招待状の基本的な書き方
招待状の文章は頭揃えか、センター揃えが基本で、「区切る」「終止符を打つ」を連想させる「、」や「。」の句読点の代わりに空白を入れましょう。また、「重ね重ね」「繰り返す」などの重ね言葉も離婚を連想させてしまいます。招待状の差出人は、必ずしも新郎新婦さんの名前ではなく、新郎新婦さんもしくは両家の親、親子連名の3パターンがあります。誰が出すかによって案内の文章が変わるので、差出人を決めるところから始めます。考え方はさまざまなので、ご両親への相談が大切です◎
また、宛名書きは毛筆が基本です。毛筆といっても堅く考える必要はなく、毛筆フォントで十分です◎パソコンを使って入力する場合は、名前に特殊な漢字が使われていないか注意しましょう。印刷した時に文字化けする可能性があるので、しっかりと確認をすることが大切です*
招待状はいつどんな準備をする?
■4ヶ月前
結婚式準備することがとてもたくさんあります。その中でも招待状は、時間に余裕を持って結婚式の4ヶ月前から取りかかりましょう。まずは招待するゲストのリストを作ります。親族や友人、職場関係と、誰を呼ぶか人数の把握が大切です。
■3ヶ月前
招待するゲストのリストが歓声したら招待状を作り、結婚式の2ヶ月前に招待状を出します。挙式の2ヶ月前から連絡するのは少し早めに感じるかもしれませんが、直前だとゲストも困ってしまいます。スピーチや受付をお願いするゲストには、招待状を出す前に声を掛けておき、招待状で改めてその旨を伝えます。招待状は、一般的な手紙と違い、慶事用の切手が必要です。封筒の大きさや、中身の重さによって料金が変わるので、全体の重さを確認してから切手を買いましょう*返信はがき用の切手も忘れずに!
■1ヶ月前
返ってきたはがきをチェックして参列してくれるゲストを確定させます。もし、返信がない人がいればハガキを出し忘れている可能性もあるので、念のために連絡を入れて確認をしましょう*
職場での渡し方は?
上司
職場の上司を招待する場合、マナーとして役職が上の人から招待状は手渡しします。スピーチをお願いする場合は、招待状を渡すより前にスピーチをして欲しいと決めた時に依頼をしておくのが良いでしょう。
同僚
手渡しでも郵送でもOKです。手渡しの場合、招待しない同僚に角が立たないようにタイミングや、人目の着きにくい場所などを考えて行いましょう。
招待状には何を書く?
頭語や時候の挨拶からはじまり、結語で締める正式文の形式です。時候のあいさつは季節ごとに変わります。
日時
日付や開始時間だけでなく、受付の開始時間も記載します。
場所
式場名と披露宴会場名、式場の住所と電話番号を記載します。
返信期日
期日は、発送から約1ヶ月後が目安です。
差し出し日
文章の最後に「○月吉日」と記載し、大安などの縁起の良い日に送ります。「差出日」「敬日」の後、新郎新婦名と続きます。
地図
結婚式場までの地図は必ず入れましょう。手書きよりも式場からもらえる案内図を入れた方が確実です◎また、細かく書かれたものがベストで、近隣の建物名があればより良いでしょう。
アレルギーについて
結婚式当日のゲストには料理を楽しんで欲しいものです♡ゲストによっては小麦や卵、甲殻類やなど、アレルギーがある場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
ドレスコード
希望があれば当日のドレスコードを書いておきましょう。フォーマルな服装を指定するだけでなく、テーマカラーを取り入れるなどユニークなお願いもおすすめです◎衣装の色指定は難しくても小物やアクセサリーに取り入れるのは、ゲストにとっても負担が少ないですよね。
おしゃれな招待状のデザイン
ベージュの封筒と華やかな内側の花柄のギャップが嬉しい驚きを運んでくれるデザインです*アクセントのゴールドのシーリングスタンプも素敵です。花柄の帯で招待状を全てまとめられているのもポイントですね。
ナチュラルでシンプルなデザイン*返信用はがきや招待状をまとめてリボンで結ぶアイデアが素敵です。やわらかい印象のコットンペーパーにくすみカラーのリボンがよく似合います♡
春を感じさせるような鮮やかなお花が描かれたデザイン*小花なので可憐さもあり、選ぶフォントによっては大人花嫁さんにもおすすめの招待状です。
招待状は招待するゲストが最初に目にするものです*マナー通りに書くのも大切ですが、ゲストが困ってしまわないように分かりやすく丁寧に書きましょう。最近では手軽に作ることができる招待状キットもあるので、利用するのもおすすめです◎
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