1番大切なポイント**
『花嫁の手紙』は自分の家族への手紙ではあるものの、参列してくれたゲストや新郎の両親・親族へのメッセージも入れておくと丁寧な印象をあたえてくれます◎手紙を読み始めるときは、『この場をお借りして、育ててくれた親へ感謝の手紙を読むことをお許しください。』と、一言お断りをいれるようにしましょうね**そして最後に『これからも宜しくお願いします』といった思いを、手紙に綴るといいですよ。
『花嫁の手紙』の基本的構成**
花嫁さんの中には手紙を書く人が苦手な人がいたり、読みたくないと思っている人がいたりするかもしれません。でも、文章の基本的構成を知ってさえおけば大丈夫!まとまりのある文章を書くことができますよ♪次のポイントをしっかり把握して、あなただからこそ書ける手紙を書いてみましょう。
■まず最初に
手紙を読み始めるときに、まずはゲストに時間をいただくことのお断りを入れましょう**
◆本日は私たちの為にお集まりくださり、本当にありがとうございます。この場をお借りして、両親への手紙を読ませていただくことをお許しください。
◆本日はご多用のところご列席頂き、またたくさんのお祝いの言葉をくださいましたこと、感謝申し上げます。ここで私事ではございますが、この場をお借りして家族へ手紙を読ませていただくことをお許しください。
■呼びかけ(導入)
ゲストへ断りを入れたら、流れをスムーズに進めるためにも『お父さん、お母さん』と呼びかけをしましょう**ここからは家族への手紙の内容になるので、いつも話しているような言葉で伝えた方が、よりあなたの気持ちが伝わりますよ◎
◆お父さん、お母さん、〇年間大切に育ててくれてありがとう。お嫁にいく嬉しさと、これからは離れて暮らすという寂しさで、胸がいっぱいです
◆お父さん、お母さん。手紙を書くのは小学生以来ですね。今日はこれまでの感謝の気持ちを伝えたくて、手紙を書いてみました。
■エピソード(展開)
ここでは小さい頃の思い出や、『ありがとう』や『ごめんね』と思っている出来事、尊敬しているエピソードを盛り込みましょう。思い浮かばない人は、これまでの出来事を時系列にしてみると良いかも♡
◆高校生になると反抗期が始まり、親を疎ましく思うときもありました。友達との遊びを優先し、帰りが遅くなって怒られたこともありましたね。あの時言われた数々の言葉を、私は聞き流してばかりいました。あの時はたくさん心配かけてごめんね。そして、それでも叱り続けてくれてありがとう。
◆いつも家族のことを1番に考えてくれたお父さんとお母さん。仕事であまり家にいないお父さんだったけど、学校行事やイベントには欠かさず来てくれていたよね。お母さんは私たちの為に、毎日栄養あるバランスのとれたご飯を作ってくれました。いつも私たちのことを想ってくれて、本当にありがとう。
■結びの言葉
エピソード(展開)からの流れを意識して、自然な感じで結びの言葉に繋げるようにしましょう**ここでも、参列してくれたゲストや新郎の親族へのメッセージをいれるとGood◎
◆お父さん、お母さんから大事に育てられたことに感謝し、これからは〇〇さんと力を合わせて温かい家庭を築いていきます。どうかこれからもあたたかく見守っていて下さい。
◆そして今日という日を迎えることができたのは、ここにいる皆様が支えてきてくださったおかげです。相談に乗ってくれたり、嬉しい話を聞いてくれたり、私以上に落ち込んだり、喜んでくれたみんなには感謝でいっぱいです。本当にありがとう。これからもどうかよろしくお願いします。
◆最後になりましたが、〇さんのお父さん、お母さん、ご家族の皆様、ご親族の皆様。
こんな私をいつも温かく迎えてくださってありがとうございます。まだまだ未熟者で至らないところも数多くある私ですが、どうかこれからもよろしくお願いします。
NGワードに気を付けて!/『花嫁の手紙』を読むときの注意点**
結婚式といったお祝いの場では、『忌み言葉』といった避けるべき文言があります。手紙では自然でありのままの言葉で伝えることが大切ですが、避けなければいけない文言には気を付けておきましょう!
■忌み言葉
不幸な言葉や、不吉な言葉、縁起の悪い言葉は、結婚式ではタブーとされています。
(例えば・・・)死ぬ、亡くなる、逝く、壊れる、葬式、忌み、生きている頃、病気、倒産etc・・・
■重ね言葉
(例えば・・・)重ねて、重ね重ね、いよいよ、ますます、たびたび、しばしば、くれぐれも、重々、わざわざetc・・・
感謝の気持ちを伝えたい♡
『花嫁の手紙』は、両親だけでなくゲストにとっても心温まる瞬間でもあります**あまり堅苦しく考えるのではなく、感謝の気持ちを伝えるためにも、ありのままの言葉で綴るようにしましょう♡ 『忌み言葉』や『重ね言葉』など最低限のマナーを守りつつ、あなたらしい手紙を書いてくださいね♪
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