席札にメッセージを書くときのマナー
まずは席札にメッセージを書く時のマナーを見ていきましょう。
■文章の長さを統一する
ゲストによって書く内容が違うので、親しい友人には特にたくさんメッセージを書きたくなりますよね!けれども、席札へのメッセージはなるべく文章の長さを統一したほうが良いです。なぜなら、メッセージを読んでいる時に隣の人や周りの人に見られて、自分はメッセージが短かった、あの人にはたくさんのメッセージが書いてあるな、などと不快な思いをさせてしまうかもしれません。ゲストに楽しく過ごしてもらうためにもできるだけメッセージの量に差が出ないようにある程度統一したほうが良いでしょう*
■忌み言葉や重ね言葉を避ける
結婚式には好ましくない言葉があります。忌み言葉と重ね言葉は、縁起が悪いとされ、スピーチやペーパーアイテムなどで使うのは控えた方が良いとされています。忌み言葉には、終わる、別れる、戻る、離れる、帰るなど、不幸や不吉、別れを連想させる言葉なので結婚式にはふさわしくありません!「地元に帰ったらまた遊ぼうね」「離れても友達でいようね」など、普通であれば良い文章ですが、結婚式の場においては避ける必要があります。また重ね言葉には、しばしば、再び、わざわざ、再度、重ね重ねなど、結婚式は一度きりが良い、また繰り返さないことから、重ね言葉もNGとされているのです。席札のメッセージを書いたら忌み言葉や重ね言葉を使っていないか、最後にしっかり確認しましょう*
■句読点を使わない
結婚式において句読点は終止符を打つという意味に捉えられるので、「、」「。」の使用はNGです。文章を区切りたいときは空白を入れるようにすると読みやすくなりますよ!
ゲスト別の席札メッセージの例文
ゲスト別に席札メッセージの例文をご紹介します。上司や友人、親族に対してどのようなメッセージが良いのか、ぜひチェックしてみてください!
■家族へのメッセージ
祖父母の場合
「大好きなおばあちゃんへ
今日は遠いところ来てくれてありがとう
おばあちゃんといろんなところに遊びに行ったり
スイカ割りをしたり とても楽しかったよ
これからも体に気をつけて長生きしてね!」
兄弟・姉妹の場合
「お兄ちゃん
お兄ちゃんにはいつも勉強教えてもらっていたね
喧嘩もたくさんしたけれど
いつでも味方になってくれたお兄ちゃんが大好きです
これからもよろしくね!」
■親族へのメッセージ
「本日はご出席いただきありがとうございます
おじさんとはたまにしか会えないけれど
いつもいろんな話を聞かせてくれるので
会うのがとても楽しみでした
またお話しできるのを楽しみにしています」
「今日は遠いところ来てくれてありがとう
久しぶりだけど元気にしていたかな?
小さい頃はよく一緒に遊んでいたことがつい最近のことのように思えます
今度は飲みにでも行こうね!」
■友人へのメッセージ
「今日は結婚式に出席してくれてありがとう
今日は迎えることができたのは〇〇のおかげだよ
これからも一緒に遊びに行ったり
お泊まり会したりしよう!
また時間作ってみんなで集まろうね♪」
「今日は遠いところ出席してくれて本当にありがとう
受付も引き受けてくれて助かったよ
〇〇ちゃんとは学生時代いつも一緒にいたよね
よくディズニーランドに遊びに行ったのが懐かしいです
最近はあまり会えていないけど
またみんなで時間を作って集まろうね!」
受付や余興、二次会の幹事をお願いしたゲストにはお礼の一言を添えておくと良いです◎
■上司・先輩へのメッセージ
「本日はご出席いただきありがとうございます
〇〇部長には入社以来未熟な私を指導していただき
本当に感謝しております
これからもご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします」
■同僚へのメッセージ
「本日は私たちのためにご出席いただきありがとうございます
〇〇さんには日頃から仕事やプライベートのご相談にのっていただいて
本当に感謝しています
これからも宜しくお願いいたします」
まとめ
今回は席札メッセージのマナーとポイントを紹介していきました。席札に書くメッセージはゲストへのサプライズと感謝を伝えられる機会でもあるので、とてもおすすめの演出です*メッセージを書く時ご紹介したポイントに注意してくださいね!また、書き終わった後はしっかりと見直して確認をしましょう*一人一人手書きでメッセージを書くのは少し大変ですが、結婚式に参加してくれたゲストに感謝を込めながら思いを書いていきましょう♪
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