【結婚式においての感染対策も変わる!?】
先日政府が発表した「新型コロナウィルス感染症対策の基本的対処方針」が変更になり、3月13日より<マスク着用>についてのルールが改められることになりました◎
ということは…結婚式においての感染対策も変わるということでしょうか!?
これから結婚式を迎えられる花嫁さんにとっては、とっても気になるニュースですね!
ニュースでも話題になっている通り、2023年5月8日より、新型コロナウイルス感染症の分類を、<5類>に引き下げることになりました。
<5類>とは、インフルエンザと同じ分類。これによってマスク着用など、これまで徹底してきた感染対策が大きく変わることになるようです◎
感染対策のガイドラインは事業所ごとに定められており、ウェディング業界に準ずる私たちは「冠婚葬祭・結婚式場」としての感染対策が求められてきました。
今回は新型コロナウィルス感染症が5類になったことを受けて、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が変更になります。
具体的にどう変わるのかを、チェックしていきましょう!
【マスクの着脱について、個人の判断に(3/13~)】
一番大きなポイントとして、マスクの着用が義務ではなく、個人の判断に委ねられるようになりました◎
これまでは政府がルールとしてマスク着用を義務付けていましたので、私たちもそれに従い、基本的に外出時はマスクを着用していましたよね。
今回の変更によって、マスク着用の義務化がなくなったということです*
マスクの着用が個人の自由となりましたが、重症化リスクのある方や妊婦さんは引き続きマスクの着用が推奨されています。
併せて医療機関や混雑する時間帯の交通機関を利用する際も、マスクの着用が推奨されています。
またマスクの着用は個人の判断に委ねられるとなりましたが、事業所の意向により、利用者・従業員にマスク着用を求めることは認められるとのことです。
この「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」の変更によって、私たちの結婚式はどう変わるのでしょうか??
<個人の判断に任せる>ということは、ゲストが結婚式でマスクを着用するかどうかも、個人の判断になるということ。さて、新郎新婦はゲストの為に、そしてこれからの結婚式の為に何をすべきなのでしょうか?
準備したいポイントをまとめていきます◎
■ゲストのマスク着用について
今回の変更を受けて、まず多くの人が一番初めに思い浮かべるのが<ゲストのマスク着用>についてだと思います◎
ゲストも結婚式当日のマスクの着用について、判断に迷われる方がきっと出てくるでしょう> <
個人の判断に委ねるという政府の方針に従って、結婚式当日のマスク着用も<任意>にするということを、事前にゲストに伝えておくのが親切なのかも。
ゲストの中には、妊婦さんや高齢の方がいらっしゃる可能性もありますよね。
個人の状況に合わせて選択して良いと予め全員に周知し、ゲストの迷いを軽くしてあげられると良いですね。
■パーテーションやアクリル板の設置について
ウィズコロナの結婚式では、ゲストテーブルにアクリル板やパーテーションの設置がなされていましたよね。
食事中はマスクを外すことから、感染防止対策のひとつとしてずっと推奨されてきました。
今回の変更を受け、アクリル板やパーテーションの設置は、新郎新婦の意向を踏まえて設置の有無を決定出来ることになりました!
アクリル板やパーテーションは、安心だったけれども不便な点もありましたよね。会場の広さやゲスト人数に合わせて、検討してみてください◎
■演出について
ウィズコロナの結婚式では、演出の制限も目立ちました。
ビュッフェ形式の演出を廃止にしたり、集合写真撮影時は人が密集することから、声を出さないようにしたりと、様々な工夫を凝らしてきましたよね。
今回の規制緩和を受けて、演出も思いっきり楽しむことが出来るようになりそうです。
■会場スタッフはマスクを着用していることも
マスクの着用は任意になりましたが、事業所が定めたルールに従って、式場のスタッフや従業員はマスクを着用するケースがあります。
気になる場合は、事前にプランナーさんに確認してみるといいでしょ
■その他、基本的な感染対策について
アルコール消毒の設置や換気など、これまでやってきた基本的な感染対策については今回言及がありませんでした。
新郎新婦やゲストに安心して結婚式をお楽しみいただけるよう、基本的な感染対策は続けていっても良さそうですね。
■オンライン結婚式について
コロナ禍でもなんとか結婚式が出来ないかと、試行錯誤してたどり着いたのが<オンライン結婚式>。1つの場所に集わずとも、お祝いする気持ちがあれば、どんな場所からでも気持ちが伝わることがわかりましたよね!
離れた場所に居ても、当日直接お祝いに駆けつけることが出来なくても、オンライン上でおめでとうの気持ちを伝えられるということは、ウィズコロナの結婚式が教えてくれたこと。
今回見つけた<オンライン結婚式>という方法は、これからもウェディングの1つの選択肢として残り続けるでしょう◎
「新型コロナウィルス感染症対策の基本的対処方針」の変更を受けて、私たちの結婚式も少しずつ変わる予感◎
マスクをせずに、”おめでとう”の言葉が伝えられるこの喜び。当たり前だったことが当たり前じゃなくなった時に、その有難みを感じるのですね**
5類に引き下がるのが5月8日なので、5月以降の結婚式はまた対策が変わるのかもしれません。
これまで数年続けてきた習慣が変わり、最初は戸惑うかもしれませんが…私たちも花嫁さんと一緒により良いやり方を見つけていきたいと思います◎
※当記事は「日本ブライダル文化振興協会」ならびに厚生労働省が発表した内容に基づき、執筆しています。
結婚式に関する幅広い知識を持った元プランナー。
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