料理のジャンルは何を選ぶ?
婚礼料理のジャンルは主にフランス料理と日本料理、中華料理などがあり、特にフランス料理のコースが人気です*その他にもジャンルをミックスした和洋折衷の料理やイタリアンなどもあります。
■フランス料理
婚礼料理として多くの花嫁さんに選ばれているのはフランス料理です。結婚式で出されるようなフォーマルなフレンチコースは7品~10品ほどで構成されています*美味しさや見た目の美しさにだけじゃなく、品数でも満足感を得ることができます。
フレンチの婚礼料理の一般的な内容
・小前菜(アミューズ・ブッシュ)
・前菜(オードブル)
・スープ(ポタージュ)
・魚料理(ポワソン)
・口直し(ソルベ・グラニテ)
・肉料理(アントレ)
・デザート(デセール)
・コーヒー、小菓子(カフェ・ブティフール)
婚礼料理ではフォアグラやオマール海老、キャビアなどの高級食材が使われることが多く、結婚式にピッタリの華やかさがあります♡普段なかなか口にできない食材は特別感があって、ゲストにも喜ばれます。また、お料理に合わせてワインをいただけるのも魅力ですよね!ウェディングドレスとの相性も良いので、ホテルやゲストハウス、専門式場など多くの会場で提供されています。
■日本料理
日本料理のコースは、鯛や伊勢海老、松茸、お赤飯といった縁起の良い高級食材が使われます。あまり細かい決まりはなく、お酒と一緒に楽しむ料理です。また、品数も十分あって、和ならではの彩りの鮮やかさを楽しんでもらうことができます♡季季節の食材を楽しむことができ、洋食にあまり馴染みがない年配のゲストにも喜んでもらえますよ♪
■和食の婚礼料理の一般的な内容
・先付け
・椀物
・お造り
・椀盛り(煮物)
・焼き物
・強肴(揚げ物・酢の物・茶碗蒸しなど)
・食事(ご飯と香の物、留め腕)
・水菓子
神社で結婚式を挙げる神前式では、あとの披露宴や会食に和食を選ぶことが多います。和のテイストの結婚式場や料亭、ホテルなどで提供されています。
■和洋折衷
ゲストの世代を選ばない和洋折衷も人気です*フレンチの構成をベースに和食を取り入れたスタイルですが、どのメニューを和食に置き換えるかのルールはありません。フレンチらしい肉料理やスイーツを入れつつ茶碗蒸しやお寿司を取り入れるなど自由に構成できます◎味のバリエーションが広いことや箸で食べられるメニューにもできることから、幅広い年齢層が参列する場合に選ぶ人が多いようですよ!
和洋折衷の婚礼料理の一般的な内容
・アミューズ
・前菜
・スープ
・刺身
・魚料理
・肉料理
・デザート
フランス料理と日本料理を組み合わせた料理が多いですが、結婚式場によっては、和食や洋食だけじゃなく、中華などさまざまな料理を組み合わせることもできます◎
■中華料理・イタリアンなど
イタリア料理や中華料理など、日本でもなじみのある海外の料理は、婚礼料理としても提供されています。会場は限られるかもしれませんが、レストランウエディングで振る舞われることも多く、老若男女を問わず喜ばれます*また、カジュアルなお披露目会や親族だけの会食などにもおすすめです◎
料理の品数はどうする?
品数の平均は、6品~10品程度です。披露宴は2時間半が平均なので時間を持て余すことなく、ちょうどよく食べ切れるのは7品~9品といわれています。基本のコースをベースに披露宴の時間やゲストの顔ぶれ、予算などを考えて品数を増やしたり、一皿当たりのボリュームを増やしたりしましょう*ボリュームを増やしたい場合、デザートビュッフェを追加して目でも楽しめるような演出を取り入れるのもおすすめです◎
結婚式場によってオリジナルの料理やジャンル、演出などさまざまです。二人のこだわりや結婚式テーマなどをもとに料理でもゲストへおもてなしをしましょう*何より実際に新郎新婦さんで試食をして味を確かめることがとても大切です◎ぜひ試食は忘れずしてくださいね。
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