日本には多くの重要文化財に指定されている建物がある
歴史的価値が高く、伝統的な建築やレトロな庭園などの景観が魅力的な歴史的建造物は、結婚式を挙げることができる建物もあります*多くが国や自治体から文化財として指定され、管理・保全されています。そのため、結婚式後も記念の場所として残り続けるのは嬉しいですよね♡*また、伝統のある貴重な建物なので、レトロやクラシカルな雰囲気で結婚式を挙げたい人にはピッタリなんです。
重要文化財で結婚式を行うメリット
■結婚式後も長く訪れることができる
重要文化財に指定された建物での結婚式のメリットとしては、結婚式を挙げた建物がこれからもずっと残っていく、ということです*ゲストハウスやホテルの場合、設備の都合やトレンドによって数年のうちに改装されることも多く、式場自体がなくなってしまうこともあります。その点、歴史的に価値の高い建物は簡単に閉鎖されることもなく、外装も内装も手を加えられることが少ないです。仮に改装されたとしても、面影がなくなるほどガラッと変わってしまうことはありません!自分たちが結婚式を挙げた建物が年月を経てもほぼ永久的に保存されるなんて素敵ですよね♪
■一日貸し切りが叶う
結婚式場によっては、1日に何十組もの結婚式を行う会場もあれば二部制など、式場によって1日で挙げられる結婚式の数に違いがあります。重要文化財の建物は、文化財として大切に保護されていることから、そもそも見学ができる日時や人数に限りがあることがほとんどです。そのため、結婚式当日に他の新郎新婦さんと鉢合わせになってしまう心配をしたり、他の結婚式の様子を気にしながら過ごしたりする必要もありません。
重要文化財で結婚式を挙げる時のチェックポイント
■火気厳禁かどうか
結婚式を挙げたい文化財が火気厳禁の建物ではないか、ということを確認しなければなりません。火気厳禁の建物では、キャンドルサービスなどの定番演出ができない可能性があります。会場によっては、持ち込むアイテムが制限されるかもしれません。もし、こだわりたい演出があるなら事前にどんな演出が可能かを確認して契約をしましょう!火気厳禁の会場でもアイデア次第で理想の演出に近づけることはできるので、考えてみるのもおすすめです◎
■料理の質
火気厳禁の建物では調理することもNGとされている場合がほとんどです。調理ができない場合、披露宴で提供される料理はケータリングになります。現地で作った料理をそのまま提供したいなら注意が必要です。料理にこだわってゲストをおもてなししたい場合は、あらかじめ試食をするなど料理のクオリティをチェックしておきましょう*
■建物保護のためのルールの有無
文化財とは、歴史上または芸術上において価値が高いと法律で定められた有形の文化的所産をいいます。そのため文化財とされる建物には、この価値を保つためのルールが定められています。代表的なものとしては、履物の種類制限や車椅子の乗り入れについてなど。ルールは文化財ごとに違います。当日どんな衣裳を身に着ける予定か、ゲストはどんな方を招待する予定かをしっかりイメージしたうえで、あらためてその建物のルールを確認しておきましょう。
■お手洗いの使いやすさ
お手洗いの清潔さや使いやすさも大切です◎文化財はその名の通り歴史深い建物なので、もしお手洗いも当時のままなら、使いづらく感じるかもしれません。また、お手洗いの数が限られていると、スムーズに利用することができず、ゲストにとってはマイナスポイントです。長丁場の結婚式では多くのゲストがトイレを利用することになります。すべてのゲストが気持ちよく使えるトイレかどうか、会場見学で実際自分たちの目で確認しておきましょう!
有名な建築家が携わった建造物や、文化財に登録されているなど歴史的建造物は、全国各地にあります。そんな歴史的建築物は、どこを切り取っても絵になる場所ばかりなので、ゲストの印象にも残ること間違いなし!歴史的な建物や、レトロさが好きな人にはぜひ文化財ウェディングを検討してみてください♡
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