ゲストの配席を考えているけれど…どの配置が正しいのか分からない!
席次表を手作りしようと考えているけど…本当にこれで失礼がない!?
など、席に関する不安がたくさんあるプレ花嫁さんも多いのでは??
実は、日本には配席を決めるときや席次表を作るときに、ちょっとしたルールがあります◎
ゲストの手元に残るものだから…失礼のないようなものを作りたいっ!!
そんな花嫁さんへ☆いまからご紹介するポイントさえCheckしておけば大丈夫♪
席次表を作るときのルールをご紹介いたします*
配席について
まずは、\どこに誰が座るか/を決める配席から◎
基本的には、メインテーブルに向って左側が新郎ゲスト、右側が新婦ゲストになります。
(婿取りの場合は逆になります)
ゲストの席次は、二人との関わりや立場によって決めていきます◇
新郎新婦の座る高砂席に最も近い席が上席(上座)、一番遠い席(出入り口に近い席)が末席(下座)となります。
よって、上席には主賓、上司、会社関係の方々を配席することが一般的です◎
また上席テーブルの中にも一番の上席があるのです!
披露宴会場のテーブルは、円卓のケースが多いですが円卓の中でも一番新郎新婦に近い席(新郎側で言うと、高砂席に向かって右側の一番前)が上席になるので、主賓の挨拶をお願いする方には、ここにお掛け頂きましょう!
末席に配席する親族や家族は、“血縁関係が遠い親戚ほど上座に近づく”と覚えておいて下さい*
なので、一番血縁関係の濃いお父さんお母さんに関しては、一番後ろのテーブルかつ、一番新郎新婦から遠い席に配席することになります◎
あとは二人の配慮次第♪
\この子とこの子は隣の方が話しやすいかな/
\知り合い同士はなるべく近くに座ってもらおう/
結婚式は、今まで知り合うことのなかった二人の友人・家族が一斉に集まる日。
考えてみるとなんとも不思議ですよね…**
ゲストのことを一番知っているのは新郎新婦の二人なのですから、当日を想像してみた上で配席を決めて下さい*
もうひとつ注意してほしいのは、1テーブルあたりの人数◇
会場によって、1テーブルに座れる人数は異なりますが定員以上の人数を配席しないように心掛けて下さい…!!
思っているよりも、定員越えのテーブルはゲストにとって窮屈なものになります。
テーブルが窮屈だと、どうしても当日の満足度が下がってしまうことも…。
プランナーさんに相談をするか、実際にレイアウトされたテーブルを見て決めることをおススメ致します◎
肩書きについて
席次表には、ゲストの名前の上に\肩書き/を入れることが多いです。
これは、顔の知らないゲスト同士が新郎新婦との関係性を知るためのもの◇
会社関係の方々に関しては、会社名や役職も入れたいのがほんと◎
ですが、最近では役職の定義があいまいだったり、微妙な間柄も存在するので最近では「新郎上司」「新婦同僚」などで統一することも*
主賓については、社会的な肩書きを添えるのがマナーです◎
また、親族の肩書きにも注意が必要◇
おじさん・おばさんの漢字の書き分けがあるの、ご存知でしょうか??
伯父・伯母▷親の兄・姉
叔父・叔母▷親の弟・妹
ご両親と兄弟に関しては、披露宴ではホスト側になるため「様」を省略するのがルール◎
(兄弟が結婚して苗字が変わっている場合は、「様」を付けます)
お子様に関しては、
男の子:○○様ご子息
女の子:○○様ご令嬢
敬称は「くん」「ちゃん」にしてあげるのが◎
配席・肩書きには、たくさんのルールや決まり事があります!
ですがルールにとらわれすぎてゲストが不快な思いをしては、意味がありません…
一番大切なことは\ゲストの立場や気持ちを考えること/
印刷する前には必ずもう1度確認して、間違いのないようにしましょうね♪
挨拶文・紹介文について
席次表には、見開きページに二人からの挨拶文やプロフィールを載せることも◎
その際に注意したいポイントは、まず\忌み言葉/と\句読点/を使わないこと!
忌み言葉とは、結婚式というお祝いの席には向かない言葉のことです*
例えば…
■お忙しい中お越しいただき
▷「忙」という感じに、死を連想させる「亡」という字が含まれているので×
「ご多用中の中」もしくはひらがなで「おいそがしい中」に書き換えるのが○
■くれぐれ・たびたび・なかなか・わざわざ
▷言葉を繰り返す重ね言葉は、再婚を連想させるので×
スピーチや手紙では気付きにくい忌み言葉ですが、席次表は文字に残るものなので特に注意が必要です◎
そして、句読点も使わないほうが良いとされています!
「、」「。」の句読点は「区切り」「終わり」を連想させるので×
特に挨拶文で使ってしまうことが多いので、注意が必要!
改行をしたり、スペースを空けたりして、句読点を使わなくても読みやすいように工夫してくださいね◇
手作り席次表の際に注意したいこと
市販の席次表手作りキットを使う場合は安心ですが、もし一から自分たちで手作りする場合は以下のことにも注意が必要◇
■ブックタイプの席次表は右開きにする
■折ったときに、中のゲストの名前が折り目にこないようにする
日本ではお祝い事(慶事)は右開き、悲しいこと(弔事)は左開きという考え方が存在します!
またゲストの名前に折り目が付くのは失礼に当たります!
四つ折りタイプの席次表を作成する場合は、気を付けて下さいね◇
たくさんお伝えしましたが、これだけ気を付けていれば大丈夫!!
いまは昔ほど結婚式に関する決まり事やルールが厳しくなくなってきましたが…それでも基本は知っておきたいもの**
もし不安な場合は印刷をする前に、結婚式のプロ\プランナーさん/に確認をしてもらうのが安心です♪
二人の結婚式の為に時間を使って来てくれる、大切な大切なゲストだから…
しっかり配慮・確認をして、当日をめいっぱい楽しんでもらいましょう**
頑張れ!プレ花嫁さん!!
結婚式に関する幅広い知識を持った元プランナー。
日本だけじゃなく、海外での可愛い花嫁さん情報も発信します!