撮影指示書は準備した?
最近、結婚式準備の際に花嫁さんが「絶対あったほうがいい!」と、準備するようになったもの。それは〈撮影指示書〉です。〈撮影指示書〉とは、カメラマンの人に「このアングルで写真を撮って欲しい!」というものを紙に書いてお願いするもの◎前撮りや後撮り、または結婚式当日に絶対撮りたいショットをカメラマンさんにお願いすることで、撮り忘れることなく結婚式の写真を残すことができます♡
カメラマンが困ってしまう〈撮影指示書〉とは?
ですが、最近は指示が多すぎて、カメラマンの実力を発揮できず困ってしまう場合もあるそう。前撮りのときならたっぷり時間がありますが、結婚式当日のシャッターチャンスは一度きり。短いシーンの中で花嫁さんがあれもこれもと指示書をつくってカメラマンさんに指示すると、指示書を見ている時間が多くなり、定番ショットを逃してしまったり、他の良い写真が撮れなくなったりすることも。
花嫁さんの指示が多すぎて、カメラマンの本領を発揮できないなんて本末転倒!
今回は、結婚式カメラマンにとってわかりやすい〈良い指示書〉とはどんなものかいくつかポイントを紹介します♪
〈撮影指示書〉のポイント①
一つのシーンにつき指示は2つまで!
1シーンにつき指示は2つほどが良いみたい◎
指示が2つ以上になると、指示の部分が覚えられず指示書の写真確認に集中してしまい、良い写真が撮れなくなってしまうという場合があるそうです。なので、何枚か見せた上で「絶対に撮って欲しいアングルはこれ!」と2つくらいに絞るのが◎
良い〈撮影指示書〉のポイント②
無理なアングル、2つ以上カメラが必要な場合もあると理解する!
次にご紹介するのは指示書の中に無理なアングルや、2つカメラがないと絶対に撮れないシーンがある場合の対応。
例えば、「再入場のシーンを前と後ろで撮ってほしい!」というお願いはカメラが2台ないと難しいですよね。なので、もしどうしても撮って欲しい場合はカメラマンを二人にお願いするということも考えるべきポイントです。もし2つカメラがあれば、一人は指示書に専念することができるので、指示書がたくさんあっても大丈夫みたいですよ♪
良い〈撮影指示書〉のポイント③
■指示書のページは少なく小さめに!
結婚式のカメラマンは時間との戦い。なので、花嫁さんが例えば10枚以上の指示書を作ってきてくれたとしても、内容を確認するのに時間がかかってしまって大変なんだとか。それに、挙式中の厳粛なシーンやサプライズムービーを流しているような暗い会場では指示書を確認しづらいですよね。
オススメは、指示書はコンパクトに!両面1枚で写真は厳選した、≪絶対に撮ってほしいものだけ≫を結婚式の進行と同じ流れで書いてあると、とっても見やすくてGOOD◎紙のサイズはA4かB5。紙は小さめで、画像は大きめがベターです♪
良い〈撮影指示書〉のポイント④
■雰囲気が伝わる写真があると、よりわかりやすい!
結婚式の〈撮影指示書〉は両面1枚、撮って欲しい写真はシーンごとに2枚までとお伝えしてきましたが、好きな雰囲気の写真を送っるのは、カメラマンが新郎新婦さんとイメージを共有する上で、とても参考になるそうです♪
時間に余裕のある花嫁さんは、
結婚式の流れ通りに「好きな雰囲気を詰め込んだ(仮)指示書」と
結婚式の流れ通りに「絶対撮って欲しい指示書」を作ると、撮るべき写真のイメージがつかみやすくなって◎[結婚式の流れ通り]にまとめるとカメラマンが見やくなるポイントです◎
好きな雰囲気を詰め込んだ指示書では、花嫁さんの好きなテイスト(ふんわりした写真が好きか、はっきりとした写真が好きか、雰囲気重視の写真が好きかなど)がわかります。お願いするカメラマンによっては、撮れる雰囲気が限られる場合もあるので、「もし良ければ参考にしてほしい!」と渡してみるのも良いかもしれません♡
良い〈撮影指示書〉を作って、後悔しない写真を残そう!
ウェディングフォトを撮ってもらう際にあると便利な〈撮影指示書〉についてご紹介しました。
〈撮影指示書〉が多すぎるとカメラマンの本領が発揮できなくなってしまうので、必ず撮ってほしい写真だけをピックアップしてください◎たくさん撮ってほしい写真がある花嫁さんは、カメラマン二人にお願いするのがベターかも。ただ、お願いするカメラマンさんが増えるとその分費用がかかる場合もあるので、花婿さんと相談してお二人の思い出の写真を残しましょう。〈撮影指示書〉を準備して、素敵な写真をたくさん撮ってもらってくださいね♡
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