ポイント①*読む前にゲストに断りを入れる
結婚式の主役は新郎新婦。
とはいえ、ゲストはわざわざふたりのために足を運んでくれています。「花嫁の手紙」を読む前は、ゲストに向けて一言詫び、一礼をしてから読み始めましょう。
新郎が持つマイクの前に立ったら、
「みなさま
本日はお忙しいなか
私たちの結婚式へご列席いただきまして
本当にありがとうございます
私ごとではございますが
この場をお借りして
これまで私を育ててくれた両親へ
感謝の気持ちを伝えさせてください」
と、一言お断りを入れ、ゆっくりと一礼をしましょう。
ポイント②*立ち居振る舞い方に気をつけて
手紙を読むと、下ばかりを見るのでついつい猫背になりがち。
読んでいる本人は猫背になっていることに気付きづらいですが、見ているゲスト側からすると姿勢の悪い印象になってしまいます。それに、あとで写真を見返したときに、猫背の自分の姿を見てガッカリしてしまうことも。手紙を読むことだけに集中しすぎないように、手紙は胸元より少し高いところで持って、姿勢に意識しながら読むようにしましょう。
そして、姿勢も大事ですが、視線も同じくらい大事。
手紙を読むことだけに集中するのはやめましょう。時々顔をあげて、両親の方を見るようにするといいですよ。
ポイント③*ありのままで
「泣かないように気をつけなきゃ!」
「噛まないようにしなくちゃ!」
など、"失敗しないようにする"ということに意識しすぎると、棒読みになってしまったり、淡々と手紙を読み上げてしまったりしてしまいます。そうなると、感動のシーンにも関わらず、ちょっと残念な気持ちになってしまいますよね。
逆に大袈裟に読み上げるのも、芝居地味てしまって、なんともいえない気持ちに。
花嫁の手紙は、
「なるべく上手に読もう」
と、意識しすぎないで大丈夫。
泣いてしまっても、噛んでしまっても、ドキドキしても、その素直な気持ちにゲストみんなが感動してしまうもの。ありのままの気持ちで、自分らしい話し言葉で、両親へ手紙を読んでくださいね。
ポイント④*ゆっくり読むこと
緊張すると、人間は早口になってしまうもの。
早口で喋ってしまうと、聴いているゲストや両親は聞き取りにくくなってしまいます。なるべくゆっくり読み上げることを意識して、話すようにしてくださいね。結婚式の日までに、時間をはかりながら、読む練習をしておくといいですよ◎
ポイント⑤*雰囲気作りをする
雰囲気作りに欠かせないもの。
それはBGMですよね。せっかくの感動のシーンなのに、明るくポップな音楽話や流してしまうと、感動ではなく、ウキウキした楽しい雰囲気になってしまいます。花嫁の手紙では、感動するようなバラードの音楽を流した方がムードは高まります。
バラードでなくても「両親へ向けた歌」はたくさんあるので、特に思い入れのある曲や共感する歌にしてもok。
「歌詞に集中してしまいそう…」
そんな人は、歌詞のない音楽や洋楽にしても◎どんなBGMを選ぶにしても、ゆっくりとした優しい音楽にするようにしましょう。
泣いてしまったときは新郎の出番!
「泣かないように気をつけていたけれど、やっぱり泣いてしまった・・・」
なんてことは、よくあること。どれだけ泣きたくないと思っていても、いざ家族を前にして読むと、感極まって泣いてしまうものです。
もし泣いてしまったときは、隣でマイクを持ってくれている新郎の出番!!泣いてしまったときのために、新郎の胸ポケットにはハンカチを入れておいてもらいましょう。泣いてしまったときに、サッとハンカチを取り出してもらうと良いですよ◎
「もし泣きすぎて、読めそうになかったらわたしの代わりに読んでね」
と、あらかじめお願いしておくのもok!
花嫁が泣いている姿も、
代わりに新郎が読んでいる姿も、
ゲストから見ると、逆に感動してしまうこともあります。
それでも
「絶対に泣きたくない!」
と、強く思うのであれば、手紙のかわりにムービーにしてみたり、司会者の方に読んでもらうようお願いしたりしてみてもいいかもしれませんね。
でも、やっぱりどんな形であれ、自分のこれまでの想いを家族に伝えるのは、素敵なことだし感動します。両親に手紙を読むことって、あまりない機会なので、なるべく自分の口から想いを伝えてほしいところです。
*花嫁の手紙*を読む姿も美しくありたい♡
花嫁の手紙を読むときは、ゲストにお断りを入れてから読むようにしましょう。普段から姿勢の悪い人は、本番に備えて姿勢を正すことに意識して生活すると良いですよ◎花嫁の手紙は、ゲスト全員から注目を浴びる瞬間でもあります。緊張したり、思わず泣いてしまったりすること花嫁さんも多くいます。でも、心を込めてしっかりと読めば大丈夫。隣にはフォローしてくれる新郎もいるし、安心して本番を迎えてくださいね。
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