日本
■ 六輝・六曜
古くから結婚式などの冠婚葬祭には、六輝・六曜が使われてきました。
六輝・六曜とは、中国から伝わり、江戸時代に日本に広まりました。先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口に分かれ、現在でもカレンダーや手帳などによく記載され、冠婚葬祭や勝負ごと、商機などに活用されています。結婚式の場合は、大安が最もいい日とされています。友引や先負、先勝なども時間帯によってはいい日とされ、赤口や仏滅は不向きな日とされています。
式場を予約する時は、大安から埋まって行き、逆に仏滅はガラガラなんてことも!仏滅の日にはお得なプラン設定をもうけている式場が多く、日取りを気にしない人にはお得に利用できます。
■懐刀
和装の際に、左胸の下に差す短剣のことを懐刀といいます。魔除けの意味を持ち、嫁ぎ先で自分の身を守り、様々な苦難を乗り越えられるよう、願いが込められています。
■ 扇子
扇子は開いたときに末広がりになることから、末広がりに幸せが訪れますようにと、花嫁衣装に添えられています。
■吉祥模様
白無垢や色打掛などの婚礼衣装には、縁起の良い模様があしらわれています。
・鶴や亀は、長寿と末永い幸せをあらわすもの
・ 牡丹は、高貴な柄としておめでたいもの
・ 梅の花は、安産祈願や忍耐力をあらわすもの
■ 紅白まんじゅう
白餅は豊かな実り、小豆は厄を払うことを意味し、福を招き災難を避ける縁起物として選ばれています。
■ お菓子まき
全国的ではないですが、地域によって行われています。
花嫁が実家を出るときに、近所の方やお世話になった人へ感謝の気持ちを込めてお菓子を投げるイベントです。最近では披露宴会場で行われることも!
海外
■ジューンブライド
ヨーロッパ発祥のジューンブライド。女性を守護する女神ユノの月である6月に結婚すると花嫁は幸せになれると信じられています。
■サムシングフォー
花嫁が身につけて結婚式をすると幸せになれる4つのもののことをサムシングフォーと言います。
①古いもの
②青いもの
③借りたもの
④新しいもの
を4つ用意し、結婚式当日に身につけます。
■ドラジェ
アーモンドを砂糖でコーティングしたお菓子のこと。このドラジェをウェディングケーキにいくつか入れておき、ゲストへふるまう演出をラッキードラジェといい、日本でも浸透している演出の1つです。
■ァーストバイト
新郎新婦がケーキ入刀の後、お互いにケーキを食べさせあう演出のこと。新郎から新婦へ食べさせるときは「一生に食べ物に困らせない」新婦から新郎へ食べさせるときは「一生おいしいご飯を食べさせる」という意味が込められています。
■ライスシャワー
お米は子孫繁栄の象徴とされ、結婚生活が実りのある暮らしになるようにと願いが込められています。お米の代わりに、お花を使用する場合も◎
気になる縁起ものやジンクスはありましたか?
結婚式ではご紹介したジンクスをもとにした演出を行う新郎新婦さんもいます。ぜひ取り入れてステキな結婚式にしてくださいね*
現役プランナーやドレスショップ店員・カメラマンなど
ウエディングのプロが可愛い花嫁さんのための情報を発信します!