招待状に書いておきたい*ゲストのドレスコードとは?

招待状に書いておきたい*ゲストのドレスコードとは?

結婚式は、ドレスに髪型にエステにと、準備することがたくさん。ゲストの方のことまで手が回らない、なんてことも。しかし、ゲストを呼ぶ以上、ドレスコードは知っておきたいもの。今回は招待状に書いておきたい、ゲストへのドレスコードをご紹介します。


ゲストが白色の洋服を着るのはなぜNG?

よく言われるのがゲストは白色のドレスを着てはいけないことです。もともと白色は、神様に仕える人の衣装として選ばれていたことから神聖な色として扱われていました*白色が結婚式の色になったのは、ヴィクトリア女王の結婚式からだそうです。ヴィクトリア女王が白色のウェディングドレスとベールを身につけていたことから【白色=結婚式の色】として定着しました♡そこから白色は純潔や、嫁いだ家の風習に染まる、といった意味合いも込められたそうですよ!そのため、ゲストの服装で白色のドレスはNGとされているんです。ミニ丈や露出の多いドレスはもちろんのこと、白色のボレロやショールも座った時に紛らわしいので避けましょう。

お呼ばれドレスで黒色はOK?

黒色はシーンを問わず使える色ですが、全身を黒色のコーディネートは、不吉さや地味すぎる感じが出てしまいます。カラフルなアクセサリーやパーティーバッグ、シューズなどをカラフルにして印象を変えてみましょう♡また、黒色でも光沢やラメが入った素材、レースなど、華やかな柄もお祝いの席にはピッタリです◎

ゲストが着ても良い色は?

レッド・ゴールド系

赤色やゴールドは、ゴージャスな雰囲気がある色なので、お祝いの席にはぴったりです◎黒色などの落ち着いた色合いの小物をプラスすれば印象が際立ちます。また、春夏は明るめ、秋冬はボルドーなどのアースカラーで季節感を演出するのも素敵です♡

ピンク・ベージュ系

甘くてフェミニンな雰囲気を持つ春にぴったりな色です。くすみカラーを選べば幅広い年代の人に似合います◎黒色のアイテムと組み合わせることでかわいさの中に大人っぽさを演出してくれます。

ブルー・パープル系

黒色ほど濃くはなく、白色ほど目立つ色でもない万能カラーです。万能だからこそ他のゲストと被ってしまう可能性が高まります。同じ色のドレスでもアクセサリーや小物で個性を演出してみては?♡パステルカラーやアースカラーなど淡い色も人気です*パステルカラーの爽やかさは、夏の結婚式によく似合います。一方、ターコイズや濃いパープルなど、少し珍しい色合いは季節に関係なく着ることができますよ◎

グリーン系

着ているとおしゃれに見えるグリーンは、春から夏にかけてはミントグリーンが定番です。濃い色のグリーンは、秋や寒くなり始めた季節にぴったりです◎他のゲストと被りたくないならグリーンがおすすめです。

着物には決まりはある?

着物はドレスとは違って「格」というものがあり、どんな柄を着るかで変わります。

黒留袖

背中と両胸、両袖の後ろに家紋もしくは五つ紋を入れるのが決まりの黒色を基調とした着物のことです。両家の母親が着ますが、鶴や亀、松竹梅などの吉祥紋様を入れると格調高くなります**また、柄が大きいほど若い人向けです。

色留袖

親族やゲストにおいて未婚・既婚問わず着ることができる家紋が1~3つある着物のことです。色留袖の色はさまざまで、パステルカラーや赤茶、藤色、ライトグレーなど好みの色を自由に選ぶことができます◎パステルカラーなどの明るめの色は若い女性向け、ヨモギ色やくすみピンク、藤色は大人の女性におすすめです。

振袖

振袖は、未婚女性の正装です。中振袖のものを選び、大振袖や白色と黒色の振袖は避けましょう!また、花嫁衣装と似たような色柄にならないように、事前にどんな衣装かを聞いておくのもひとつの方法です*どんな衣装か分からない場合は、赤や黒、オレンジや金色などの花嫁衣装に多い色は避けておくと良いですよ!

バッグや小物はどうする?

結婚式では、パーティーバッグと呼ばれる小ぶりのものを選びます。光沢のあるサテン生地やレースなどの素材にパールやビジューの装飾があるものがフォーマルの場にピッタリです◎昼間の結婚式では、ラメやグリッター素材、光り輝く装飾は避けましょう。また、ビニールや麻、コットン、ナイロン素材はNGです。大きなサイズのバッグは持たず、キャリーケースなどの大きな荷物はクロークやコインロッカーに預けます。ただし、余興のアイテムやメイク道具など、どうしても手元に置きたい荷物はサブバッグを使いましょう*サブバッグもパーティーバッグと同様にカジュアルな素材は避けます。

靴は、つま先の隠れるパンプスかヒールのある靴を選びましょう!ヒールの高さは、さまざまなので歩きやすい高さのものを選ぶと長時間の結婚式でも足が疲れません。スニーカーやカジュアルなデザインではなく、シンプルで上品なものを選びます。また、バッグと同じように靴も白色やベージュなどの淡い色でもOKです◎



ゲストには結婚式に参列するうえでのマナーがあります*当日の気候やテーマに合わせてドレスコードを指定する場合は、あらかじめ招待状に案内を記載しておきましょう!

この記事のeditor

現役プランナーやドレスショップ店員・カメラマンなど
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