*和装人前式って?
【和装人前式】の場所は結婚式場のチャペルやガーデンで、衣装は和装を着て、ゲストが承認となる人前式で行うスタイルの挙式のことです*洋と和の融合スタイルに人気が高まっています。和装人前式は、挙式に和婚ならではの演出を取り入れることができるんです◎挙式のBGMも箏や尺八の音色など和テイストにすることで、BGMだけでもゲストの感動をより高めてくれそうですね♡♡
*和装人前式の人気演出
■バージンロードを歩く
チャペルでの挙式のように父親と一緒にバージンロードを歩いてみましょう*今まで育ててくれたお礼の気持ちを込めてバージンロードを歩く瞬間はきっと感慨深いものに…♡♡それだけでステキな演出になります。もちろん、母親も入れて三人で歩くのも良いかもしれませんね♪
■折り鶴シャワー
挙式後、二人が退場する時に行う演出で代表的なのは【フラワーシャワー】他にもライスシャワーやフェザーシャワーなどいろいろありますが、和装にぴったりなのは折り鶴シャワーです。カラフルな折り紙で作られる折り鶴シャワーは、折り鶴の大きさを変えると滞空時間に差が出るので、写真をステキに残すことができますよ◎
■水合わせの儀
異なる水(環境)で育った二人が1つとなり、新たな1つの家族として幸せに暮らしていけますように…、と願いを込めた日本古来の儀式です。王道なスタイルから少しアレンジを加えた現代風のスタイルなど、お好みに合わせて選んでみましょう♪
■植樹の儀
水合わせの儀と似ていますが、ゲストには植木鉢の中に土を入れてもらい、最後の仕上げとして新郎新婦が植木鉢の中の木に水を注ぐという演出です。木は家族や子孫繁栄の象徴です。そのことから、二人で新しい家庭を築き大事に育てていきます、という意味があるそうですよ**ゲスト参加型の演出なので、アットホームな雰囲気を味わうことができる人前式にはピッタリですね◎
■紅差しの儀
娘の幸せを願い、母が口紅を塗る紅差しの儀を最後のお支度として行います。口紅を塗ることは、無病息災や魔除けの意味があるそうです。キリスト教式のベールダウンのようなもので、親子の絆を感じることのできる演出で取り入れる花嫁さんも多いです◎
■筥迫の儀
花嫁さんがお嫁に行く前に母親からの「いってらっしゃい」の思いを込めて最後のお支度をします*筥迫とは、和装の装飾品のことで化粧ポーチのようなものです。筥迫を「いつでも女性として強く美しくありなさい」という意味を込め、お母さまから花嫁の懐に入れてもらうセレモニーです。
筥迫の儀と同じように、筥迫と一緒に花嫁さんの懐に懐剣を入れる懐剣の儀があります。懐剣の儀には、「自分の身を守り、夫を守り、子供を守る覚悟を持ちなさい」という意味が込められています。また、昔から剣には神が宿るとされていることから魔除けのお守りとされています。
さらに、末広(すえひろ)を懐剣の左側の帯に入れる末広の儀もおすすめです。末広は扇子のことです。扇子の形にちなんで次第に栄えていく様子に扇子を使うことで、子孫繁栄や末永い幸せというステキな思いが込められています。
いかがでしたか?
最近は落ち着きがある雰囲気や和装への憧れから和婚を選ぶ新郎新婦さんが増えてきています。少し堅苦しいイメージや決まったルールがあるかと思いますが、そうではありません。憧れの和装着て、自由なスタイルで行うセレモニーなんてお二人らしさが溢れる和の挙式になるハズ♡♡
現役プランナーやドレスショップ店員・カメラマンなど
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