引き出物は贈り分けが主流
引き出物は、結婚式に参列してくれるゲストに来てくれたことへの感謝やおもてなしの気持ちを込めて贈るギフトのことです*ギフトの中には、引き出物と引菓子、縁起物を入れることが一般的とされています。今までは、ゲスト全員に同じものを贈ることが一般的でしたが、参列するゲストの年代や立場もさまざまなので、男女によっても好みやもらって嬉しいと感じる物は異なるものです*同じ引き出物を贈っても困ってしまう場合もあります。。。そうならないように、またゲストへのおもてなしにこだわりたいなら性別や年代、二人との関係性で分けてギフトを選ぶ“贈り分け”がおすすめです◎
引き出物の地域マナーを確認
結婚式の引き出物は、個数や内容は地域や慣習によって異なります。そのため、引き出物の準備を始める前にしっかりと情報収集をすることが大切です◎メインの引き出物と引き菓子は、全国どの地域でも用意するようですが、地域によっては決まった縁起物を必ず入れたり、故郷の名産品を用意したりすることもあります*結婚式が決まったら二人の出身地それぞれの決まりやしきたりがないかを確認するようにしましょう!また、結婚式において割り切れる数(偶数)は、別れることをイメージさせて縁起が悪いことから品数は奇数にすると良いとされています。
■同世代ゲストへおすすめの引き出物
同世代の友人などに贈る引き出物は、自分がもらったら嬉しいか、を判断してみましょう*未婚既婚にかかわらず、結婚式に対して特別感を持つ同性代のゲストが多いはずです。そんなゲストには、非日常感を味わえるアイテムを贈りましょう♡また、一人暮らしをしている同世代のゲストには量よりも質が大事です◎縁起物で定番のバウムクーヘンも一人暮らしだとホールは食べきれないかもしれません。。。代わりに高級感やトレンド感があるものや、手に入れにくいお菓子を贈ると喜ばれますよ♪
親族ゲストの引き出物選び
子どもの頃から見守ってくれた親戚への引き出物には、カタログギフトやタオルなどの定番かつ一目で良いものということが伝わるものを贈りましょう*もし、何を贈るか迷った時は一度親へ相談するのがおすすめです◎それでも迷った場合は、好きなものを選んでもらえるカタログギフトがスマートなことも!
会社関係のゲストへの引き出物選び
主賓として招待したり、スピーチや乾杯の挨拶をお願いしたりすることも多い上司には、定番でもこだわりが伝わるワンランク上の特別感がある引き出物がおすすめです。結婚式への参列経験が多い人もいるので、センスが光るアイテムを贈りましょう♪
引き出物のマナーって?
■重いものや大きいものはNG
重いものや大きいものなど持ち帰る時に大変なものはゲストに負担をかけてしまいます。特に遠方からのゲストや年配のゲスト、子ども連れのゲストからすると持ち帰るのは、なかなか大変です。雨や雪など天候が悪い日だとなおさらです。
■もらって困らせるものは選ばない
新郎新婦さんが好きなものでもあまりに個性的で嗜好が偏ったものは、ゲストにとってはもらって困ってしまうものです。ゲストの好みを知っている場合は、好みに合わせて選んでも問題ないですが、そうではない場合はできるだけ使う人を選ばないシンプルなものを選ぶのがおすすめです◎また、新郎新婦さんの名前や似顔絵入りのアイテムは、使いづらくより困らせてしまうので避けるのがベストです。もし、名前や似顔絵入りのアイテムを贈りたい場合は、消耗品やお菓子などで贈るようにしましょう*または、引き出物ではなくプチギフトのパッケージやサンキュータグに取り入れるのも良いですね♪*
引き出物は、ゲストへ感謝の気持ちを伝えることができる贈り物です。受け取ったゲストにとっては、新郎新婦さんが自分のために選んでくれた、という気持ちがうれしいものです。最近は、贈り分けが主流なので、招待するゲストのことを考えながら引き出物選びをしてくださいね**
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