花嫁の手紙には構成がある
花嫁の手紙では思い思いに手紙を書いている印象もあると思いますが、実は構成に沿って手紙が書かれているんです!プレ花嫁さんでもどのように書けば良いのか分からなくて悩んでいるという方もたくさんいます。そんな時はまず構成に沿って考えていきましょう♪
・書き出し
・エピソード
・結び
花嫁の手紙の基本的な構成は3つです。たった3つの構成に当てはめるだけなので、スラスラと書けるのではないでしょうか?
花嫁の手紙の例文をご紹介
構成だけ伝えても上手くイメージができない人もいるかと思います。そのような花嫁さんのために次はそれぞれの構成に合わせた例文を紹介していきますね♪
■書き出し
「お父さん、お母さん、今日まで本当にありがとうございました。これまで素直に伝えることができなかった感謝の気持ちを手紙にしました。聞いてください。」
このようなフランクな感じで大丈夫です◎手紙なので堅苦しい言葉を選ぶのではなく、普段話しているような感じでOK!ちなみに普段両親のことのパパ、ママ、と呼んでいる方。結婚式の場だからといって無理やり呼び慣れていないお父さん、お母さんと呼ぶ必要はありません!なんだか恥ずかしいなと思うのであれば、最初に「普段パパ、ママと呼んでいるのでこの場でもそのように読ませていただきます」と一言添えてみると良いでしょう*
■エピソード
「お父さん。お父さんはいつも厳しかったけど、私のことを一番に考えてくれましたね。5年前、私が進路で悩んでいた時のことを覚えていますか?お父さんはそれに私の様子に気づいて長い時間話を聞いてくれましたね。おかげで本当に行きたい学校に行けて、自分の学びたいことが学べました。素敵な友達もできたんだよ。あのときお父さんが話を聞いてくれなかったら今の自分はいません。~」
「お母さん。お母さんは明るくて優しく、いつも私の味方でいてくれました。悩んでいる時もずっとそばにいて励ましてくれ、お母さんの優しさが本当に嬉しかったです。何度もケンカしてしまったけど、仲直りするたびハグしてくれるあの温かさはいつまでも忘れることはありません。~」
など、小さい頃のエピソードなどを書きましょう。心配かけてしまった話や、両親の尊敬している部分などを書くのも良いですね*
■結び
結びには二種類あります。
「お父さん、お母さん。これまでたくさんの愛情を込めて育ててきてくれてありがとう。今後はしっかりと親孝行していきたいと考えているので、これからもどうぞ宜しくおねがいします。
そして○○くんのお父さん、お母さん。初めてお会いした時から明るく笑顔で接してくださってありがとうございました。まだまだ至らない点も多々あると思いますが、これから精一杯頑張って○○くんを支えていくので、どうぞ宜しくおねがいします。」
と、自分の両親と新郎さんの両親に感謝の気持を伝えたら、次にゲストへの感謝の気持を伝えて締めます。
「今日この佳き日を迎えることができたのも皆様のおかげです。どうぞこれからも温かく見守っていただきますよう、よろしくお願いいたします。
お父さん、お母さん、これからも二人の娘であることは変わりません。時には甘えてしまうこともあるかもしれないですが、○○くんと素敵な家庭が築けるように頑張っていくので、温かく見守っていてください。お父さん、お母さんの娘で本当に良かったです。ありがとう。」
忌み言葉には気をつけて
忌み言葉は縁起が悪いとされているので使うのはNGとされています。忌み言葉には「切る、破る、変える、再び、戻る、くれぐれ、いろいろ」などが挙げられます。もし、忌み言葉が入っていないか気になるならプランナーさんに一度確認してもらうと良いでしょう。もし忌み言葉が入っていたらアドバイスしてくれますし、より感動的な手紙に仕上がりますよ♪
涙で言葉が詰まっても大丈夫
これまでの思い出がたくさん蘇ってきて、手紙を読んでいる最中に涙が溢れ出すかもしれません。ですが、焦らなくて大丈夫です◎ゆっくりでいいので呼吸を整えて手紙を読んでいきましょう。ゲストも温かく見守ってくれるので、安心してくださいね♪
まとめ♡
今回は正しい花嫁の手紙の書き方を紹介しましたが、参考になりましたか?エピソードがいくつもあって選びきれないという人は手紙には書いて、読むときには一つに絞るというのも良いですよ!手紙をゲストの前で読むのは恥ずかしさもあると思いますが、ゆっくり自分の言葉で伝えてみてくださいね♪
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