どこで始まったの?
オーストラリアのシドニー発祥です。カラードリップケーキとは、上から色のついたソースをドリップ=したたらせたデコレーションケーキのこと。ソースはマンゴーやストロベリー、チョコレートやキャラメル、はちみつなどの甘いものが選ばれます。
準備するものは?
用意するものは、ソースの入ったガラス容器でビンやワイングラスなどが使われています。大きなビンを二人で持つのも良し、また二つのビンに分けて同時にかけるのも良し。シンプルなガラス容器だけではなく、ビンの口元にコサージュをつけるなどして飾るとより華やかになります。
やり方は?
司会者の合図で、ソースをかけていきます。ただかけるのではなく、カメラマンや式場と相談して、いかに美しく映えるかを試行錯誤するのがポイント◎基本的にソースが一か所に固まらないよう、ゆっくりと回しながらかけていきます。とろとろっとソースがケーキの上を流れ、染めていくのがカラードリップケーキの醍醐味です♡*
いつ行うの?
最も多いのは披露宴で初めての二人の共同作業として行います。
会食が終わった後のデザートの時間に行うのも良いでしょう。室内で行うだけでなく、ガーデンやテラスなどに出ておこなってもオシャレです。外で行う場合は、こってりとした濃い色ではなく、オレンジやレモンなどの鮮やかなパステルカラーや、はちみつなどの透き通ったソースがおすすめ◎日の光に輝くソースはとても美しく、写真映えすること確実です。
カラードリップケーキをご紹介!
パンケーキと、フルーツがたっぷり飾られた生クリームケーキのいいとこ取り! パンケーキにかけられたはちみつが、大きなホットケーキのよう。横に添えられた、お互いのイニシャル付きのナイフとフォークもオシャレ。それだけでも可愛いのに、ハートクッキーのプレートと、頂点のリボンがさらにファンシーさを醸し出す、可愛い尽くしのケーキです。
いちごにイチゴソースという、いちごの良い所を倍にする組み合わせ。段に沿って飾られた、ハーブとエディブルフラワーが、まるで花畑を連想させます。マーガレットやデイジーをエディブルフラワーとして加えると、より春らしさが増しますね。
いちごがアクセントの真っ白なケーキに、パステルカラーのいちごミルクソースをかけて。ホワイトとパステルピンクの色の組み合わせがとっても可愛く、心を掴まれます。生クリームとミルクの組み合わせで、より濃厚な味に。また、いちごミルクと生のいちごという、ちょっと変わったディップを楽しめます。
ナイトウェディングに行うカラードリップケーキ。イルミネーションにソースが輝き、おいしいだけでなく美しいケーキが完成します。何よりも目を惹くのが、ホワイトケーキを埋め尽くすほどたっぷりのソース。要所に飾られた、オレンジの大きな輪切りがポイントです。ハーブも相まって、森の中の切り株を連想させますね。
いちごにたっぷりかかるチョコレート。白いケーキが茶色のチョコレートに染められていく様子は、見ていてインパクトがありますね。ただし、かけすぎて元のケーキが見えなくなり、ただのチョコレートケーキになってしまう可能性には注意しましょう。また、いちごにチョコレートがかかることで、いちごのチョコフォンデュを楽しめるのもポイントです。
ホワイトクリームとオレンジがかったイエローのソースが、華やかで眩しい色合いです。ぶどうの濃い紫が、色のアクセントになっています。甘酸っぱいソースに、ぶどうとイチジクのフルーツ、ハーブ。それぞれ違う味の組み合わせが楽しいケーキです。
外で行うカラードリップケーキ。太陽の光に照らされ、キラキラと輝きながら流れていくマンゴーソースが、何よりも写真映えします。土台となるケーキも、より美しく、美味く見せてくれます。
ワイングラスでかけるキャラメルソース。ビンとはまた違ったオシャレさがあります。ひとつの飲み物を二人で分け合うというシチュエーションで、二人の距離感がぐっと縮まりそうですね。
薔薇のコサージュで飾り付けられたビンがとってもオシャレ。薔薇の深い赤と、ストロベリーの少し薄めの赤色。葉の緑も相まって、統一感のある色合いです。
クランベリーの上にブルーベリーソース。真っ赤なベリーに赤めのソースといった同系色を組み合わせているので、全体的に調和のとれたケーキになっています。写真では見えないですが、ケーキの下地はココアスポンジ。味の相性もばっちりです。
なんと青と黄色、二色使いのカラードリップ。視覚的にとっても楽しく、写真映え間違いなし。土台が何も飾りのないホワイトケーキというのも、色を魅せる一つの要素になっています。
お互いの色が混じり合い、別々の人生を歩んでいた二人が一つの家庭を築いていくということを表しているかのようです。青と黄色のソースで、味の変化も楽しめます。
いかがでしたか? カラードリップケーキは見た目のインパクトはもちろん、味や色の組み合わせも楽しいもの。何通りもの組み合わせの中から、二人らしさを表現して下さいね!
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