持ち込みの交渉は【契約前】に!
結婚式場には「持ち込み」という概念があるのをご存知でしょうか?
何が持ち込みで、どこまでが持ち込みじゃないの?
持ち込める物と持ち込めない物の違いってなに?
そもそもなんで持ち込み料ってダメなの?
結婚式準備において「持ち込み」という壁にぶち当たり
悔しい思いをした花嫁さんも多いって噂・・> <
今回は、結婚式準備を始める前に知っておきたい
「持ち込み」のお話です◎
まずは、「持ち込み」ってどういうことを指しているの?
各結婚式場では、挙式・披露宴に必要なアイテムを手配するための
「手配先」いわゆる「業者さん」が決まっていることがほとんど。
例えば▽▽
・衣装
・ヘアメイク/アテンド
・フローリスト
・カメラマン/ビデオマン
・引き出物
・司会者/音響
・シェフ/パティシエ
打ち合わせが始まると、
式場が提携をしている各専門分野のプロたちが
サポートしてくれることが通常です◎
これは、打ち合わせや納品、当日の準備などを
よりスムーズに進めるためにはとても大切なこと。
結婚式がたくさんのスタッフによって
作られていることが、ここから分かりますね!
「持ち込み」とは、
式場が提携しているショップや業者さん以外から
手配することを指しています◎
では、なぜ「持ち込み」が良しとされていないのかを
少し考えてみましょう!
理由は様々ですが・・
最大のポイントとしては「リスク」が大きいからです。
例えば、ドレスについて。
披露宴中に、持ち込みのドレスが汚れてしまったり、破損した場合
会場側と新郎新婦側、どちらに責任の所在があるのかハッキリしません。
また、すぐにお直しやふき取りなどの対応が必要な場合も、
持ち込みのドレスだと、式場側の独断で勝手に対応することは難しいのです。
買取りドレスであれば問題ありませんが
レンタルドレスだと、後々トラブルになりうるリスクがあります。
ヘアメイクやカメラマン、ビデオマン、司会者や音響スタッフは
その式場を専任としているスタッフも多く
流動的な挙式・披露宴イベントを円滑に進められるよう
お互い阿吽の呼吸で協力しながら進めています。
慣れていない外部のスタッフが入ることで
進行に遅れが出てしまったり、スムーズに進まないというリスクも。
大前提として「持ち込み」が禁止されている理由は
挙式・披露宴をスムーズかつ安全に進めるためだったんです!
もちろん、「持ち込み」ではなく「式場提携」を使うメリットは
新郎新婦にだってあります。
ドレス・メイク・カメラマンと
すべてのアイテム・スタッフを「自分で探して手配する」となると
ものすごく大変ですよね・・!!
式場は、自分たちの行う結婚式のクオリティを上げるために
たくさんある会社の中から吟味した上で、提携先を選んでいるので
品質や信ぴょう性もマル◎
プランナーさんと提携会社さんの間でやりとりもしてくれるので
交渉や手配もスムーズです*
「持ち込み」の仕組みやリスクを理解した上で
どうしても持ち込みをしたいものがあるなら
【式場契約前】にプランナーさんに交渉しましょう◎
と、いうことは・・
式場探しの段階で自分が「持ち込みたいと思うこだわりポイント」を
把握しておくことが必要になるってことですね!!
でも、まだ結婚式準備を始めたばかりだし
何を持ち込みたいかなんて分からない> <
そんなアナタへ♡
ここからは、持ち込む可能性のあるものリストをご紹介*
式場探しの段階で「持ち込みたい」と思うほどのアイテムなのであれば
きっとアナタのこだわりポイントになっていることでしょう♪
【衣装】
持ち込みの中で、一番多いのは<衣装>
このブランドが着たい!などがすでに決まっていて
式場の提携ショップに取り扱いがない場合は
持ち込みするしかそのドレスを着る方法はありません。
特にインポートドレスの場合は、取り扱いショップが限られているので
事前に確認するのがおススメです◎
【食材・ドリンク・ケーキ】
実家で作ったお野菜や、ご当地ものなど
思い入れのある食材を持ち込みたい!という場合も、
食品の持ち込みに関しては、衛生上の観点から
持ち込みの規約が厳しい式場もあります。
加工品であればOK、生ものはNGなど
各式場によってそのラインが異なるので、確認が必要です。
保管料など、別途発生するケースも。
【引き出物】
引き出物の持ち込みは、
式当日までの保管の関係や、破損があったときのリスクのために
ほとんどの式場で断られるケースが多いです。
それでも、贈りたいアイテムが式場提携のパンフレットにない場合は
式場と相談しましょう◎
持ち込み料が発生するケースがほとんど。
持ち込みが難しい場合は、後日送付する方法も考えてみて。
【ヘアメイクさん】
友達や知り合いのヘアメイクさんに
当日のセットやメイクをお願いしたいという場合。
また、有名なヘアメイクさんは全国どこでも
出張サービスをしてくれる方も。
プロなら問題ないですが・・
決められた時間内にヘアメイクが完成するのかどうか
披露宴中のお直しは誰がするのか、など
進行上色々な問題が出てくることがあるので
式場とよくすり合わせながら、決めるのがおススメ。
【カメラマン・ビデオマン】
有名なフォトグラファーや、友達に
当日の撮影をお願いしたい場合も、事前に確認を◎
持ち込みカメラマンは、撮影が出来ない場所があったり
細かいルールを設けている会場が多いので
リスクも把握してから、持ち込みを検討して。
【装花】
メインテーブルやゲストテーブルのお花も
衛生上の問題で、やや持ち込みルールが厳しい項目◎
また、お花は生き物なので事前納品が出来ず
当日の受け取りやセッティングを誰がするのかなど、
フロー上の問題が出てくるので
持ち込む場合は、事前に確認を。
結婚式における「持ち込み」について
ご説明させて頂きました◎
ここで伝えたいのは、
式場を決める前に自分のこだわりポイントを知ることは
とっても大事ってこと*
テーマやイメージ、情報収集は
式場探しの段階から進めておくのが賢い花嫁です!
持ち込みの交渉は【契約前】に◎
アナタの結婚式が、後悔のないものになりますように・・♡
結婚式に関する幅広い知識を持った元プランナー。
日本だけじゃなく、海外での可愛い花嫁さん情報も発信します!