送迎バスやタクシーの手配でゲストにおもてなしを
一般的に駅と結婚式場が離れている場合は、送迎バスかタクシーチケットを手配するのが基本です。駅から遠いとヒールをはいた女性や、身体の不自由なゲストにとっては大変です。負担になってしまうので、そうならないよう前もって準備をしておきましょう*
送迎バスは密になりやすい
タクシーは多くの人が密集するわけではないので、感染リスクはそこまで高くないと言えるでしょう。けれども、バスは大人数が1つの場所に集まるので、感染リスクが高くなります。ゲストを安心安全におもてなしするためにも、会場だけではなくバスの中も感染対策を行う必要があります。
バス内でできる感染対策
■ゲストが座る席の間隔を開ける
できるだけ人と人の距離を保つためにも、座席の間隔を空けましょう。少人数であればマイクロバスでもある程度の間隔を空けられますが、人数が多い場合は中型バスや大型バスを手配した方がソーシャルディスタンスを保ちやすくなります◎バスの中は座席と座席の間にアクリル板を設けるのが難しいので、できるだけ座席の間隔を取ることが大切です。また、三列シートのバスも距離を取ることができるので、密を避けられるでしょう。
■定期的なバス内の換気
送迎バスを手配する時は、責任者を決める必要があります。一般的に友人に頼んでいることが多いです。その責任者へ感染リスクを減らすためにも定期的に換気することをお願いしておきましょう*とは言え駅から結婚式場までや、結婚式場から披露宴会場まではそんなに時間がかからないことがほとんどなので、一回程度の換気でも充分かもしれません。走行距離に合わせて換気の回数を決めましょう!
■マスクの着用
バスの中であっても大人数が1つの空間にいることになるので、マスクの着用をお願いしましょう*友人がたくさんいる中なのでマスクをしながらの会話は息苦しいかと思いますが、これも感染対策のためには必要なことです。
■乗車前にはアルコール消毒の実施を
バスを乗り降りする時は、こまめにアルコール消毒をしてもらうようにしましょう。また、バスの運転手さんにもゲストが乗り降りするたびにアルコール消毒をしてもらうようにお願いしておくといいですね!最近はどのバス会社も行っていると思うので任せておけば問題ありませんが、不安な場合は事前に確認しておきましょう◎
■親族とゲストでバスを分ける
送迎バスは1台だけではなく、親族用とゲスト用で分けて用意しましょう。基本的には親族用とゲスト用で送迎バスを分けて手配するのが一般的です◎なぜならゲストよりも親族の集合時間が早いからです。親族は相手の親族との顔合わせがあるので、ゲストよりも早く集合しなければいけません。そんな親族の集合時間に合わせてバスを手配すると、友人や職場関係のゲストに負担をかけてしまいます。また、待ち時間も長くなるので退屈にさせてしまう可能性もあります。親族とゲストでバスを分けることで、ゲストの負担を軽減させられて密も防げるのでこれぞ一石二鳥です◎
感染対策を徹底するならタクシーの手配を
ゲストに安心して結婚式に参加してもらうためにも、コロナウイルスの感染対策を徹底したいと思っているカップルも多いでしょう。感染対策をより徹底して行うならタクシーチケットを手配することをおすすめします◎タクシーであれば大人数が1つの場所に集まることもなく、密を防ぐことができます。数台に分かれてゲストを送迎することになりますが、感染対策を徹底的に行いたいならタクシーチケットの手配も検討しておくと良いですよ。
まとめ
今回は結婚式会場ではなく、送迎バスにおける感染対策をご紹介しました。移動時間は少ないといえども、送迎バスの中でも徹底的に感染対策を行っておくことが大切です◎送迎バスは大人数が1つの場所に集まるので、万が一のことがあれば少ない時間でも感染リスクを高めてしまうこともあるでしょう。少しでも感染リスクを低くするためにも対策を考えて行うのがおすすめです*一度バス会社がどのような感染対策を行っているかを確認して、追加で取り入れてほしい感染対策があれば相談してみると良いですね!
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