という役割もあるんです。席次表に肩書きを表記しておくことによって、ゲストみんなに新郎新婦との関係性を簡単に伝えることができるんですよ◎配慮のある席次表を作成して、ゲストをおもてなししてくださいね**
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