印刷前に、ペーパーアイテムのミスチェックをしよう!
自分たちで手作りすることも多いのが、席次表・席札などのペーパーアイテム。少々手間は掛かるけど、節約にも繋がるので挑戦してみたいですよね♪
このペーパーアイテムにはゲストの名前や肩書を入れることもあり、間違いがあっては失礼にあたることも。。。
気づかぬまま印刷してしまい・・結婚式直前にもう一度紙から買いなおすことになった!なんてトラブルもしばしばです。
今回は、席次表や席札を印刷する前に目を通して欲しい!ミス防止のチェックリストをご紹介◎
よくある間違いや見落としポイントをお伝えしていきます!
【チェックリスト①】ゲストの名前に間違いがないか
お招きしたゲストの名前に間違いがあるのはまずい!!印刷の前にここだけはしっかりと確認しましょう。
チェックの際は、ゲストからの返信用ハガキを使うのが◎
よく見落としてしまう名前の漢字の間違いも、ここで紹介しておきます。
●「山崎」と「山﨑」
●「高橋」と「髙橋」
●「渡邊」と「渡邉」
●「富田」と「冨田」
●「斉藤」と「斎藤」
●「一郎」と「一朗」
などなど・・他にもまだたくさんありそうです> <
使用しているPCソフトの関係で正しい漢字での作成が難しい場合は、予め本人に一言添えておくと丁寧ですよ。
席札に多いのが、お名前のローマ字表記。ここにも意外と落とし穴がありました。
●その読み方は正しい?
・「雅人」→MASATO or MASAHITO
・「愛」→AI or MEGUMI
・「山崎」→YAMAZAKI or YAMASAKI
・「高田」→TAKADA or TAKATA
読み方は、今一度返信用ハガキで確認をするようにしましょう◎
●ローマ字表記は統一されている?
・「大野」→ONO or OHNO
・「吉川」→KIKKAWA (ちっちゃい”っ”が名前に入るとき)
・「本間」→HONMA or HOMMA
ローマ字表記で名前を記載することが予め決まっている場合は、返信用ハガキにローマ字表記の欄を作っておくのも◎
ゲストが指定した表記方法で作成することが出来るので、とってもスムーズですよ!
【チェックリスト②】肩書に間違いはないか
席次表にはゲストの肩書を記載しますよね。肩書表記が間違っていると、これもまた失礼になります。
しかし!ここの間違いが一番多いのもホント・・。印刷前に必ず確認&プランナーさんにも確認してもらって。Wチェックがおススメです★
●おじさんとおばさんの肩書
親の兄姉に当たる人は「伯父」「伯母」、親の弟妹に当たる人は「叔父」「叔母」。漢字が異なるので注意してください。
●上司の肩書
部長・課長・マネージャ・など、会社によって呼び方はそれぞれ。席次表には、名刺に書かれた正しい役職名を使用するようにしてください。
●会社名の表記
会社名に「株式会社」が付く場合、前に付くのか後ろに付くのか正しい形で表記しましょう。株式会社を(株)と略すのもNGなので、長くてもちゃんと書くようにしてくださいね。
【チェックリスト③敬称に間違いはないか】
敬称とは、ゲストの名前の後に付く「様」のこと。ここには結婚式ならではのマナーがありました。
●家族の敬称が両家揃っているか
基本的に結婚式の席次表では、自分の親には「様」は付けません。未婚の兄弟姉妹、同居の祖父母にも「様」は必要ないとい認識です。
ただ家族との関係によっては「様」を付ける場合も。両家のパターンが揃っていないと、事情を知らず席次表だけを見た人が不思議に思われる可能性も。
ゲスト全員が共通の席次表を目にするため、ここは両家でルールを揃えておけるといいですね。
●子供の敬称が両家で統一されているか
子供の敬称は「ちゃん」「くん」に統一するのが◎。但しその線引きは非常に曖昧で、中学生以上の子供は「様」になど色々です。大切なのは、両家で見え方を揃えておくことです。
【チェックリスト④忌み言葉や重ね言葉を使っていないか】
席次表のあいさつ文やプロフィール紹介の文章に、結婚式では適切とされていない忌み言葉や重ね言葉を使っていないかどうかも確認しましょう◎
よく使われている言葉と言い換え例はコチラ▽▽
●本日はお忙しい中→本日はご多用の中
●まだまだ未熟ですが→まだ未熟な○○ですが
●新しいスタートを切ります→新しい生活が始まります
●笑いの絶えない家庭→笑顔溢れる家庭
忌み言葉や重ね言葉は、スピーチで使う分にはまだ気になりませんが、文章で残ると少しインパクトがあります。
今一度おかしいところがないかどうか、印刷前にプランナーさんに確認してもらうと安心ですね!
【チェックリスト⑤欠席者が反映されているか】
コロナ禍の状況もあり、直前に欠席者が出ることも考えられます。印刷前に聞いていた欠席者に関しては、席次表から削除しましょう。そうすることで混乱を免れます。
名前が残ったまま当日出席者の中にその方がいないと、欠席したことがあからさまだったり、後日何らかの形でその席次表を目にしたゲストが「欠席連絡、大分前にしたのに・・。」なんて、ちょっぴり不快な思いにも。
席次表の印刷は、当日の10日~1週間前に。印刷後の欠席に関しては、同じテーブルの人にだけ事前に伝えておけると丁寧です。
席次表・席札の印刷、ちょっと待った!!間違いがないかどうか、このチェックリストを使ってチェックしてみて◎
間違いがないかどうか最後の最後まで確認することで、最終的には手間を省くことにも繋がります。
ゲストにも失礼がないようにも、文字のチェックは念入りにしましょうね♪
結婚式に関する幅広い知識を持った元プランナー。
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