意外と知らないウェディングドレスの歴史!あなたに合うドレスはどれ?

意外と知らないウェディングドレスの歴史!あなたに合うドレスはどれ?

女の子の永遠の憧れ、ウエディングドレス。そのドレスがいつから始まり、どうやって現代に伝わっているのか興味はありませんか?この記事ではウエディングドレスの歴史についてご紹介します。


女の子の永遠の憧れ、ウエディングドレス。そのドレスがいつから始まり、どうやって現代に伝わっているのか興味はありませんか?この記事ではウエディングドレスの歴史についてご紹介します。

ウェディングドレスの歴史

結婚式のドレスといえば白。白は清純で純潔さを表す色であり、新しい始まりの結婚式にぴったりです。このイメージは、なんと古代ギリシャ時代から存在していました。やがてヨーロッパにキリスト教が広まり、教会で式を挙げるようになったことから、その風習は更に強まっていきました。

純白から実用性へ

そのイメージが変わっていくのは中世から。中世のヨーロッパでは、花嫁さんの実家の権力を示すため、赤や青など派手な色の下地に、金や銀の刺繍、宝石の飾りといった豪華なドレスが、ウェディングドレスとして用いられてきました。ベールの色のみが白と決まっており、ドレスだけが様々な色で作られていました。

また、婚礼の日のため「だけ」のドレスを作るのは、経済的にも余裕のある家でないとできないことでした。そして、裕福な家庭であっても、ウェデングドレスは式の後でも着ることができるように作られました。行事の時やよそ行きの服として用いられました。そのため、白という汚れの目立つ色にはできず、デザイン性よりも実用性が大きなポイントになっていました。例え白い色を選んでも、その理由は当時の正装が白ということで、正装にも使えるという点から選ばれるのが当然とされていました。

再び純白へ

そのイメージを覆したのは、1840年、イギリスのヴィクトリア女王でした。王妃はオレンジの花を飾った白いドレス、レースのベールで現れました。その姿は上流階級の間で大きな話題となり、皆が女王と同じ白のドレスを着たがるようになりました。

また、産業革命によって白い布地やレースが大量生産され、手軽に手に入るようになったことも、白いドレスが流行るようになったきっかけと言われています。そのブームは上流階級だけで無く、中流の家庭にも広まっていきました。

ドレスタイプ!あなたの好きなタイプはどれ?

ウェディングドレスといっても、デザインによって様々に名前がつけられます。以下は全体における名称です。胸の部分に当たるビスチェや襟、袖の部分でも細かく分けられます。

Aライン

ウエストの位置が高く、上半身から裾にかけて徐々に広がっていくドレス。シルエットが「A」に見えることから、この名前がつけられました。ウエストの切り替えが無いことで、縦の流れを強調し、背が高く見える効果あり。ヒールで更に身長アップを!

プリンセスライン

ウエストでラインの切り替えがあり、スカート部分が大きく膨らんだデザイン。全体的にふわっとしており、華やかな可愛らしさが特徴です。遠くからでもドレスのラインがしっかり見えるため、広い式場でもおすすめです。この二つは、洋風の結婚式と聞いてまず思い浮かべる種類でしょう。

マーメイドライン

人魚のように、ウエストまでをピッタリとフィットさせ、膝辺りから裾へ向けて、魚の尾びれのように広がっているデザイン。メリハリの効いたシルエットで、女性らしく優美でしなやかな曲線を見せることが出来ます。背の高い人におすすめ。

エンパイアライン

エンパイア=古風な、という名前の通り、古代ギリシャの女神の衣装をモデルとしたデザイン。胸の下から切り替えが入っており、直線的に裾へ向かってゆくため、スカート部分が多いのが特徴です。全体のボリュームはやや少なめ、すっきりとしています。足を長く見せる効果があり、背の低い人もおすすめ。また、女神をモチーフにした通り、どんな女性にも似合うデザインで、年齢を問わず着ることができます。

ミニ

スカートが膝上までの長さのデザインのドレス。可憐で可愛らしい印象を与えてくれます。カジュアルなパーティーや二次会のドレスにオススメですよ。

スレンダーライン

全体を通してすっきりとしたデザインです。細いシルエットから「ペンシルライン」とも呼ばれ、裾が少ないため小回りが効くのが特徴です。会場の方々に挨拶したい時も便利です。

セパレート

上着部分とスカート部分が、完全に分かれているデザイン。ある程度空気が通るので通気性が良く、夏の結婚式に最適です。

ベルライン

アンティークのベルのような、ころんと丸みのあるスカートのデザイン。ミニと似ていますが、こちらの方が丸く縦長です。

体型のお悩みは無用!

オシャレにドレスを着こなすには、しっかり痩せて、ベストな体形で臨まなければと思っていませんか?無理なダイエットをせずとも大丈夫。大抵のウェディングドレスは、体形をカバーするのにぴったりなのです。スレンダーラインなど、よほど体型の出るドレスでなければ、ふんわりとボリュームを出したスカートの中に隠してしまえます。

先程述べた通り、ドレスの形も様々ですが、最も体型をカバーできるプリンセスラインがお勧めです。お尻が気になるなら、腰から足下を強調できるマーメイドラインをどうぞ。

いかがでしたか?幸せな日を、あなたらしく駆け抜けて下さい!

この記事のeditor

現役プランナーやドレスショップ店員・カメラマンなど
ウエディングのプロが可愛い花嫁さんのための情報を発信します!

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