【ブライズメイドとは?】
〈ブライズメイド〉とは欧米の結婚式で一般的にみられる演出で、花嫁の付添人、立会人として花嫁の側でアテンドやお手伝いをする女性のこと。 元々は中世のヨーロッパから始まったと言われており、幸せな2人を妬む悪魔から守るために同じようなドレスに身を包み、花嫁を守ったと言われています。主に花嫁の友人や姉妹、親族の未婚女性が務め、結婚式当日とブライダルシャワーの企画進行もブライズメイドの役割なんです◎
【ブライズメイドの役割】
■ブライダルシャワーの企画
〈ブライダルシャワー〉とは、結婚する前に行われる、前祝いパーティーです。大体は結婚式の2ヶ月〜2週間前くらいにレストランやホテル、ブライズメイドの自宅などで行われ、バチェロレッテパーティーのように女性同士で独身最後の時間を楽しみます◎このブライダルシャワーの内容を企画するのはブライズメイドの役割なんです♪
■挙式で花嫁の身の回りをお手伝い
通常、式場スタッフが行う仕事をブライズメイドが行います。花嫁さんのベールを綺麗に直したり、指輪交換時にグローブを受け取ったりします。そのため、挙式はブライズメイドもバージンロードを通って入場します◎
■立会人として結婚の誓いを見守る
結婚式の最初から最後まで花嫁に付き添い、2人の証人となる役割も担っています。
より近い距離で新郎新婦の晴れ姿を見ることができるのはブライズメイドの特権です♡
■受付の担当
ブライズメイドは受付も担当します。
同じドレスで受付をするのは華やかさがあって、とても見栄えが良いんです◎写真映えも抜群なので、思い出に写真を撮っておきましょう♪
【ブライズメイドをお願いするときは?】
結婚式当日、ブライズメイドは式場スタッフ並みに仕事があるため、そんな重役を依頼するのをためらってしまう花嫁さんもいますが、「私に任せて!」と言ってくれる頼もしい方もたくさんいます♡花嫁さんがしっかりと役割分担を説明し、しっかりとお礼をすることで、ブライズメイドとの絆がより一層深まりますよ♪依頼するときのポイントを押さえて、快く引き受けてもらえるように工夫しましょう◎
■代表者は信頼できる人に
ブライズメイドのリーダーとなる〈メイド・オブ・オナー〉は花嫁さんにとって、一番信頼できる人を選びましょう。企画やドレス選びなど、大事な役割を担っているので、一番花嫁を理解してくれるような人にお願いするのが◎
また、お願いする相手が時間の余裕を持っているかどうかも大切。ブライズメイドは何度か集まり、ミーティングをする必要があるため、率先して集めるリーダー役は時間に融通が効く友人の方がスムーズに進行します♪友人の仕事の都合もそれぞれなので、仕事内容を説明した上で〈メイド・オブ・オナー〉をお願いしましょう◎
■お礼はしっかりと
先ほども言った通り、ブライズメイドは仕事量が式場のスタッフ並みにあるため、結婚式当日は大忙し。事前に何度もミーティングを重ね、花嫁さんのために時間をたくさん割いてくれるので、できる限りのお礼はしたいところ。欧米では〈ブライズメイドギフト〉と呼ばれるお礼のプレゼントを贈る習慣があります。中身は主に、メイク用品やヘアアクセサリー、バスグッズなどが多いようですが、一人一人に合わせたギフトを贈るとより喜ばれるはず♪また、お車代やミーティングの際の飲み物代などを負担し、ブライズメイドたちの負担を軽くすることも大切ですよ◎
■ドレスは新郎新婦が準備して
ブライズメイドと言えばおそろいのドレス♡基本的には新郎新婦がドレス、小物類を用意します。ドレスは結婚式の雰囲気に合うもの、ブーケのカラーに合わせるなど、全体的に統一感が出るカラーを選ぶと◎ドレスはお直しが必要な場合もあるため、結婚式の3か月前には決めておき、できるだけ早くにブライズメイドの手元に届くようにしておくのがベター♪写真のように〈ブライズメイドボックス〉を用意してギフトアイテムと一緒に詰め合わせて贈れば、ブライズメイドへのサプライズにもなって一石二鳥です◎
【ブライズメイドと一緒に最高の結婚式を!】
インスタグラムで見かける〈ブライズメイド〉は、華やかさを添えてくれるだけでなく、式場スタッフと同じくらい新郎新婦のために動いてくれます。お互いのストレスにならないよう、相手を思いやる心を持ち、コミュニケーションをしっかりとることが重要です♪大切な人にブライズメイドを依頼して、一緒に結婚式を作り上げてくださいね。皆さんの結婚式が素敵なものになりますように♡
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