そもそも「贈り分け」って何?
「贈り分け」とは、ゲストによって違った引き出物を贈るということ。すこし前まではゲスト全員に同じ引き出物を贈ることが当たり前でしたが、最近では「おもてなし」の1つとして相手の好みや趣味に合わせたモノを贈る「贈り分け」が主流になりつつあるようです。
実際に約6割の人が引き出物を贈り分けしたというアンケート結果もあるようで、結婚式を挙げた半数以上の方が贈り分けしているということが分かりました。今までは「記念品」という考えで贈っていた引き出物ですが、少しずつ結婚式に対する考え方も変わってきて、引き出物に関しても「ゲストに感謝を伝えたい」「せっかくなら喜んでもらいたい」という考えに変化していっているようです**
まずは担当プランナーに相談することが大切!
引き出物を贈り分けしたい場合は、まず担当プランナーに「贈り分けをしたい」という旨を伝えておくようにしましょう。引き出物は新郎新婦さんではなく、式場スタッフが各ゲストの席に配置していくもの。なので、引き物を贈り分けするのであれば、どのゲストにどの引き出物を贈るのか事前に打ち合わせする必要があります。引き出物の配置ミスが起こらないように、しっかりと伝えてミスを防ぐようにしましょう。
ゲストに喜んでもらいたいがために引き出物を贈り分けしたとしても、違う引き出物を贈ってしまっては意味がないし、相手に対しても失礼にあたります。贈り分けするときは念入りに打ち合わせしておくようにしてくださいね♡もし1人1人違ったものを贈る場合は、リスト表などを作成しておくと安心。式場によっては対応していないところもあるようなので、あらかじめ確認しておくと良いですよ◎
贈り分けするときに大切なポイント
主流にもなってきている「贈り分け」ですが、ゲストによっては嫌な気持ちになったり、不快な思いをさせてしまったりすることも…。ここでは贈り分けするときのポイントをお伝えしていきます♪
■4~5パターンに分ける
「1人1人違ったものを贈りたい」そう考えている人もいるかもしれません。たしかに1人1人違った引き出物を贈ることができたほうが、みんなに喜んでもらえるとは思います。人数が少ないとゲストそれぞれ違った引き出物を贈ることは可能だと思いますが、100人ほどいる場合は難しいところ…。
というのも、引き出物を配置していくのは式場スタッフです。ゲスト数が多くて細かく引き出物を配置するとなるとミスをしてしまう可能性も…。もしゲスト数が多い場合は、引き出物の贈り分けは4~5パターンに分けておくほうが安心です**
■引き出物袋は統一する
式場を通して引き出物を用意する場合は式場の紙袋を使用するので大丈夫だとは思いますが、自分たちで手配する場合は注意が必要です。ゲストによって引き出物袋が違うと、差を感じて不快な思いをするゲストが出てきてしまうかもしれません。それぞれ違った引き出物を贈る場合は、違いが分からないように引き出物袋を統一するようにしましょう。引出物袋を取り扱っているウェデングサイトもあるので、そういったところを利用すると◎最近では結婚式が終わっても使えるようなオシャレな引き出物袋も出てきているみたい♡ぜひチェックしてみてくださいね!!
■品数を統一する
贈り分けをするといっても、品数まで変えるのはタブー。
こっちのゲストには○品、こっちのゲストには○品…と変えてしまうと、たまたま違う人の引き出物袋の中身が見えてしまったゲストは嫌な気持ちになってしまいます。引き出物を贈り分けするときは品数を統一するようにしましょう*
また、あまりにも見た目の大きさに差があるのもタブー。
大きすぎたり小さすぎたり、あまり大きな差が出ないように配慮するのも大切なポイント◎もしどうしても差が出てしまう場合は、ゲストが座る席を工夫したりして配慮するようにしましょう**
「贈り分け」をするときは細心の注意を!
以上、今回の記事では「贈り分けをするときのポイント」についてお伝えしてきました。
引き出物の贈り分けはゲストにとっても嬉しいものですが、気を付けなければ逆にガッカリさせてしまうことも…。あまりにも大きさに差があったり、紙袋からして高級感が違って見えたりするのは避けるようにしましょう。もし、贈り分けをするのであれば、見た目に差が出ないように袋を統一したり、品数を揃えたりして配慮することが大切◎ゲストの気持ちになって、喜んでもらえるようなステキな引き出物を贈ってくださいね!
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