今ドキ結婚式での新郎新婦紹介
披露宴の始まりに、必ずといっていいほどあるのが《新郎新婦紹介》。
乾杯前や歓談中に、司会者さんから2人のプロフィール文を読み上げるのが一般的です。
新郎新婦紹介とは、これまでの簡単な経歴をゲストに伝えるもの。2人のことを知らないお互いのゲストにも、自分たちのことを知ってもらうきっかけになります。
最近は形式ばった結婚式にしたくないという方、従来の結婚式のやり方ではなく自分たちらしく楽しみたいという方が増えてきています。
結婚式の形が多様化する中で、この《新郎新婦紹介》についても工夫して取り入れるアイデアが出てきました。
今回はそんな《新郎新婦紹介》のお話です◎
披露宴で”新郎新婦紹介を取り入れた”という方は、約8割以上。取り入れた方・取り入れなかった方の意見を聞いてみました◎
【取り入れた方】
♡するかしないかの選択肢がなく、するものだと思っていた
♡初めて会うゲストにこれまでの生い立ちを知ってもらう、いいきっかけだと思ったから
♡演出と演出のスキマ時間に出来る演出だったから
【取り入れなかった方】
♡家族だけのパーティーで、お互いを良く知っていたから
♡他の演出に時間を割きたかったから
♡わざわざ伝える必要がないと思ったから
家族婚の場合、プロフィール紹介をしなかったという意見もありました。
司会者が読み上げることで、少し堅苦しい雰囲気になることを避けるため、違う形で取り入れたというアイデアも。
ずっと受け継がれてきた定番演出だからといって、必ずしもやらなければいけないということはありません。
パーティーのイメージや、ゲストの顔ぶれを見ながら決めていくといいでしょう*
《新郎新婦紹介》をしたという方は、披露宴のどのタイミングで取り入れたのでしょうか。
おすすめのタイミングは2つ。
① 乾杯前、乾杯酒を準備している間の時間
② 乾杯後、食事スタート直後の歓談時間
乾杯酒を準備している空白の時間は、ゲストも手持無沙汰ですよね。このスキマ時間を活用して、新郎新婦紹介をしたという意見が多数ありました。
歓談中は食事が始まり、ワイワイとにぎやかムードの中での新郎新婦紹介。堅苦しい雰囲気にならず、BGMのように聞いてもらえるカジュアルさが丁度良かった、という意見もありました。
注目して聞かれるのは、何だか恥ずかしい!という方にもぴったりです♪
新郎新婦紹介のプロフィール文を作ってくれるのは、披露宴の司会者さん◎
司会者さんとの打ち合わせでは、その細かいコメントを確認していきます。言ってもいいこと、反対に言ってほしくないことの打ち合わせをする機会なので、もし言われたくない内容がある場合は、この機会に伝えておきましょう!
プランナーさんから事前のヒアリングシートの記入をお願いされることも。ここではこれまでの経歴の他、小さい頃はどんな子供だったのか、家族との思い出などのエピソード。出会ったきかっけや思い出のデートなど2人のことについて記入する項目も。
このシートを使って司会者さんがプロフィールの文章を考えるので、出来れば細かくたくさん記入してほしいのがプランナーの本音。
2人がどのような人生を歩み、今日この日を迎えたのか。そんなことが伝わる文章になると、結婚式で披露する価値も大きくなります。
クスッと笑えるような面白エピソードやお茶目な一面が見えると、その場がほっこりすることも♡
また新郎新婦紹介を、司会者さんからではなく別の形式で取り入れたというアイデアも◎
【新郎新婦自らが紹介】
司会者さんではなく、新郎新婦自らがプロフィール文を読み上げたというアレンジアイデア。他己紹介という形で、お互いの紹介をしあう方法も盛り上がました♪
新郎新婦がマイクを握る時間は、特にゲストも注目してくれます*
【親御さまからの紹介】
2人のことを誰よりも一番よく知る人物といえば・・親御さま!それぞれの親御様から、プロフィール紹介をして頂くというユニークな演出アイデアもありました◎。
お母様やお父様から直接聞く幼い頃のエピソード。聞いたことない話なんかもあったりして、笑いあり涙ありの素敵なシーンになりそうです。
【インタビュー形式に】
2人の幼少期から学生時代、社会人など、これまでの人生を支えてくれたゲストが結婚式には揃いますよね◎
それぞれの時代をよく知るゲストのテーブルを回って、テーブルごとにインタビューしていく演出が面白いかも♪
●当時の面白エピソードは?
●印象に残っている思い出は?
●当時はどんな子だった?
こんな質問をして回りながら、会場全体で2人のことをよく知れる演出になれば、尚盛り上がりますよね♡
【ウェルカムスペースを工夫】
披露宴の時間内に新郎新婦紹介の時間を作るのが難しい場合は、2人の歴史が伝わるウェルカムスペースを作るのはいかがでしょうか?
例えば・・2人の年表を表す掲示物をウェルカムスペースの壁に飾るなど!ゲストが待ち時間に見て懐かしめるよう、昔の写真をたくさん使ったプロフィール紹介の方法も。
思い出グッズ(部活動時代のユニフォームやトロフィーなど)を年代順に飾って、2人がこれまで力を入れてきたことや、どのように過ごしてきたかのルーツが分かるコーナーを作るのもひとつ*
ウェルカムスペースの代わりにもなるので、一石二鳥ですね!
結婚式をきっかけに、2人のことをもっとよく知って欲しいから♡披露宴の演出《新郎新婦紹介》と、そのアレンジアイデアをご紹介しました♪
結婚式のいいところって、本質は変わっていないのにその伝え方や表現の仕方は時代によって変えられるところ◎
《新郎新婦紹介》は、カタチを変えて今でも多くの結婚式に取り入れられています*是非、アナタの結婚式の雰囲気に合わせてアレンジしてみてくださいね!
結婚式に関する幅広い知識を持った元プランナー。
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