新郎謝辞のポイントをチェック♡
まずはポイントをおさえておきましょう**
■スピーチ時間に気を付ける
だらだらと話し続けるとゲストも聞き飽きてしまいます。
逆に短すぎると「え…、それだけ…?」と思われてしまうのでダメです。1番最適な長さは約2~3分程度。ゲストに伝えたいこと、言いたいことを、ある程度まとめておくようにしましょう。
■言葉に気を付ける
普段使っている何気ない言葉でも、結婚式では避けたほうが良い言葉というものがあります。
・重ね言葉
繰り返し使う言葉のこと。
言葉を繰りかえし使うということは、「結婚もまた繰り返す」と連想させてしまうことから避けたほうが良いと言われています。
→いろいろ、重ね重ね、くれぐれも、たびたび、ますます、またまた、わざわざ、など
・忌み言葉
最近ではそこまで気にしない人もいるようですが、やはりお祝いの場でもあるので忌み言葉を何度も言ってしまうと不快に感じる人もいます。「きちんとしている人だな」と思ってもらえるためにも、忌み言葉は避けるようにしましょう。
→忙しい、終わる、切る、断る、壊れる、殺す、死ぬ、離れる、別れる、分かれる、など
■立ち居振る舞いに気を付ける
ゲストに好印象を残す新郎謝辞をしたいのであれば、「立ち居振る舞い」にも気を付けるようにしましょう*たとえば舌をうつむいてばかりや、猫背でだらしなかったり、もじもじ話していたりすると、「この人大丈夫かな…」と心配になってしまいます。【ゲストへ視線を向きながら】、【背中をピンとした正しい姿勢で】、【ハキハキした聞き取りやすい声】を意識しながら、すてきなスピーチをしてくださいね!
新郎謝辞でチェックしておきたい基本構成
新郎謝辞でおさえておきたいのは「出席してくれたゲストへの感謝の気持ち」と「夫婦二人の今後の抱負や夢」を伝えること。こう考えると少し難しいかもしれませんが、構成を知っていくと案外簡単♡新郎謝辞の流れは次のようにすると◎
①導入
ゲストへの挨拶や感謝の気持ちを伝える。
②本題
・ふたりのエピソード
・今後どうなっていきたいかなどの抱負や夢
③結び
締めの挨拶
この構成さえ覚えていれば大丈夫♡
いくら必死に原稿を丸暗記しても結婚式当日になるとお酒も入ってスピーチの内容をド忘れしちゃう人もいるので、せめて構成は覚えておくようにしましょう**次からは構成別、新郎謝辞の文例などをお伝えしていきます♪
【導入】新郎謝辞で使える文例
導入部分は、結婚式にお越しいただいたゲストへの感謝の気持ちを伝えましょう。
またゲスト以外にも、両家親族や式場スタッフ、お世話になった方々への感謝の気持ちも伝えると◎
■冒頭のあいさつ
本日はご多用の中、私どもの結婚披露宴にご列席いただきまして誠にありがとうございます。このような場をもつことができましたのも、これまで支えてくださった皆様のおかげです。心より御礼申し上げます。
■遠方からのゲストがいる場合
・私たちのために、遠方よりご出席いただきまして誠にありがとうございます。
・本日は遠路はるばるお越しいただきまして誠にありがとうございます。
■雨や雪の日、夏や冬の日
・本日はお足元が悪い中、私たちの結婚式にご列席いただきまして誠にありがとうございます。
・本日はあいにくの空模様の中、私たちの結婚式にご列席いただきまして誠にありがとうございます。
・本日は、暑さの厳しい中、ご列席いただきまして誠にありがとうございます。
■式場スタッフや受付、余興などを引き受けてくれたゲストへのお礼
・本日の結婚披露宴が素晴らしいものとなったのは、サポートしてくださった皆様や、ここにいるスタッフの方々による献身的なサポートがあってのことです。心より感謝申し上げます。
・とりわけ○○の労をとって下さった○○様はじめ○○の皆様には、心より御礼申し上げます。
・お祝いの言葉だけではなく、楽しい余興や温かいスピーチで披露宴を盛り上げていただいた皆様にも深く感謝申し上げます。
【本題】新郎謝辞で使える文例
新郎謝辞の中で、最も自分の思いや気持ちを出すことが出来るところ。導入部分や締め部分とは違って、「これを言わなければいけない」といったものがないので、深く考えすぎる必要はありません*自分の言葉で、自分らしさを出せる内容にしましょう♪
■入籍したことを報告する場合
私たちは、○月○日に婚姻届を提出してまいりました。約○ヶ月たちますが、新しい生活にも慣れ始め、楽しい毎日を過ごしております。
■授かり婚の場合
・現在○○さんのお腹には、私たちの新しい生命が宿っております。○○さんと、生まれてくる子どもと温かく笑顔の絶えない家庭を築いていこうと思います。
・現在○○さんのお腹には、私たちの新しい生命が宿っており、〇月が出産予定日です。本日の結婚式は急なご案内となってしまいましたが、ご都合をつけてくださり本当にありがとうございました。これからは親になる自覚と責任をもち、明るく楽しい家庭を築いていきたいと思っております。
■感謝の気持ちを伝える場合
・今日一日をここにいる皆様と過ごし、私たちがどれほど皆様に支えられてきたかを痛感することが出来ました。夫婦になってまだ日は浅いですが、今後は2人で支え合って幸せであたたかい家庭を築いて参りたいと存じます。
・◯◯さんのお父さん、お母さん。たくさんの愛情を受けてきた◯◯さんを、必ず幸せにすることを約束します。そしてお父さん、お母さん。これまで大切に育ててくださり本当にありがとうございました。きっと心配をかけたこともたくさんあったと思います。今後は一家の大黒柱として頑張ってまいりますので見守ってくださると嬉しいです。
【結び】新郎謝辞で使える文例
謝辞の結び部分では、結婚式を締めくくりとして改めてゲストへの感謝の気持ちを伝えます。
私たちは夫婦として、共に歩んでまいります。本日、皆様よりいただいた言葉と感謝の気持ちを忘れずに、二人で明るい家庭を築いていきたいと思います。未熟なところもありますが、今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。最後になりましたが、ご列席の皆さま方のご健康とご多幸をお祈りしまして、私たちふたりのごあいさつに代えさせていただきます。本日はありがとうございました。
ステキな新郎謝辞で締めくくろう♡
結婚式の締めくくりとして、改めてゲストに感謝の気持ちを伝える新郎謝辞。ふたりのちょっとしたエピソードや抱負など、伝えたいことはたくさんあると思いますが、簡潔にスマートにスピーチするようにしましょう♡ご紹介した文例も参考にしていただき、結婚式当日は新郎さんらしさが詰まったステキなスピーチにしてくださいね♪*。
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