新郎謝辞の目的
新郎謝辞は、ゲストに対して「ありがとう」を伝える大切な役割を担っています*披露宴の終わりに新郎さんがゲストに感謝の気持ちを伝え、結婚式を締めくくります。新郎謝辞が成功すればゲストの記憶に残る素晴らしい結婚式になりますし、逆に謝辞が不十分だとせっかくの結婚式が少し物足りない印象を与えてしまうこともあるので、話す内容を事前に考えておきましょう。
新郎謝辞ではただ感謝の気持ちを述べるだけではなく、ゲストに自分たちの気持ちをしっかりと伝え、心を込めた言葉で式を締めくくることが大切。普段はあまり感謝の気持ちを言葉にしないかもしれませんが、この機会にしっかりと伝えるようにしましょう。
新郎謝辞の基本的な構成をおさえておこう
新郎謝辞は、ある程度の構成を考えておくと内容を決めやすくなります。
構成に従うことで伝えたいメッセージを的確に伝えることができるので、参考にしてみてくださいね。
■1 謝辞の冒頭
冒頭では、まず出席してくれたゲストに感謝の言葉を述べます。この部分は結婚式の進行に合わせて、自然に言葉を選んで伝えることが重要です*「本日は私たちのためにお越しいただき、心より感謝申し上げます。」といったシンプルで丁寧な表現が◎
■2 両親への感謝の気持ちを伝える
結婚式で欠かせないのが両親への感謝の言葉です。育ててくれたことや支えてくれたことへの感謝をしっかり伝えましょう**
この部分は誠実な気持ちを込めて言葉を選ぶようにすると◎具体的なエピソードや思い出を交えて話すとより感動的なものになりますよ♪
■3 花嫁さんへの感謝の気持ちを伝える
次に、花嫁さんへの感謝の言葉を述べます。出会ってからのエピソードや、結婚を決めた理由を簡潔に話し、感謝の気持ちを伝えましょう**花嫁さんへの愛情や感謝をしっかりと伝えることで、ゲストにも二人の絆を感じてもらうことができます。
4 ゲストへの感謝の気持ちを伝える
ゲスト一人ひとりに感謝の気持ちを伝える時間。結婚式に参加してくれたことへの感謝や、遠方から来てくれたことへの感謝などを述べ、ゲストの存在がどれだけ大切なのかを伝えることが大切です**
■5 結びの言葉
最後にこれからの結婚生活への抱負や、二人の未来に対する決意を述べます。「これからも二人で支え合い、明るい家庭を築いていきたいと思っています」などの言葉で締めくくりましょう。
新郎謝辞の文例
ここでは実際に使える新郎謝辞の文例をご紹介していきます。
ここで紹介した文例を参考にしながら感謝の気持ちを込めた謝辞を作成してみてくださいね**
【文例1】
「本日はご多用の中、私たちの結婚式にご列席いただき、誠にありがとうございます。まず初めに、私たちをここまで育ててくれた両親に心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。
お父さん、お母さん、そして〇〇さんのお父さん、お母さん、これまでの愛情と支えに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
そして、私の大切なパートナーである○○(新婦の名前)へ。この日が迎えられることを、とても嬉しく思っています。私たちは今まで本当にたくさんのことを乗り越えてきましたが、これからは一緒に歩んでいく人生を楽しみながら、支え合い、励まし合っていこうと思っています。
最後に、今日お越しいただいた全ての皆さまに感謝申し上げます。遠方からお越しいただいた方、また貴重なお時間を作ってくださった皆さま、本当にありがとうございます。皆さまのおかげで私たちの結婚式は素晴らしいものとなりました。これからも二人で力を合わせて、明るい家庭を築いていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」
【文例2】
「本日は私たちの結婚式にお越しいただき、心から感謝申し上げます。最初に私たちを支えてくれた両親に対して、感謝の気持ちを述べさせていただきます。父と母、そして両家の皆さま、私たちが今日この日を迎えることができたのはあなた方の支えがあったからこそです。本当にありがとうございます。
そして、○○(新婦の名前)へ。〇〇との出会いは、私にとって運命的なものでした。結婚を決めた理由はたくさんありますが、何よりも〇〇となら、どんな困難でも乗り越えられると信じています。これからも二人で手を取り合い、幸せな家庭を作っていきます。
また、ここにいらっしゃる皆さま、遠くからお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございます。皆さまがいてこその私たちです。これからもどうぞ見守っていただければと思います。
最後に、私たちはまだまだ未熟ですが、これからも互いに支え合い、幸せな家庭を築いていきますので、引き続きご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。」
謝辞のポイント
■感謝の気持ちをしっかり伝える
謝辞の中で最も大切なのは、感謝の気持ちをしっかりと伝えること!!きちんと言葉にすることで、相手に感謝の気持ちが伝わることができますよ**
■感情を込める
新郎謝辞は感謝の気持ちだけでなく、感情を込めて話すことが大切◎特に両親や新婦への感謝の言葉は、素直な気持ちを表現することがポイントです。
■短く簡潔にまとめる
新郎謝辞は長すぎると、ゲストが退屈に感じてしまいます。感謝の気持ちを込めつつも、適切な長さで伝えることが重要ですよ**
■落ち着いて話す
大勢のゲストの前で話すことは緊張するかもしれませんが、落ち着いてしっかりと話すことが重要!事前に練習しておくとより自信を持って臨めますよ◎
*新郎謝辞*はゆっくりと落ち着いて話すことが成功のカギ♡
新郎謝辞は、結婚式の締めくくりとして重要な役割を果たします**
感謝の気持ちを素直に、そして誠実に伝えることでゲストにとっても印象深いものになるはずです♪事前に構成を考えて感情を込めて話すことで、スムーズに行うことができます。どんな言葉を選ぶかは大切ですが、一番重要なのは心からの感謝の気持ちを伝えること♡ここで紹介した内容を参考に、ぜひ感動的な謝辞を準備してくださいね♪


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