交通費や宿泊費を負担する
遠方から来てくれたゲストの交通費や宿泊費は、新郎新婦さんで負担しましょう。人によって全額負担する場合もあれば、半額の場合もあります。さらに、交通費は全額負担し、宿泊費を負担しないケースなどさまざまです。遠方ゲストの人数や結婚式費用のことも踏まえて交通費や宿泊費をどれだけ負担するかは、二人で話し合って決めましょう*
ただし、招待する遠方ゲストの結婚式に参列したのであれば相手に合わせることがポイントです。例えば相手が交通費を全て負担してくれたのであれば、こちらも同様に交通費を全額負担しましょう*気を遣って交通費も宿泊費も負担すると相手に気を遣わせてしまう可能性があるので、注意してくださいね!
タクシー代を負担する
中には駅から離れたところで結婚式を挙げるカップルもいるでしょう。遠方から来たゲストにとっては、駅から遠いとアクセスがとても不便です。結婚式場に送迎バスがあれば、そちらを利用すれば良いですが、ない場合はタクシーを手配してあげましょう。
ゲストの負担が少なくなるので、喜んでもらえるでしょう✳︎
■小さなお土産を送る
交通費や宿泊費の負担だけでは味気ないと思う場合は、小さなお土産を用意すると良いでしょう。お土産といっても簡単なもので構いません。チョコレートやクッキーなどのお菓子でも喜んでもらえるでしょう♡渡す際は「今日は遠いところから来てくれてありがとう」と一言添えるとベストです。もし自分ではなく、家族や受付を任せた友人に渡してもらう際は、手紙を添えておくといいかもしれませんね。
あまり高価なお土産だと、他のゲストと差が出てしまうので500〜1,000円程度で予算を組むのがおすすめです。
観光地図を用意する
遠方から来たゲストの中には、宿泊して観光を楽しんで帰る方もいるかもしれません。しかし、見知らぬ土地だとどこに行けば良いのか迷う方もいるでしょう。せっかく自分たちの結婚式に来てくれたのだから、最後まで楽しんでもらいたいですよね!最後まで楽しんでもらうために、周辺の観光案内地図を渡すと良いでしょう♩スムーズに観光ができますし、自分のために気遣いをしてくれたという気持ちも伝わりますよ!
サプライズをする
披露宴で小さなサプライズを仕掛けるのもいいかもしれません。例えばコーヒーカップの裏にシールを貼っておきます。披露宴の途中で司会の方が「ここで新郎新婦からサプライズがあります。コーヒーカップの裏にシールが貼ってある方は前に出てきてください」などと案内してもらいましょう。前に出てきたタイミングでプレゼントを渡すのです。あくまでも「ランダム形式」でコーヒーカップにシールが貼ってある体にすることがポイントです。渡す方が決まっているとなれば、他のゲストが楽しくなくなってしまうかもしれません…。偶然ゲームで当たったようにすれば自然に遠方のゲストにプレゼントを渡せますし、楽しんでもらえるでしょう♡サプライズプレゼントでよくあるのはお肉商品券やハーゲンダッツの商品券などですね。お肉は老若男女に好かれる食べ物ですし、高級感があります。ハーゲンダッツもいつもは少し敬遠してしまう高級なアイスなので、みんなに喜んでもらえるでしょう!
装花は渡さない
披露宴が終わると会場装花をゲストにプレゼントしますよね。しかし、遠方のゲストにとってはできるだけ持ち物を減らしたいものです。もちろんお花を受け取りたい気持ちはあるけれど、手荷物が増えることを懸念している方もいます。また、途中で枯れてしまう可能性もあるので、ゲストに気を使わせてしまう場合があります。会場スタッフの方にあらかじめ遠方のゲストにお花は渡さないように打ち合わせしておくといいかもしれません。
もしくは、選択形式にしても良いかもしれませんね。「お花をプレゼントしているのですが、いかがですか?」とスタッフの方に聞いてもらえば、遠方のゲストは自分で選択できるので安心ですよ!
まとめ
今回は遠方のゲストにできるおもてなしの方法をご紹介しました。遠方から来てくれたゲストには最初から最後まで楽しんでもらいたいものです。些細な気遣いでも気持ちが伝わるので、ぜひ今回ご紹介したアイディアを試してみてください。しかし、遠方から来るゲストが親戚の場合は、どこまで交通費や宿泊費を負担するかは両家の家族と話し合うことが大切です。家族や親族内でどこまで負担するか決まりがある場合もあるので、確認しておきましょう。
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