ウィズコロナの時代に
急速にペーパーレス化が進んでいる世の中で
【婚姻届・離婚届のオンライン化】が検討されているというニュースが
私たちの元に届きました。
人と人との接触を*なるべく*減らそうという考えのもと
婚姻届・離婚届の提出をオンライン上で行えるという施策◎
一体わたしたちにはどんなメリットがあるのでしょうか?
またそれに伴うデメリットは・・??
今回は【婚姻届・離婚届のオンライン化】について考えます◎
上川法相は、先日9日の記者会見にて
婚姻届と離婚届の押印を廃止し
オンライン化をする方向で検討していることを
明らかにしました。
現在は、各市町村で提出されている婚姻・離婚届には
「署名と押印」が必要となっていますが
法務省はこの押印欄を廃止する方向で検討しているとのことです。
確かに、押印がなくなれば
オンライン上で手続きを進めることが
可能になりますよね・・!
実は現在もオンライン上で戸籍の届け出が
可能になっているそうですが
導入している市町村はゼロだそう。
【メリット】と【デメリット】があることから
窓口となる市町村にも、
導入に関して迷いがあったのでしょうか・・??
これから導入を進めていく
婚姻届けのオンライン化ですが
一体どんな【メリット】と【デメリット】があるのでしょうか??
また私たちのような
これから婚姻届を提出するプレ花嫁さんには
今までとどんな違いが生まれるのでしょうか??
まずは一番大きなメリット◎
【手続きが簡単になる】
婚姻届って、書き損じてしまったときに
もう一度一から書き直す必要があり、
記載方法が間違っていたり、不備があると
もちろんですが受理してもらえません…。
また、保証人の欄にも署名が必要なので
万が一のことを考えて、数枚ストックしておく・・!
なんてカップルもいらっしゃいました◎
オンライン上での届け出になると
記入・押印の手間がなくなることによって
手続き自体が簡単になります。
そして、もうひとつ
【役所に行く必要がなくなる】
例えば、婚姻届を出したい日(記念日や誕生日など)が
必ずしも休日とは限りませんよね**
どうしても提出したい日が決まっているカップルは
有給を使っている方も◎
また、結婚式当日に婚姻届けを提出したいという方も多いですが
実際問題、準備や片付け、ゲストのおもてなしや二次会などで
スケジュール上叶わないこともしばしば。
オンラインでの届け出となると
自宅にいながらも手続きが進められるので
提出したい日に、役所へ出向く必要がなくなります!
忙しい方にとっては、
おおきな【メリット】だと考えます◎
出しに行く必要がなくなるので
【感染リスクが少なくなる】
これも今の状況下では、感染症対策に大切な要素です◎
また、市役所の受付業務量も減ることになるため
働く側の人にとっても<メリット>がありました*
反対に<デメリット>は・・?
ひとつは
【不正の心配】
届け出が簡単になるということは
不正な届け出が増える心配も拭えません・・。
情報さえあれば、本人の承諾なしに
婚姻届けの提出が行えてしまうというトラブルも予想されます。
また、離婚届でも同じことがいえます。
もうひとつのデメリットは
【離婚をする方が増える】
かもしれないということ。
離婚届を提出する一連の流れとして
離婚届にお互い署名・押印し、提出するといった
手間がかかります。
このような手間を重ねるには、
離婚協議中の夫婦がある程度の時間を作ることが必要◎
この時間が離婚について考え直すきっかけになっていたことが
オンライン化で手続きが簡単になることによって
離婚を留まる人が減ってしまうのではないか
とも心配されています。
今後、婚姻届けの【オンライン化】が進んでいくと
私たちはどんなことに変化を感じるのでしょうか?
入籍のイメージといえば
2人で婚姻届けを持って撮影する<ツーショット写真>
女性の中には、このショットに憧れている方も
いらっしゃるのではないでしょうか??
この風習がなくなってしまうと・・
少し悲しい気がしますよね> <
そんな方は、今まで通り紙で提出するのが
いいと思います◎
また、婚姻届けを役所に提出しないことによって
【入籍した実感がない】という心配も・・!?
2人で揃って出しに行くところを
ネット上でサクッと申請出来てしまうので
「私達・・夫婦になったんだよね・・?」
なんて、実感がわかない気がします。
<結婚>という、人生において大きな覚悟を
簡単に済ませてしまうのもなんだかなぁ・・と
オンライン化に反対する意見もチラホラありました。
婚姻届・離婚届のオンライン化について
メリット・デメリットを考えてみました*
人生において、ほとんどの方にとっては
そう多くない結婚・離婚の届け出を<オンライン化>することに
賛成・反対の意見がそれぞれありますが・・
今後も、自治体の動きに注目していきたいです◎
結婚式に関する幅広い知識を持った元プランナー。
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