結婚式に仲人は必要??
結婚を決め、結婚式をしないカップルには仲人が必要ありませんが、結婚式を行う場合には仲人が必要になります。仲人は「両家の間をとり持つ」重要な役割を担っています。新郎新婦では対応できないトラブルや費用面での相談なども第三者の立場から冷静に判断してくれます。また挙式や披露宴で仲人の出番はあちこちにありますし、必ず誰かに依頼しなければならない役割が多いです。しかし最近では、堅苦しくない結婚式を望む新郎新婦が増えてきたことから、仲人を立てない人も多いです。両親とよく話し合い、仲人を立てるか立てないか決めましょう。
仲人を立てるメリット・デメリット
・メリット
両家の間に問題が生じたときに、仲裁に入ってもらうことができたり、結婚披露宴の進行や費用面などにおいても冷静な意見をもらうことができます。また結婚後のふたりの私生活についても相談に乗ってもらうことができます。
・デメリット(太文字)
結納や挙式、披露宴と仲人にまとまったお礼を渡す必要があるため、費用がかかります。
また長い付き合いになることから、季節のあいさつなどの贈り物が毎年必要になってきます。
昔は当たり前に行われてきたことですが、男女共に仕事で忙しい今では用意が大変かもしれませんね。
仲人の役割はどんなものがある??
仲人の具体的な役割はどんなものがあるのでしょうか?
役割①スケジュール管理
式当日、1〜2時間前に式場入りし、本人や両親、親族などに挨拶をしてから式場スタッフとスケジュール確認を行います。
役割②スピーチ
披露宴のスピーチで新郎新婦の人柄や自分と新郎新婦との交際関係、新郎新婦がどのようなお付き合いをしてきたかなどをエピソードを交えながら紹介します*
役割③お見送り
披露宴が終了したら、新郎新婦とともにゲストをお見送りします。
役割④着付け
仲人を務める婦人は新婦の着付けに立ち会います。
媒酌人と仲人は違う??
最近では媒酌人=仲人と思っている人も多いのですが、役割が違います。
仲人は婚約から2人の結婚後のことまでお世話してくれる存在ですが、媒酌人は結婚式のみの立会人です。ゲストへ2人が結婚をしたという事実を伝える役割になります。
仲人は誰に、いつ頼む??
誰に頼む?
仲人は2人と関係が深い人物にお願いするのが一般的ですが、友人夫婦でも会社の上司、学生時代にお世話になった恩師でも構いません。自分たちより年齢が上で、できるだけ夫婦で参加してくれる人を選びましょう。
いつ頼む?
仲人を立てる場合は挙式の3ヶ月前から6ヶ月前にはお願いするようにしましょう*
結婚式の招待状でいきなりお願いするのではなく、直接依頼して了解を得ることが大切です。
仲人や役割上、スケジュール調整が必要になってくるので、誰にお願いするが決まった時点で早めに依頼の連絡をするように。直接会って依頼するのが1番丁寧ですよ◎
仲人を立てないカップルも増えています!
上記で少し触れましたが、最近では仲人を立てないカップルは多いです。
理由としては、カジュアルな結婚式が増えてきているのと、恋愛結婚で誰に仲人を頼むのか分からない、上司に依頼しなければいけないのは心苦しいという点です。仲人を立てないことはマナー違反になりませんし、両家さえ納得していれば、仲人がいないことに驚かれるようなこともありません。挙式や披露宴での進行、スピーチ、着付けなどは全て式場のスタッフがしてくれるため、特にマイナス面が起きるわけでもないので安心してくださいね*
仲人を立てる際のマナー*
仲人を立てたら、きちんとしたお礼をするのがマナーです*
挙式を終えたら、時間を設けて直接お礼を渡しましょう。金額の目安として、結納のあるなしで変わってきますが、10万円以上がマナーです。両親とよく話し合って決めましょう。また仲人のお礼は、挙式直後だけではありません。今後のお付き合いも大切にしていくために、お歳暮やお中元を送るように心がけましょう。新婚旅行後はお土産を持って、必ず挨拶に伺いましょうね*
おわりに*
最近は仲人を立てないカップルも増えていますが、地域によってはまだ仲人を立てる家も多いです。両家でよく話し合い、誰にお願いするか決めていきましょう。仲人がいると、準備はとてもスムーズに進みますし、結婚後も心強い存在になります。2人が安心できるような人を選ぶと良いでしょう◎
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