結婚式の式場が決まりはじめると、結婚指輪の購入についても考え始めるころです。ほとんどのカップルが結婚指輪を購入しているのですが、実際に指輪を見に行くとどちらが費用負担をするかや、制作期間がどれくらいかかるかなど分からないことがでてきます。そこで、先輩カップルの体験も交えつつ、「知っておきたかった!」という話題をまとめてみました!
1.結婚指輪購入の時期と制作期間の目安
多くのカップルが結婚指輪を挙式の前に購入しています。結婚式でも「指輪交換」の演出がありますよね。その演出にもあるように、挙式の際に結婚指輪を身に着けてのぞみたいというカップルがほとんどです。
結婚指輪といっても、店頭で選んでいるときは実物を見て試着したりできるので「買ったらすぐに手元に指輪が来る」と思いがち。でも、実は店頭に置いてある指輪はデザインサンプルです。ファッションジュエリーと違って結婚指輪は制作期間が長くなります。お店によって違いはありますが、制作期間は1ヶ月ほど。フルオーダーでオリジナルの指輪をつくるのであれば、制作期間は3か月ほど見たほうが安全です。結婚式の準備と重ならないように、結婚式の3か月前、フルオーダーの場合は半年前には購入を済ませておきたいところ。制作期間が長くなるのは、サイズ調整やお名前の刻印などを職人さんが行うからと言われています。
また、結婚式の前に入籍をするカップルでは、入籍に合わせて結婚指輪を準備する場合もあります。その時も、制作期間は前述のとおりなので、ぞれぞれのスケジュールと合わせて検討してみましょう。
2.費用負担
買いたいな、と思える指輪が見つかったあと、次におふたりでご相談してほしいのは指輪の費用負担について。「夫が全額負担してくれると思っていたのに、直前に折半で、と言われてがっかりした」など、話し合っていなかったからこそ支払いのタイミングになってトラブルになってしまうこともあるそうです。これから末永くご夫婦でいるおふたりの門出のイベントと思って、費用負担については二人でよく話し合いましょう。
費用負担のパターンとしては下記が代表的です
・夫が全額負担
・夫婦で折半、またはお互いにプレゼント
・妻が全額負担(妻主導で指輪を選び、購入)
カップルによって状況が違うので、おふたりに合った方法を選びましょう。また、式場への支払いのタイミングと同じになると費用負担が大きくなり大変なので、時期をずらせるか検討するのもコツです。
3.結婚指輪の平均予算と低予算でほしいリングを購入するコツ
結婚指輪の平均予算は、二人分で24.3万ほどが目安と言われています。選んだ素材や宝石で金額が変わりますが、このくらいの予算を頭に入れてお店に足を運ぶといいですね。
一生のうちに何度かある「高い買い物」のうちの1回に入る結婚指輪の購入ですが、ジュエリー業界の決算の時期を把握しておくと、ほしい指輪がいつもよりも低予算で購入できるかもしれません。
結婚指輪には定価が定めてありますが、年に2回ある決算の時期に合わせてセールを開催していたり、購入時に割引を適用してくれる時期があります。その時期として有力なのが2月と8月。多くの企業は3月と9月に決算月が固まっています。決算月の前に売り上げをたくさん計上したいので、セール価格を設定したりするのです。
結婚指輪をセールで買うなんて!と思われる方もいるかもしれませんが、クオリティの高いものをいつもより低予算で購入できるこの機会はぜひ検討してみたいところです。
4.最後に
結婚が決まり、夫婦となる証に一生に見つける結婚指輪。何十年たっても気持ちよく身に着けられるよう、お気に入りのデザインが見つかるといいですね。これから新しい人生の門出をお迎えになるおふたりの参考になれば幸いです。
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