遠方のゲストにお車代は渡す?渡さない?
基本的にお車代は渡すのがマナーです。お車代は、ゲストに「来てくれてありがとう」という感謝の気持ちを示すものなので、今後の関係性を考えると渡しておいた方が良いでしょう*また、遠方から来るゲストはご祝儀にだけじゃなく宿泊費や交通費が別途かかるのでとても負担が大きいです。出費が大きいことからゲストの中には来られない人もいると思います。結婚式は、お世話になった人たちえ感謝の気持ちを伝えたり、自分たちの晴れ姿を見に来たりしてもらうものなので負担にはなりますが、できればお車代は渡す方がベターです◎
お車代はどれぐらい負担したほうがいい?
遠方のゲストの場合、新幹線や飛行機などを使って来てくれるので、どれだけ負担すればいいのか迷ってしまいますよね。一般的には3つのパターンに分けられるようです*
■全額負担
二人のハレの日ために遠方からわざわざ来てもらっているので、全額負担がベターです◎基本的に結婚式は新郎新婦さんがゲストを招待する立場なので、宿泊するゲストには宿泊費を用意しましょう*とは言え交通費と宿泊費を全額負担することは、大きな費用となるので厳しいと感じることもあるかもしれません、その場合は、交通費だけでも大丈夫ですが、遠方のゲストには前もってそのことを伝えておくのがスマートです*
■半額負担
全額負担するのが難しいのであれば交通費の半額を負担する新郎新婦さんもいるようです。どのような方法で来るのか交通手段がいくつもある場合は、事前に確認し交通費の半額を渡しましょう*
■負担しない
交通費や宿泊費を負担しないのも1つです。その代わりとしてご祝儀はもらわないことにすると、実質的にゲストの負担を減らすことができます◎ご祝儀は要りません、といっても招待されるゲストとしてはご祝儀を渡さずに受付を通るのは少し気まずいものです。そのような思いをさせないためにも、できればご祝儀を断るのではなく、交通費を負担した方が良いでしょう*
相手との関係性で決める方法も
交通費の負担割合は、ゲストとの関係性で決める方法もあります。
■相手が親族の場合
親族の場合、それぞれの家族の中でお車代の有無が決められていることもあります。例えば「お互いに結婚式に招待するからお車代は無しにしよう」「交通費だけ負担しよう」など…遠方の親族がいるならまずは両親に確認をしましょう*話し合ってお車代をどこまで負担するか、また渡すべきなのかを決めることが大切です。
■結婚式に招待してもらった場合
以前結婚式に招待してもらった友達で、自分も遠方の会場に行ったことがあるのなら、その時と同じような対応をしましょう。ちなみに、友達に気を遣って「半額負担してもらったけれど全額負担にしよう」という考えは避けた方が良いでしょう。相手より負担額が大きいと気を遣わせてしまう可能性があります。基本的には同じ対応をするのがベターです◎
お車代を包む時のポイント
お車代を包む時は、端数は切るようにしましょう。相場を自分たちで調べてキリのいい金額で渡すのがベストです◎ちなみにお車代はご祝儀ではないので、「割り切れない金額」や「不吉な数字は避ける」などは考えなくてもOK!ちなみに、お車代の金額が3,000〜5,000円であればポチ袋で充分です。もし10,000円を超えるようならご祝儀袋に入れて渡すのがマナーです◎
まとめ
遠方ゲストの交通費はどこまで負担すれば良いのかについてまとめていきました。基本的には、遠方からわざわざ来てもらうので、全額負担するのがマナーです。けれども、経済的な状況によっては全額負担できないこともあると思います。その場合は、ゲストに負担がかかってしまうので、事前に断りを入れておくことが大切です*後からトラブルにならないためにも交通費は全額負担できないことを伝えた上で出欠の返事をもらうようにしてください!お車代を入れる時のポイントも併せてご紹介したので、ぜひ参考にしてみてくださいね**
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