結婚式場での感染リスクは?
結婚式では感染リスクが高まる危険エリアやものがたくさんあります。みんなで顔を合わせて食事をしたり、1つのものに対していろいろな人が触ったりするので、どうしても感染リスクが上がってしまいます。まずは、結婚式において感染リスクがあるエリアとマナーを確認しておきましょう*
密集感染が起きやすい場所は?
・挙式会場
・披露宴会場
・受付
・待合室
・ゲストテーブル
・化粧室
・送賓スペース
・挙式会場から披露宴会場へ向かう道
結婚式当日はゲスがまとまって動きますから、どうしても1つの場所に集まることが多くなります。1つの場所に大勢の人が集まると密になり、感染のリスクを高めてしまいます。
密集した場所で感染を避けるためには?
対策としては、招待するゲスト人数を減らすことや、窓や扉をずっと開放しておくこと、ビュッフェスタイルはしないこと、バーでのアルコールやドリンクの提供はしないこと、混雑しないためにもゲストの受付時間をずらすこと、などの対策をとることが大切です◎
接触感染が起こりやすいものって?
芳名帳へ記帳時やご祝儀を手渡しする瞬間、ドアノブ、マイク、席次表、引き出物、プチギフト、テーブル、椅子、エレベーターのボタンなどです。1つのものに対して複数の人が触るので、万が一誰かがウイルスを持っていた場合は接触感染を引き起こすリスクがあります。
接触感染を避けるためには?
ゲストには定期的なアルコール消毒をしてもらうよう促したり、芳名帳は前もって招待状の中にカードを入れておいて書いて持参してもらったり、お見送りの時に手袋をしてプチギフトを渡したりするなどの感染対策をとることが大切です*こまめなアルコール消毒は、会場スタッフに促してもらうようプランナーさんにお願いしておきましょう。受付では不特定多数の人からご祝儀を受け取ることになるので、手袋を渡しておくと良いでしょう◎できれば結婚式という華やかな場所なので、布製の手袋を渡したほうがいいですね*
飛沫感染が発生しやすい瞬間は?
受付や披露宴会場での密接した会話や、大きな声を出しての演出や余興、飲酒時の会話、両親の挨拶回りなどで感染しやすい瞬間です。結婚式は華やかで楽しい場所なので、どうしてもゲストの気持ちも緩みがちです。つい大声で会話をしたり、お酒が入ると盛り上がってマスクを外したりしてしまうこともあるでしょう。
飛沫感染を避けるためにも、アクリル板の設置やアルコールの提供はしない、余興をなくす、マイクの使い回しはしない、入退場時は順番に少人数で案内する、テーブルの数を増やす、ゲストが座る席の間隔を空ける、広めの会場にするなどの対策が必要です◎飛沫感染は空気中にウイルスが漂っているので、こまめな換気も必要です。アルコールの提供がないといまいち盛り上がりに欠けるかもしれませんが、コロナ感染を防ぐためにも大切な対策です。また、余興を行うと演出によってはゲスト同士の距離が近くなる可能性もあるので、万が一のことを考えると避ける方が良いでしょう*また、両親がゲストのテーブルを周ってお酒を注ぎに行くのがマナーとなっていますが、コロナ渦ではお酌をせずに挨拶だけ行うことも多いです。プランナーさんと話し合って、どのように対策をしていくか相談してみましょう*
感染を防ぎたいならオンライン結婚式もおすすめ
結婚式をしたいけれどゲストには負担をかけられないと思うならオンライン結婚式がおすすめです◎高齢者や遠方に住んでいるゲストは感染のリスクを心配して、出席したくてもできないケースも考えられます。オンライン結婚式であればネットで繋ぐだけで参加してもらえるので、感染のリスクを避けながらも楽しい時間を過ごすことができます♡最近ではオンライン結婚式を取り入れているカップルも多くなり、新しいスタイルとして普及しつつあります。まだ馴染みがないので、盛り上がりが少なく寂しいのではないかと不安を感じるかもしれません。けれども、オンライン結婚式ではみんなの顔をしっかりと見れて自分の晴れ姿もお披露目できるので、問題ありません*ぜひ、オンラインでの結婚式も検討してみてください!
まとめ
今回はコロナウイルスの感染リスクがある危険なエリアや物についてまとめていきました。感染リスクを少しでも減らすためにも危険エリアや物に対する感染対策を徹底的に行っておきましょう。結婚式当日が素敵な1日になりますように…♡♡
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