家族だけの小さな結婚式を台無しにした義理の祖母
両親と兄弟姉妹のみで行う、小さな結婚式を計画していた私たち。でも義理の祖母がどうしても参加したいとお願いしてきたので、仕方なく出席に同意。というのも、義理の祖母は普段から酒癖が悪く、親族で集まるたびに問題を起こす人物だとわかっていたから、家族の誰もが本当は招待したくなかったのです。そして結婚式当日、すでに酔っ払った状態で結婚式にやってきた義理の祖母は予想通り過去の家族の揉め事を再び話し始めたり、挙句の果てには私を含む出席者全員の悪口を言い放つという事態に。その後、義理の祖母には会っていません。
女王様気取りの招待客
夫の親戚の女性は、結婚式に出席してあげるから一泊分のホテルを予約するよう、私たちに要求。希望通りホテルを予約してあげていたのに、前日になって「仕事が忙しいから日帰りで帰ることにした」との連絡が……。さらに、披露宴の食事が配膳されるときになって、「ベジタリアンなのになんで肉が私のテーブルに運ばれてくるの!?」と大激怒!結婚式の招待状にはちゃんと、ベジタリアン用の食事か普通の食事かを選ぶ項目があったのに彼女はなにも選んでいなかったのです。そのため、自動的に普通の食事が配膳されることに。挙げ句の果てには結婚式場が対応することのできない食事を要求し始めたため、式場のマネージャーが結婚式中に夫にどうするべきか相談しにくるという事態に。怒った夫は、彼女に出ていくよう命じたのでした。
主役は誰?
友人の結婚式に参加したときのこと。結婚式の出し物として、新郎の親戚の6歳の女の子が一曲、ラブソングを歌うというものがありました。恥ずかしがりながらも一曲歌い上げた女の子に、参列者は暖かい拍手を贈ったのですが、なにを勘違いしたのか女の子の母親が調子に乗り出し、さらに女の子に歌を歌わせる時間を与えるように司会者に要求。新郎新婦も嫌だとは言えずに、もう一曲歌うことを承諾。しかし母親の行動はさらにエスカレートし、また別の曲を歌わせようとし始めたのです。さすがに新郎が直接、その母親にもうこれ以上は歌わなくていいと言わなければならない羽目になったのですが、それを言われた母親は大激怒!女の子の腕を掴み、引きずりながら外へと出ていってしまったのです。
フォトグラファーを横取りする母
私の結婚式の最中、誓いの言葉を立てている時に、私たち2人の素敵なショットを撮ろうとしているフォトグラファーの腕をひっぱり、自分の事を撮るように要求していた母。それ以外にも、家族写真を撮ったときにはいちいち写真を確認し、自分の顔が気に入らないときには取り直しを要請。母にとっても思い出に残る写真であることはわかるけど、主役が誰なのか、もう少し考えてほしかったのです。
ドレスに大きなシミ
酔っ払っていた妻の友達が、妻のウエディングドレスに赤ワインを思いっきりこぼしてしまったのです。でもその友達は謝ることなく、「ウエディングドレスなんてもう今後着ることないんだし、大丈夫でしょ」と一言。可哀想な妻はなにも言えず、ずっとそのシミを隠すようにして結婚式を過ごすことになってしまいました。
わざとやってるよね?
私の結婚式の写真を家族や友人たちがソーシャルメディアに投稿して、私のことをタグ付けしてくれていました。すると一人の友人が一つ一つ、私がタグ付けされた写真にコメントをしていたのだけれど、全部いっしょに写っている家族や友人の服装が素敵だという褒め言葉オンリーで私への褒め言葉は一切なし!コメントはその人の自由だけど、わざとやっているとしか思えませんでした。
セレモニーの最中に気を失ったブライズメイド
私のブライズメイド役(花嫁介添人)を妹にお願いしていたのだけれど、結婚式の当日、ヘアメイクやドレスの準備をしているときから妹はすでにシャンパンを飲み、結構酔っ払っていました。そしてセレモニーがスタートし、その中盤にきたころにバタンっとすごい音が……。なにごとかと思いきや、なんと私をサポートするべきではずの私の妹が泥酔して倒れていたのです。参列者は全員ドン引き……。夫側の家族の顔を見るのは怖かったです。
重たすぎるスピーチ
父に乾杯のスピーチをお願いしていたのだけれど、内容が重たすぎて会場全体が凍りつきました。家族の歴史をさかのぼり、第二次世界大戦の話などなど、結婚式にはまったくもって適していない話を延々としつづけ、しーんとした状態で結婚式がスタートするという最悪の事態に。
どのエピソードも自分の結婚式にこんな人がやってきたら困ると思うものばかり!みなさんの結婚式には、トラブルメーカーがやってこないよう最新の注意を払って招待客選びをするようにしましょう。
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