結婚式後のブーケはどうする?
■ドライフラワーにする
ドライフラワーは、風通しの良い日陰に1~2週間ほど吊るして作ります。水分が抜けることによって多少の変色やひび割れはありますが、ほとんどそのままの状態でブーケを残すことができます。自分で作る場合は、数本ずつ乾燥させましょう!お花の量が多いと上手く水分が抜けず、きれいな形になりません。直射日光に当てたり、湿気が多い環境に置いたりすると傷んでしまうので、乾燥している場所に置いておきましょう。また、お花によってはドライフラワーにできないものもあるので注意が必要です。専門の業者に依頼すればきれいな色合いで残してもらうことができるので、お願いするのもおすすめですよ◎
■押し花にする
押し花は、お花を花びらや葉っぱに取り分けてプレスすることで、水分を取り除いて乾燥させます。紙のように平たく仕上がります*本や手帖などに挟んで作るのが一般的ですが、ブーケの場合は業者さんにお願いすると押し花を立体的に組み上げた状態に作ってくれます。思い出のブーケをそのままに近い形で残せるだけじゃなく、リボンやアクセサリーなども一緒に飾ることができるんです◎直射日光や湿気に弱いので、涼しいところに飾ると長く楽しめますよ♪*
■ブリザーブドフラワーにする
プリザーブドフラワーは、特殊な加工液でお花の水分を抜いて色付けしたもののことです。生花のような美しさに加えて、ブーケの形状を長く保つことができます◎特殊な染料を使うので、ニュアンスカラーなど自然にない色も叶います。水を替える手間もなく、ボックスやガラスドームなどに入れたまま楽しむことができます。デメリットは湿気に弱いので着色液が染み出してしまったり、ひび割れしてしまったりすることがあります。一般的にプリザーブドフラワーの保存期間は5~10年ですが、条件が悪ければ1~2年で劣化してしまうことも。。。
■アイスフラワーにする
アイスフラワーは、生花をマイナス30度で瞬間的に凍らせた後、真空状態で乾燥させます。ドライフラワーにするのが難しい多肉植物や、実ものもアイスフラワーにすることができます◎着色料を使わないので、ナチュラルな美しさが楽しめますよ♪乾燥でひび割れをすることもないですが、保存期間が3~6ヶ月と短いことがデメリットです。
加工したブーケをアクセサリーに
ドライフラワーや押し花にしたブーケをさらに加工して楽しむこともできます◎例えば、押し花にしたブーケをハーバリウムにしたり、キャンドルに流し入れて押し花キャンドルにしたり…アレンジはさまざまです*レジンを使ったネックレスやスマホケースにすればどこにでも持って行くことができますね!ブーケの一部しか使えませんが、アクセサリーなどにして身につけておきたいという人にはおすすめです。
アフターブーケの費用と納期は?
自分で作れば費用は抑えられますが、完成度は手先の器用さに左右されてしまいます。。。業者さんにお願いした場合は、押し花加工で3万円、プリザーブドフラワーやドライフラワー、アイスフラワーは5万円からが相場です。結婚式の費用と相談して保存方法を決めましょう!またブーケの加工は手作業なので、手元に届くのはアイスフラワーは1~2ヶ月、それ以外は3ヶ月から半年といわれています。
アフターブーケはいつ加工する?
生花の加工は鮮度が大切です◎結婚式前に業者を決めておき、挙式直後に受け渡しするのがおすすめです。場合によっては、挙式後からの注文を受け付けている業者もあります。もし依頼をするのを忘れていた場合はそのような業者にお願いしてみては?*
卒花嫁さんはこんなアフターブーケに!
リースブーケがそのままの形で、フレームの中に収められています。全体的に落ち着いたな色合いで、大人な雰囲気が感じられますよね♪*飾るだけで部屋がシックな印象になり、とても素敵なインテリアになります。
ドライフラワーを集めてボックスの中に収めたスタイル*お花がぎっしりと詰められ、くすみカラーになったドライフラワーがおしゃれでアンティーク風な仕上がりです。
ドライフラワーを立体的に敷き詰めたボタニカルフレームは、お花がフレームから溢れ出ている躍動感が良いですよね♪*お花ならではのカラフルな色合いがとっても素敵です♡
大事な結婚式のために作られたブーケは、いつまでも手元に置いておきたいですよね♡アフターブーケには、ドライフラワーにしたり押し花にしたり、凍らせたりと、さまざまな保存方法があります。ぜひ自分が残したい方法を探して、」最高の思い出を最高の形で残して下さいね!
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