ヴィクトリア女王も愛した「シュガークラフト」の魅力
シュガークラフトとは、粉砂糖と卵白などを練り込んだ「シュガーペースト」を使って作る、イギリス伝統のお菓子の手工芸品のこと。
その歴史は19世紀に遡り、イギリスのヴィクトリア女王の結婚式でロイヤルアイシングを用いた華麗なデコレーションケーキが披露されたことで、一気に世界中へ広がったといわれています。1mm以下に薄く伸ばすこともできるため、生クリームでは表現できないレースのような細工や、繊細なフリル、立体的な人形まで作れるのが最大の特徴です。
日本の結婚式での上手な取り入れ方
「お砂糖のケーキって食べられるの?」と疑問に思う花嫁さんも多いはず。現在の日本のウエディングでは、主に次の2つの方法で取り入れられています。
■生ケーキの「トッパー(飾り)」として乗せる
ベースはゲストと一緒に美味しく食べる生ケーキにして、その上にシュガークラフトで作った新郎新婦のドールや、お気に入りの花を飾るスタイル。これならおもてなしと可愛さを両立できます!
■まるごと「イミテーションケーキ」として飾る
ケーキ全体をシュガークラフトで仕上げる展示用のウエディングケーキ。圧倒的な高さや、繊細なデザインを崩さずにキープできるため、天井の高い披露宴会場や、ダイナミックな演出をしたいおふたりに選ばれています。
ケーキデザイン集
流れていくような流線形のクリームが目をひくデザイン。要所に飾られた鮮やかなバラが麗しさを引き立てます。バラは美しいだけでなく、たくさんの幸せな花言葉を持つ花。赤は「あなたを愛しています」、ピンクは「愛の誓い」、ホワイトは「純潔」「深い尊敬」など。バラはあらゆるシーンで使われる花ですが、ウェディングケーキの飾りとしてもぴったりの植物なのです。
豪奢なリボンがひときわ目をひく、4段重ねのケーキ。輝くアイボリーがかった色の中、最上段に飾られた新郎新婦様のシルエットが周りとのギャップで引き立ちます。
二人が結ばれた記念の日を記した、額縁型のケーキ。「希望」「愛情」「幸福」の意味を持つ四葉のクローバーが舞う中、踊る新郎新婦様。まるで幸せを全身で表現しているかのようです。新婦様のドレスはグラデーションが効いて鮮やかで、ドラマチックなデザインです。
周囲の花飾りも、ファンシーさを引き立てています。
繊細なリボンのついた、5段重ねのケーキ。レースで飾られた繊細なピンクのバラがとても可愛らしいデザインです。バラだけでなく、3段目に飾られたツタの飾りもポイント。目をひくと共に、ボタニカルな雰囲気を醸し出しています。
一面の雪景色のような、純白のリボンとバラが飾られたケーキ。まるでウェディングドレスのようです。純白のドレスと合わせれば、とても清楚な雰囲気になります。
白以外色のないストイックさは、美しさの中にもこれからの道を切り開く決意を秘めているかのようです。
とても大きなバラが注目を集めるケーキ。てっぺんにはプレートが乗るスペースだけを残し、目立った飾りのないシンプルなホワイトケーキです。純白とローズピンクとの対比が、ひときわ目をひきます。バラだけでなく、リーフやジャスミンの花が混ぜられており、花束をそのまま飾ったかのような美しさがあります。
飾られたプルメリアと、側面のハイビスカスが南国の陽気さを表現したケーキ。水の中に飛び込んだかのようなブルーが、爽やかさをプラスしています。鮮やかなピンクのシュガークラフトで作られたハイビスカスと、ささやかに飾られた銀色のアラザンが、陽気さの中にある繊細な優しさを現しているかのようです。
まとめ♡
おふたりの理想や、結婚式のコンセプトをどこまでも自由に表現できるシュガークラフトのウエディングケーキ。
「お花いっぱいにしたい!」「大好きなペットのドールを乗せたいな」など、まずはやりたいイメージを膨らませて、式場のプランナーやパティシエに相談してみてくださいね。
おふたりのウェルカムスペースやバンケットを華やかに彩る、世界にひとつだけの特別なケーキが完成しますように!


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