こっそり伝授♡新郎新婦さんの所作
結婚式にゲストとして参加したことがある方なら、何となく想像が付くと思います。結婚式当日の新郎新婦は、立ったり座ったり・腕を組んだりお辞儀をしたりと・・色んな所作があって大変そう。。。
あれってみんなぶっつけ本番でやってるの?それとも事前に練習してる?
これから結婚式を迎える新郎新婦にとっては、疑問でしかないですよね・・!!
正解は、ぶっつけ本番というのが正しいのでしょうか・・!?
結婚式当日は《キャプテン》という2人を先導するスタッフが傍につきます。このキャプテンが、歩き出しや止まる場所・お辞儀や腕組みのタイミングなどをその場で指示してくれるので、新郎新婦はその指示に従うだけ◎
これを聞いて、少しホッとした方もいらっしゃるのではないでしょうか?♡
ここからは、ストロベリーを読んでくれている方だけにこっそり伝授♪元会場キャプテンの私が、結婚式・披露宴当日の所作のポイントを少しだけご紹介◎
事前に予習しておくだけで、当日はより自信を持って挑めるかも!?何も覚える必要はありません。サラッと読んで、頭の片隅に入れておくだけでOKですよ★
挙式から披露宴の結びまで、順番にお伝えしていきます!
【挙式】
挙式の進行のみ、キャプテンではなく牧師の先生(キリスト教式の場合)もしくはチャペル専任のアテンドさんが行うケースが多いです。
挙式の場合、事前にリハーサルがあるのでここでも所作を確認することが出来ます◎
《新郎入場》
扉が開いた後、チャペルの中に入ります。特に一礼は必要ありません。
《新婦入場・ベールダウン・エスコート》
扉が開いた後、チャペルの中に入ります。特に一礼は必要ありません。ベールダウン終了後、エスコート役の方と腕組しここで一礼。その後バージンロードを進みます。
《バトンタッチ》
新郎・新婦・エスコート役、揃って一礼。その後新婦を送り出し、新郎新婦揃って祭壇へ進みます。
《誓約・誓いの言葉・指輪の交換・証明書へのサイン》
ここでは割愛します。牧師・司会者さんの指示に従ってください。
《退場》
腕組をして退場します。扉の前に付いたらもう一度ゲストの方に振り返り一礼。その後、扉から退場します。
【披露宴】
披露宴からは、会場キャプテンにバトンタッチ!
挙式の緊張から解放されてゲストとのひと時を心から楽しむために、スタッフさんへ身を任せてください♪
《入場》
披露宴会場への入場前は腕組でスタンバイ。もしテーブル間隔が狭く2人並んで歩くのが難しい場合は、手を繋ぐ形でもOKです。
扉が開いて会場の中へと足を進めたら、一礼後一旦その場でステイ。ゲストからの写真にしばらくお答えください、
会場場内をぐるりと歩いたのち、メインテーブルに到着。司会者さんの合図に合わせて一礼をし、着席します。
《ウェルカムスピーチ》
スピーチの際はイスから立ち上がります。
腕組はしなくてOK。スピーチ終了後は軽く一礼し、着席してください。
《主賓挨拶》
主賓の挨拶が始まる前は、2人ともイスから立ち上がります。挨拶の方から「どうぞお掛けください」という言葉があれば、着席してOKです。
挨拶が終わればもう一度立ち上がり、一礼をします。
《乾杯》
乾杯の挨拶も主賓挨拶と同様。乾杯前にスピーチがある場合は最初に立ち上がり、「お掛けください」という言葉があれば着席します。
乾杯の前にはグラスを持って立ち上がり、音頭に合わせて乾杯をします。
その後ゲストが着席し、食事スタートの合図で新郎新婦も着席します。
《ケーキ入刀・ファーストバイト》
新婦さんは両手でナイフを、新郎さんは右手でナイフを持ち左手は新婦さんの腰へ。司会者さんの入刀の合図で、ケーキにナイフを入れてください。その後しばらくは、ゲストカメラに答えるように笑顔をキープ。
ファーストバイトは、基本的には新婦→新郎の順番で行います。
《スピーチ・余興》
スピーチや余興は、基本的にイスに座ったままでOKです。手紙やプレゼントを受け取る時のみ、2人で立ち上がりましょう。
《中座》
エスコート役の方をメインテーブルまで呼び出し、前まで出てきていただくのが基本。その後腕を組み(もしくは手を繋ぎ)、ゆっくりと扉まで進みます。
扉の前についたらもう一度ゲストの方を振り返り、一礼後に退場します。
《お色直し入場・テーブルラウンド》
お色直し入場は、冒頭の披露宴入場シーンと同じ要領で入場します。
テーブルラウンドの演出がある場合は、キャプテンがテーブルや立ち位置を先導してくれるので、着いていく形でOKです。
《手紙》
花嫁の手紙のシーンになると、会場の定位置まで移動します。花嫁さんは両手で手紙を持ち、新郎さんは右手でマイクを左手は新婦さんの腰に回します。
新婦さんが泣いてしまった時はサッとハンカチを差し出せるよう、予め左手に持っておくのがおススメです。
《記念品贈呈》
記念品を持った状態で、親御様の元へ歩きます。基本的には、新郎様が前を歩いてください。ここでは腕組は必要ありません。
それぞれの親御様の前に到着したら、司会者の合図で記念品をお渡し頂きます。渡した後は、握手やハグなど自由にして頂いてOKです★
《謝辞》
記念品贈呈後、両家が一列に並びます。謝辞の間、腕組をする必要はありません。
謝辞後は司会者の合図で全員一礼。その後新郎新婦を先頭に、退場します。この時は腕組をしましょう。
こうして新郎新婦の1日の所作を振り返ると、立ったり座ったり、腕組をしたり一礼したり・・細々とした動作が多いことが分かりましたよね。
基本は簡単な動作なので、覚える必要は全くなし!ゲストの中には正解を知っている方もいないので、堂々としていれば大丈夫です♡
この記事を通して事前に予習しておくことで、花嫁さんの自信や不安解消に繋がれば嬉しいです♡
結婚式に関する幅広い知識を持った元プランナー。
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