テーブルマナー①*ナプキン
まずは、ナプキンの基本についてお伝えしていきます。
■ナプキンを広げるタイミング
通常であれば、ナプキンはワインやシャンパンが注がれるタイミングで手に取り、広げるものとされています。
ですが、結婚式の場合だと、乾杯のときに立ち上がることになるので、乾杯後に広げる方がいいとされています。細かく言うと、乾杯後に席につき、主賓の方が広げたあとがベスト。ただ必ずこうしなければいけないものではないので、主賓の方をジロジロも見過ぎないようにしてくださいね。
■ナプキンは膝の上に
ナプキンを広げたら、半分に折りましょう。このとき、折り目はお腹側にし、膝の上に乗せるのが基本。まれに首にかけている人がいますが、これは正しい使い方ではありません。きちんと膝の上に置くようにしてください。
■ナプキンは手と口以外拭かない
テーブルやグラスの水滴などを拭くのはNG。ナプキンは手や口元専用と覚えておきましょう。ときどき自分のハンカチなどで手や口元を拭く人を見かけますが、これはマナー違反とされているので気をつけてくださいね。
■席を離れるとき
歓談中に新郎新婦の元へいき写真を撮ったり、お手洗いへ行ったりして、何かと席を離れることが多いですよね。先を離れるときってナプキンをテーブルの上に置きがちですがこれはNG!ナプキンは席の上か、もしくは背もたれに掛けて、先を離れるようにしましょう。
■食事を終えたら
食事を終えたら、ナプキンはテーブルの上に置いておきます。このときにキレイに畳んでしまう人がいますが、じつはマナー違反なんです。キレイに畳む=「料理などに満足していない」という意味があり、これは結婚式以外にも共通しています。フォーマルな食事会や結婚式披露宴で食事を終えたら、汚すぎない程度に畳んだ状態で置くようにしましょう。
■ナイフやフォークの使う順番
フォークやナイフなどのことを指す「カラトリー」。コース料理の時は、テーブルの上にいくつものカラトリーが並んであることが多いですよね。ナイフやフォークは、外側から使うのが正しい順番。ただ、万が一順番を間違えてしまったとしても、近くにいるスタッフさんが新しいものを持ってきてくれるので、心配しないで大丈夫ですよ*
■カラトリーを置くとき
食事を楽しんでる最中に、新郎新婦の元へ行ったり、演出などによって、食事を中断することってありますよね。食事の途中であるなら、ナイフとフォークは八の字になるようお皿の上に置きましょう。これは「食事中」の合図でもあるので、覚えておくと良いでしょう。食事が終えているなら、ナイフとフォークを平行に、なおかつ斜めに揃えて置きます。ナイフを奥側、フォークは手前側にして置くようにしましょう。
■カラトリーを落としてしまった場合
ちょっとしたハプニングでカトラリーを落としてしまうこともあるかと思います。
もし落としてしまった時は、自分では拾わずにスタッフの人を呼びましょう。このとき、周りの席に座っている人に一言お詫びするのがポイント。カラトリーに限らず、ナプキンなどを落としてしまった時も同様です。
テーブルマナー②*ドリンク
■乾杯のとき
乾杯のときは、グラスを手に持って、その場で立ちます。グラスは目の高さくらいにし、周りの方に軽く挨拶をしてから一口だけ飲みます。一口飲んだあとは、一旦グラスを置き、拍手するのが、一連の流れとなっています。乾杯のときは、グラスとグラスをぶつけがちですが、実はぶつけないのが正しいマナーです。
何かしらの理由でお酒が飲めない場合でも、乾杯のときは用意されたお酒を持ちます。飲む必要はありませんが、グラスに口をつけるようにしましょう。
テーブルマナー③*料理
■食事をするペース
食事をするときは、同じテーブルに座っているゲスト全員が運ばれてから食べ始めます。
食べるペースが、他の人たちより遅すぎたり、逆に早すぎるのは、あまり良くないものとされています。 なるべく周りの人たちにペースを合わせるようにしましょう。
■パンを食べるとき
パンを食べるときは、メインでもある魚料理や肉料理と一緒に食べましょう。ただ、これは決まりではないので先に食べても大丈夫。肉料理のソースなどにパンをつけて食べがちですが、フォーマルな場では控えた方が◎
■スープを飲むとき
スープは、スプーンを手前から奥へすくって食べます。食器を手に持った方が上品というイメージがありますが、洋食では持たずに食べましょう。
テーブルマナーを守って、楽しく食事をしよう♡
今回の記事では、「テーブルマナー」についてご紹介してきました。
基本的なマナーを守って、新郎新婦をお祝いしましょう♪
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