和婚で取り入れてみたい演出って?
■箸取りの儀
新郎新婦さんがあんこでできた蓬莱山というお饅頭に入刀し、竹でできたお箸を使って紅白饅頭を食べさせ合う演出です。ケーキ入刀のセレモーでのファーストバイトと同じく、「二人が食べるものに困らないように」という願いが込められています。色鮮やかな見た目にゲストも注目してくれそうです*
■ファーストバイトをアレンジ
和婚でもウェディングケーキ入刀をする新郎新婦さんもいます。和装姿ならお茶碗とお箸やしゃもじを使ってファーストバイトをしませんか?♡お茶碗やお箸は今後も使うアイテムなので日常生活で使うごとに思い出が深まりますね。
■みたらしドリップ
和菓子を使った演出に、みたらしドリップというものがあります。ウェディングケーキにソースをかけて完成させるドリップケーキから生まれた演出で、真っ白なお団子にみたらしのタレをかけて完成させます。串に刺さったお団子は、神様へのお供え物として作られたのが始まりといわれ、京都にある下鴨神社境内の御手洗池に浮かんだ縁起の良い泡に見立てて作られたそうです*砂糖と醤油の甘辛いタレをかけて真っ白なおだんごが香ばしいタレで染まっていく様子にゲストもあっと驚きそうです。おだんごをたくさん積み上げるとインパクト抜群で、タレはたっぷり掛けるのがコツですよ♪
おだんごをカラフルな色合いにして、デコレーションされたケーキのように盛り付けるアイデアも◎パステルカラーは、まるで桜や菜の花のようにも見えますね!温かさと可愛らしさを印象づけてくれます。
■だるまの目入れ
だるまは「七転び八起き」を意味する縁起物で、無病息災や家内安全など、あらゆることを祈願します*だるまの赤い色は魔除けの効果があり、災いや病気から身を守ってくれる色とされていました。だるまの眉毛を鶴、ヒゲを亀と見立てたものもありますよ!だるまには両目がなく、最初に願を掛けながら「向かって右目」を入れて、叶った後に「向かって左目」を入れるのが多いそうです*ちなみに、商売繁盛や家内安全、健康祈願は、最初から両目を入れるのが一般的です。誓いのセレモニーの前に右目を入れて、誓った後に「願いごとが叶った」として左目を入れるというのもおすすめですよ◎
だるまといえば赤色ですが、日本各地には14色もカラーバリエーションがあり、青色は学力向上、黄色は金運幸運UP、緑色は身体健勝、ゴールドは金運向上、シルバーは安産吉祥、黒色は商売や事業の繁栄、白色は目標達成といった意味があるそうですよ!結婚式においては赤色のだるまが華やかで、おめでたいシーンにピッタリです◎
■和菓子ビュッフェ
披露宴後半のデザートタイムに演出の1つとして取り入れる花嫁さんも多いデザートビュッフェ**ミニケーキやプリンなどのスイーツがたくさん並べられている様子は女性ゲストにも好評ですよね!和婚でデザートビュッフェを取り入れるなら和菓子に限定してみては?*和菓子は、季節を感じられて和菓子ならではの味わいにほっとした気持ちになれそうです♡また、和菓子ビュッフェは珍しいので、ゲストの記憶にも残りますよ♪
今回は、和菓子や和の小物を使った演出をご紹介しました。和風のみ、洋風のみとテーマで揃えると、より統一感があります*もちろん、ドレスとしゃもじのように和の雰囲気も洋の雰囲気どちらも取り入れるのもおすすめです◎おいしくて楽しい演出になりますように…♡*
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