そもそも結婚式における「持ち込み」とは?
結婚式での「持ち込み」とは、式場が通常提携している業者ではなく、自分たちが手配したアイテムやスタッフを式に取り入れることを指します。
<よくある持ち込みアイテムの例>
・ドレス・タキシード(衣装)
・ヘアメイク
・カメラマン・ビデオ撮影
・ブーケ・装花
・引き出物、プチギフト
・招待状などのペーパーアイテム
・ウェルカムボードなどのウェルカムグッズ
式場によっては、すべて持ち込みOKのところもあれば一部NGや、持ち込み料という追加料金が発生するケースもあります。
結婚式で持ち込みをするメリット
■好きなアイテムや信頼できる人を選べる
やっぱり一番大きいのは、好きなアイテムや信頼できる人を選べることです。例えば、憧れのインポートドレスを着たい、いつもお願いしている美容師さんにメイクしてもらいたい、信頼しているカメラマンさんに撮影を頼みたいなど、自分の「これがいい!」を叶えられるのが持ち込みの魅力です♡
■費用を抑えられることもある
式場でアイテムの手配を依頼すると安心感がありますが、価格が高めに設定されていることが多いです。特にドレスや引き出物は、持ち込むことで同じクオリティでも費用を抑えられるケースがあります*
■世界に一つだけのオリジナル感が出せる
ウェルカムボードや会場装飾を自分で用意すると、完全オリジナルな空間づくりが可能になります。二人らしさを表現したいカップルにはぴったりです♡
持ち込みのデメリットと注意点も知っておこう
■持ち込み料がかかることも
よくある花嫁さんの悩みが持ち込み料に関することです。持ち込みOKだけど、ドレスは1点につき5万円など、高額な持ち込み料が設定されている場合もあります。事前にプランナーさんへ確認をしっかりしておきましょう!
■トラブルの責任範囲が曖昧になることも
外部業者を持ち込んだ場合、万が一何かトラブルがあっても式場が責任を取ってくれないケースもあります。搬入時間や設営ルールなど、しっかり打ち合わせをしておくことが大切です◎
■プランナーさんとのやりとりが増える
持ち込みをすると間に自分が入って調整しなければならないこともあります。例えば、装花の搬入ルールを調整したり、カメラマンとの事前打ち合わせをしたりと、想像以上に手間がかかることもあります。
結婚式の持ち込みを成功させるポイントは?
事前に対策をしておけば、後悔なく持ち込みを成功させられます。ここからは、結婚式の持ち込みで成功させるポイントをご紹介します。
■プランナーさんに早めに相談をする
契約する前に持ち込みを考えているアイテムがあると伝えておくと、交渉の余地がある場合も!契約後出しだと難しいケースもあるので、できるだけ早く相談をしておきましょう*
■持ち込むアイテムは厳選する
全てのウェディングアイテムを自分たちで用意しようとすると、準備が大変になってしまいます。ここだけはこだわりたい!というポイントを絞るとスムーズです◎
■式場やプランナーさんとの連携は丁寧に
搬入や搬出の時間、設置スペース、音響使用の有無など、細かい確認を忘れずにしましょう*特に装花や演出アイテムはトラブルが起こりやすいため、事前の情報共有が大切です。
まとめ
結婚式での「持ち込み」は、自由度の高い演出ができる分、少し手間やコストのバランスも考える必要があります。しかし、自分たちにとって本当に大切なポイントにこだわることができれば、それは一生に一度の大切な思い出をつくる大きな力になります。式場との相性やサポート体制、自分たちのスケジュールや予算も踏まえて、「どこにこだわるか」「どこは任せるか」を夫婦でしっかり話し合ってみてくださいね。あなたらしい、素敵なウェディングになりますように。
現役プランナーやドレスショップ店員・カメラマンなど
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