知っておきたい!引き出物の知識

知っておきたい!引き出物の知識

引き出物とは、結婚式に参加してくださったお礼に送る品物のこと。どんな商品を贈るのかを考える前に、意味合いを知りましょう!


引き出物とは?

結婚式に参加してくださったお礼に送る品物のこと。割り切れる数は縁起が悪いと言われており、一般的には3品用意します。しかし、地域に差があり、多い地域は7品ということもあるので、確認が必要です。基本的に食器などの品物のみだけではなく、引き菓子、縁起物を合わせ、計3品贈ります。3品の合計金額が、想定した金額になるよう構成します。

縁起物は「昆布」「梅干し」といった商品。「昆布」は「よろこぶ」、「梅干し」は「冬に負けない梅の花」に通じるとして、めでたい場面に相応しい贈り物とされています。ただし、贈ってはいけない品物があります。刃物やはさみといった縁を「切る」ことを連想させるもの、重箱といった「重なる」=重婚を連想させるもの、サル=「去る」を想起させる、櫛=「苦しむ、死」を連想させるものです。また、ボールペンなどは定番のように見えますが、「もっと勤勉に」を連想させるため、目上の方に贈るのは不適切と言われています。

引き出物の贈り方

水引

引き出物の場合は、「簡単に解けない」紅白の結び切りの水引が相応しいです。簡単に解けないということは、二人の縁が切れないということ。末永く二人で歩んでいく、という願いが込められています。水引の本数は「10本」。こちらは割り切れる数ですが、「二つの家が手を結ぶ」ことを表しているので、10本が相応しいです。お互いの家で5本ずつ、奇数と奇数を足したもの、「十分に満ち足りている」に通ずるなど、様々な理由が考案されています。また、水引には紅白だけでなく、金銀や赤金のものもあります。

表書き

表書きの上段には、お祝いを示す「寿」と書きます。のしに名前を入れる際は、両家の苗字を書きましょう。新郎の苗字を右に、新婦の苗字を左に書くのが一般的です。こちらは旧姓を書きます。新郎が婿養子で入る場合は、左右を逆にします。
近年はどちらでも良いという方も増えてきたので、話し合って決めるのが良いでしょう。苗字ではなく名前を書く・下の名前のみを並べて書く、と様々な事例があります。結婚式のしきたりも、お互いらしさが重視される時代。基本的な決まりはありますが、こだわりがある場合は、話し合って決めていきましょう。

のしの掛け方

のしを包装紙で包んでしまう「内のし」、表書きを見せる「外のし」があります。一見、表書きが見える「外のし」が良いと思えます。昔も「外のし」が行われてきました。風呂敷などで、のしごと品物を包んでから、相手に渡す時に出して送るという手順です
ですが、現代では、当日に風呂敷から一つずつ出す、という手間をかけることはできません。準備する花嫁・花婿側が大変ですし、なによりゲストの方を待たせてしまいます。また、袋に入れる時に破けたり、汚してしまう可能性があります。品物を袋に入れ、かつ包装紙で包んだ「内のし」形式が現代では手軽かつ、お互いにデメリットがない方法ですね。

のしの語源は?

ちなみに、のしとは薄く切ったアワビの肉のことです。とても意外なものですが、これは「熨斗鮑」というもので、昔はとても縁起の良い食べ物とされてきました。「熨斗」は延寿=寿が延びる、という意味にあてはまり、鮑は長寿をもたらす食べ物とされてきたからです。この干した鮑を、縁起物として贈答品に添えて来ました。やがてそれらが簡略化され、鮑を模した飾り、水引が印刷されたものを、のしと呼ぶようになったのです。

メッセージカードで気持ちを添えて!

引き出物にメッセージカードを添えると、とても喜ばれます。その際、手書きで書くとより気持ちが伝わる上、貰った方も嬉しいものです。ですが、忌み言葉や重ね言葉などには気を付けて!
忌み言葉とは、不幸を連想させる言葉です。「死」「苦しむ」はもちろん、「別れる」、「離れる」などもNG。「短い」「とんでもない」「忙しい」「焦る」「再び」など、一見なんでもなく使ってしまう言葉も入っています。
重ね言葉は、「繰り返す=結婚を繰り返す」に繋がるので、結婚式では使わないほうがいいとされています。「かえすがえす」「かさねがさね」「どんどん」「ますます」などが重ね言葉です。
ですが、全て使ってはいけないという訳ではなく、後に良いエピソードが続くなら大丈夫ともされています。「どんどん幸せが重なって……」といった意味ならOKなんですね。メッセージカードを書く場合は、一度忌み言葉・重ね言葉を調べてから取り組んだほうが良いでしょう。

メッセージカードは、三文構成にすると伝わりやすいです。
一行目:感謝
「本日はご列席下さりありがとうございます」「遠くからきてくれてありがとう」など
二行目:一行エピソード
「いつも温かくお見守りくださり感謝しています」など
三行目:締め
「感謝を込めて」「これからもよろしくね」など

というものです。もちろん、これは基本的な構成。親しい方にはこれまでの想いを込めて、三行に縛られず、積もる話をたくさん書いて渡しましょう。

そんなのがある?引き出物・引き菓子

引き出物

ちょっと変わった食器です。贈る方の名前が入ったお皿です。これを披露宴のお皿として使うことで、席札としても、ギフトとしてプレゼントすることもできます。当日の品を持ち帰ることで、思い出をそのまま残せます。

とってもお洒落な花の箸置き。贈る方のイメージに合ったお花にすると、より思い出深いプレゼントになります。

透き通った花や草が美しいコースター。ナチュラル志向の方に喜ばれますね!

インテリアをプレゼントする場合、充電器という案もあります。このようなシックなデザインなら、ギフトにも喜ばれます。

引き菓子

王道のバームクーヘン。シンプルかつ、老若男女問わず食べやすい。誰にでも喜ばれるプレゼントです。

爽やかなみかんシロップや、ポン酢、お菓子の詰め合わせ。こちらも王道のギフトです。

可愛らしい花の形のもなか。中はスープが入っています。見て楽しめる、食べておいしい、二度楽しめるギフトですね。

日持ちするパンなら、ギフトとして贈ることもできます。甘いものが苦手という方や、パン好きの方に*



どうでしたか?
気を付けることはたくさんあるけれど、何より贈り物は選んでいる時間が楽しいもの♪ぜひとっておきの品を贈って下さいね!

この記事のeditor

現役プランナーやドレスショップ店員・カメラマンなど
ウエディングのプロが可愛い花嫁さんのための情報を発信します!

関連する投稿


後悔しない為の必須アイテム!カメラマンへの指示書はプランナーにも預けましょう!

後悔しない為の必須アイテム!カメラマンへの指示書はプランナーにも預けましょう!

結婚式後に思い返して見るためのアルバムやDVDなどはご予算もしっかりかけて作成することや実際に後に残るものとして大事なアイテムです! あとで見返したときに【あー…ウェルカムグッズの写真が少ないな…】や【家族との写真が少なくなってしまったな…】と悲しい思いをしないように大事なのは事前準備です★ 後悔しないために、カメラマンへの指示書を作りましょう!


まるで芸術品♡「シュガークラフト」で叶える、世界にひとつだけのウエディングケーキアイディア*

まるで芸術品♡「シュガークラフト」で叶える、世界にひとつだけのウエディングケーキアイディア*

披露宴の一大イベントといえば、ウエディングケーキ入刀。 せっかくなら、ゲストから「わぁっ!」と歓声が上がるような、特別に可愛いデザインにしたいですよね。 そこでおすすめなのが、お砂糖のペーストを使って繊細なデコレーションを施す「シュガークラフト」を取り入れたケーキです。本物そっくりのお花や、おふたりのシルエットなど、理想のデザインを何でも形にできるのが魅力!今回は、シュガークラフトの基礎知識と、マネしたくなるおしゃれなデザインアイディアをご紹介します*


見て・食べて・ときめく*お料理やケーキを華やかに格上げする「エディブルフラワー」の魔法*

見て・食べて・ときめく*お料理やケーキを華やかに格上げする「エディブルフラワー」の魔法*

ウエディングのテーブルに運ばれてきた瞬間、ゲストから「わぁっ!」と歓声が上がるような、特別感のあるメニュー。そんなおもてなしを叶えてくれる秘密のアイテムをご存知ですか? それが、安心して食べられるように育てられたお花「エディブルフラワー(食用花)」です。お料理やウエディングケーキ、ドリンクにちょこんと添えるだけで、一気に芸術的な美しさに早変わり!今回は、結婚式をロマンチックに彩るエディブルフラワーの魅力と、おすすめの取り入れ方をご紹介します*


ひとくちの甘いおもてなし♡結婚式を彩る「フィンガースイーツ」の可愛い演出アイディア*

ひとくちの甘いおもてなし♡結婚式を彩る「フィンガースイーツ」の可愛い演出アイディア*

ゲストへ感謝を伝える結婚式のデザートタイム。 定番のウエディングケーキも素敵ですが、最近のトレンドは、見た目もキュートでひとくちサイズのお菓子を並べる「フィンガースイーツ」のおもてなしです* ウェルカムスペースでの待ち時間や、披露宴の歓談タイム、二次会など、どんなシーンにもぴったりハマるフィンガースイーツ。今回は、ゲストのテンションが上がる可愛いお菓子の選び方と、おしゃれな演出アイディアをご紹介します!


夏婚花嫁さん要チェック◎暑い季節の結婚式で用意したい「ゲストへのおもてなしアイテム」♡♡

夏婚花嫁さん要チェック◎暑い季節の結婚式で用意したい「ゲストへのおもてなしアイテム」♡♡

真夏の7月・8月に結婚式を迎える「夏婚花嫁」の皆さん、準備は順調ですか? 太陽がキラキラ輝く魅力たくさんの夏婚ですが、やっぱり一番気になるのは「当日の暑さ」* 準備期間ってまだそこまで暑くないので準備期間中に意外と見逃しがちなことも!せっかくお洒落をして来てくれたゲストに「暑くて大変だった……」という思い出だけが残らないように、 「暑さ対策&極上のおもてなしアイテム」をチェックしておきましょう◎



最新の投稿


ゆっくり話したいから歓談重視♡は本当に大丈夫?二次会を《ただの飲み会》にしないための鉄則*

ゆっくり話したいから歓談重視♡は本当に大丈夫?二次会を《ただの飲み会》にしないための鉄則*

結婚式二次会は「ゲームで時間をとられるより、ゲストとゆっくり話す時間を大切にしたい!」という歓談重視派のカップルが増えています*披露宴ではゆっくり話せなかった友達と、歓談時間をしっかり取ることは、新郎新婦にとってもゲストにとっても嬉しいものですよね* ただ、歓談だけの予定で当日を迎えてしまうと、二次会の空気がダレてしまったり、単なる居酒屋の飲み会のような雰囲気になってしまったりするリスクも……。二次会の特別感をしっかり保ちながら、ゲストと心ゆくまで過ごすための工夫とアイディアをご紹介します♡♡


「試着しすぎて何が良いか分からない!!」ドレス迷子になりがちプレ花嫁さんが運命の一着に出会うためのアイディア*

「試着しすぎて何が良いか分からない!!」ドレス迷子になりがちプレ花嫁さんが運命の一着に出会うためのアイディア*

結婚準備の中でも、ワクワクするはずの「ウエディングドレス選び」* でも、何着も試着を繰り返すうちに「どれも素敵」「どれもしっくりこない気がする」と、【ドレス迷子】になってしまう花嫁さんが多いんです* そんな迷子の状態を抜け出して、「これだ♡♡」と思える運命の一着に出会うためのアイデアをまとめます♪


後悔しない為の必須アイテム!カメラマンへの指示書はプランナーにも預けましょう!

後悔しない為の必須アイテム!カメラマンへの指示書はプランナーにも預けましょう!

結婚式後に思い返して見るためのアルバムやDVDなどはご予算もしっかりかけて作成することや実際に後に残るものとして大事なアイテムです! あとで見返したときに【あー…ウェルカムグッズの写真が少ないな…】や【家族との写真が少なくなってしまったな…】と悲しい思いをしないように大事なのは事前準備です★ 後悔しないために、カメラマンへの指示書を作りましょう!


スムーズな準備には役割分担が大切*二次会で新郎新婦がすべきこと*(幹事と一緒に準備をする場合)

スムーズな準備には役割分担が大切*二次会で新郎新婦がすべきこと*(幹事と一緒に準備をする場合)

二次会の会場が決まり、ご友人に幹事を任せた場合、ご友人が慣れていないことがあるため上手く役割分担が出来ない恐れがあります…「私たちは何をしたらいいの?」と困っている新郎新婦さんへ二次会においてお二人が行なうことについてご紹介いたします♪


前撮り前にチェック*前撮りに挑む前に〔なにに使う〕〔どこに使いたい〕など前もって決めよう!

前撮り前にチェック*前撮りに挑む前に〔なにに使う〕〔どこに使いたい〕など前もって決めよう!

結婚式前に行う準備のひとつ、前撮り撮影◎前撮りで撮影したお写真は〔ウェルカムボード〕などのウェルカムアイテムや〔サンクスギフト〕や〔結婚報告はがき〕などのデザイン。また〔オープニングムービー〕などの映像関係への差し込みなどなど 使いどころは満点◎!!


Strawberry ranking


>>総合人気ランキング