グローブは挙式のみで着用
花嫁さんは、純真無垢な存在だとされています。ウェディンググローブは、花嫁さんが無垢であることを表し、それを守るために身につけるものです。また神聖な結婚式では、露出を避けることがマナーとされています。グローブもその役割があり、花嫁さんの露出を減らすウェディングアイテムです*
グローブの種類は大きく分けて2種類あります。1つは、手袋タイプでよく見る5本指の手袋の形をしたグローブです。もう1つは、手の甲までしか生地がなく、フィンガーレスで指先が出ているグローブです。グローブの長さは、手首までのショート丈、肘の下までのミディアム丈、肘の上から二の腕あたりまでのロング丈があります。ミディアム丈とロング丈は、クラシカルでよりフォーマルな印象を演出することができます*
素材別のおすすめグローブ
■オーガンジー
ドレスの質感に合わせてグローブもオーガンジー素材をチョイス◎透明感を活かし、涼しげで柔らかい印象に仕上がります*ただし、軽やかな素材は厳かな雰囲気の結婚式にはおすすめしません。
■ミカドシルク・サテン
光沢感が高級さを感じさせるミカドシルクやシルクのドレスには、露出度を抑えたロンググローブがおすすめです◎クラシカルな雰囲気でthe王道スタイルを演出することができます。上品な印象にもなります。ロング丈のグローブの場合は、伸縮性のある生地を選ぶと指や腕を動かしやすいです。
■チュール
柔らかで軽やかな素材のチュールのドレスは、抜け感を演出させるショート丈がピッタリ!また、Vネックやオフショルダーなどデコルテラインにデザインがあるドレスにもショート丈のグローブがおすすめです◎
ドレスのデザイン別のおすすめグローブ
■露出度が高めのドレス
ビスチェタイプやタンクトップタイプといった露出度高めのドレスには、ロングタイプのグローブがピッタリ!二の腕から指先までグローブで覆うことで、露出部分を調整することができます。上品さだけじゃなく、腕を細く長く見せる効果も期待できますよ♪*
■オフショルダードレス
オフショルダーやフレンチスリーブなど短い袖がついたドレスには、肘下丈のミディアム丈のグローブが似合います。グローブがしわになりにくく見た目が美しい点もミディアム丈の魅力です*
■ロングスリーブドレス
七分丈や長袖などのロングスリーブドレスにはショート丈のグローブがおすすめです◎短い丈のグローブをつけることでバランスを取ることができます。また、半袖のカジュアルなドレスにも似合います♡
最近ではグローブなしのスタイルも
レストランウェディングやガーデンウェディングはカジュアルでアットホームな雰囲気の結婚式です。そんな結婚式ではフォーマルにこだわらず、グローブをつけるかしないかは花嫁さんの判断で決めると良いかもしれません*例えば、ロングスリーブのドレスにグローブを合わせるとなんだか重たく見えるなど、ドレスや挙式の雰囲気と合わないと感じるなら、グローブなしのコーディネートもおすすめです◎最近ではグローブをつけない花嫁さんもいるので、ドレスのデザインが華やかなら小物はシンプルな方がおしゃれに決まりますよ♪
結婚式で花嫁さんが身につけるウェディンググローブには、無垢であることを表し、肌の露出を控える役割があります◎デザインだけじゃなく、丈の長さにも種類があるので、実際にウェディングドレスを着てから似合うグローブを選ぶのがおすすめです。また、挙式会場の格式も踏まえて選ぶことも大切です。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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