乾杯の挨拶で気をつけること
乾杯の挨拶ではいくつか気をつけなければいけないポイントがあります。ポイントを知らないとゲストに対して失礼に当たってしまう可能性も…。ポイントをしっかり確認していきましょう*
■大きな声でハキハキと
乾杯の挨拶は披露宴の始まりの挨拶でもあります。ここで元気のない挨拶を行ってしまうと、なかなかその場が盛り上がらないことも…。乾杯の挨拶でゲストからの笑顔や笑いを引き出すことができれば、その後の披露宴も大盛り上がりするでしょう!かと言って無理におもしろいことを言う必要はありません。大きな声でハキハキと乾杯の音頭をとれば大丈夫です◎
■話す時間に注意する
乾杯の挨拶はおよそ1分半が目安です。乾杯の挨拶が長すぎて疲れた…、そんな経験はありませんか? 1分半までならゲストのテンションを下げることなく乾杯の音頭が取れるので、時間を意識しておくことが大切です◎無理に時間を伸ばす必要はないので、場合によっては30秒ほどでサクッと挨拶を済ませても大丈夫です。主賓の挨拶や友人のスピーチなどのように二人とのエピソードを話さなくて良いので、元気よく「かんぱーい!」と音頭をとればOKです*
■棒読みはNG
緊張してしまうからといって棒読みはNGです。乾杯の挨拶は結構大切なポジションで、その後の披露宴が盛り上がるかどうかのカギを握っています。緊張しないためにも前もってリラックスしておくことが大切です*新郎新婦さんへのお祝いの気持ちを込めて元気よく挨拶をしましょう!ちなみに表情もできるだけ柔らかくしておくことがポイントです*眉間にシワが寄った険しい表情や真顔はNGです。
乾杯の挨拶の例文
乾杯の挨拶のポイントをまとめたところで、例文をご紹介させていただきます。そのまま使えるものなので、ぜひ参考にしてみてください♡
■乾杯挨拶の基本構成
・自己紹介
新郎新婦さんとの関係性を簡潔に話します。
・他のゲストへの配慮の言葉
ゲストの中には年長者もいます。他のゲストを差し置いての乾杯の挨拶をするので、配慮の言葉があると良いでしょう*
・祝辞
新郎新婦や両家にもお祝いの言葉を述べましょう。結婚式に招待していただいたことへの感謝の気持ちを述べるのもポイントです。
・エピソードや、はなむけの言葉
長くなりすぎないように新郎新婦さんとのエピソードを簡単に話しましょう。二人の人柄が表れるエピソードを話すことで会場も盛り上がります。最後にはなむけの言葉を述べます。
・乾杯の音頭
新郎新婦さんとの関係性やお祝いの言葉、エピソードなどを述べたら乾杯の音頭をします。長くなるようならエピソードは抜かしても構いませんが、はなむけの言葉は省略せず伝えましょう。
乾杯スピーチの文例集
■職場関係
「〇〇君、〇〇さん、本日はご結婚おめでとうございます。
ご両家、ご親族の皆様方におかれましても心よりお喜び申し上げます。
ただいまご紹介に預かりました新郎〇〇君の上司の〇〇と申します。僭越ではございますがご指名により、乾杯の音頭を取らせていただきます。
〇〇君が新入社員の頃から、上司として成長していく姿を見守って参りました。最近では大きなプロジェクトを担当するほどになり、今では会社にとってなくてはならない存在となっております。〇〇君の明るさは周りの人を元気にしてくれます。その明るさで素敵な家庭を築いていってくれるでしょう。〇〇君、〇〇さん、これからは二人で力合わせて幸せな家庭を築いてください。
それでは乾杯の音頭取らせていただきます。
〇〇君、〇〇さんの末長いお幸せとご両家並びにご列席の皆様のご多幸とご発展を祈念いたしまして…乾杯!」
■友人関係
「〇〇君、〇〇さん、本日はご結婚おめでとうございます。
ご両家並びにご親族の皆様方におかれましても、心からお祝い申し上げます。
本日はこんなに素敵なパーティーにお招きいただきまして誠にありがとうございます。ただいまご紹介に預かりました新郎〇〇君の友人の〇〇と申します。僭越ではございますがご指名により乾杯の音頭を取らせていただきます。
〇〇君とは小学校から同じでいつも周りを明るく楽しませてくれました。それは今でも変わりません。出会ってから15年、今日の〇〇君が1番かっこよく輝いています。いつまでも今日の気持ちを忘れずに、〇〇さんと幸せな家庭を築いてください。
それでは皆様乾杯のご唱和をお願いいたします。ご両家のますますのご繁栄と新郎新婦の末長いご幸福を祈念いたしまして…乾杯!」
まとめ
今回は乾杯の挨拶のポイントや文例などをまとめていきました。披露宴を盛り上げる大切な役割になるので、緊張するかもしれませんが、今回ご紹介したポイントを試して頑張ってください*
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